2019年9月28日(土)
■花蓮6:36→9:01池上 莒光602次
朝から莒光号。がらがら。昨日とはうって変わって快晴。壽豊を過ぎると朝から山々の絶景。
結局終始2-3人しか席が埋まることなく池上に到着。台湾ならではの廉価で贅沢な客車の旅を満喫。
池上弁当を買うため、途中下車。今思うと、台東の滞在時間に割けばよかった。
「悟餐池上飯包」では敷地内に旧型客車が置いてある。列車の座席で駅弁を食べられる。弁当90元。
この弁当は米がホントに美味。外国で食べているコメの味とは思えない。
こんなおいしい池上米は日本に持ち込めないみたいだ…
■池上9:56→10:47台東11:05→11:25中華正気路口 区間4518次・普悠瑪客運
約一ヶ月前にも降り立った気がするが、初めて台東駅からバスで市内へ。
台湾国内ではグーグルマップ先生で路線バスの発車案内を逐一確認することができ、故宮のときは重宝したが、台東市内では表示される時刻がめちゃくちゃで使い物にならなかった。
下調べが大変で、公社時刻表(リンク先)を参照しながら昨日夜から格闘していた。
プユマ客運というバス会社の循環線に乗るのが最も適当だろうということで、駅前バス停からマイクロバスに乗り込んだ。
台東市内の繁華街に一番近いバス停で下車し、まずかばんを買いに行く。
東昌帆布行と台東帆布行という2つの店が、相対するぐらい近い位置にある。
どちらも質に大きな差はないものと思われるが、東昌帆布行でバッグ(160元)を購入した。内袋付き。
次に近くにあった全聯(台東中山店)を覗きに行く。
あるかなあるかな…レジ下に掛けてあるのを見てついに発見。あぁ…あった、あったぞ!!
この旅行で一番うれしかった瞬間。前回の旅行から数えて苦節9店目ぐらいかな…
85元。
■台東轉運13:00→14:34三仙台遊憩区 鼎東客運8101東部海岸線
三仙台に行く東部海岸線というバス路線は、バスターミナルを出ると駅を経由して市街地中心を通らずに東海岸方面に向かう。
唯一市街地に最も近い森林公園バス停も、街なかから25分ほど歩かなければならない。
森林公園から乗ると若干時間を節約できるため、最善の道を考えたが、暑いなか歩くのはキツイのと、バス停でバスをつかむ自信がないので結局始発のバスターミナルから乗ることにした。
途中、数多くの欧米人の乗り降りがあったらしいがすっかり深い眠りについてしまい、気づいたら成功鎮だった。バスは自分たちだけだった。
三仙台とは浮島に橋が架かっている景勝地。
この橋は古くからの建築というわけではなく、1980年台に建造されたものらしい。
インスタ映えという意味ではこれ以上ない景色だ。
向こう側の浮島にも進めるが、島の遊歩道は途中で途切れている。
遊歩道から海岸沿いを歩いたその先に灯台があるけど、急峻な階段とゴツゴツした岩場を乗り越える。
正直労苦に見合わないので釣り人とよほどの冒険人以外は、遊歩道で引き返すほうがいい。
ちなみに橋を渡り始めてから島の遊歩道の行き止まり地点まで25分ぐらいかかる。
■三仙台17:04→17:55玉里 鼎東客運8181線
一日3往復しかない超ローカルバス。*1
ソースがバス会社のホームページしか無くて、これが本当に今日現在も走っているのか不安でしょうがなかった。
現場バス停の時刻表に確かに載っていたので安堵。
乗客3人。海岸山脈の山越えは酔いそうになった。
大博打を打ったようなものだが、ずっと時刻表とにらめっこしてると、少しは危ない橋を渡ることをしたくなっちゃうんだ。
■玉里18:29→19:17花蓮 太魯閣441次
花蓮以降、全然日本人の姿を見ない。かつて台湾は台北とそれ以外(南部)と分類されていた時代があったそうだが、日本人の旅行スタイルも台北に集中しているのは間違いない。
ローカルフードの玉里麺(ユーリーミェン)を夕飯一食目とする。
玉里駅の駅前通りは麺屋で溢れていた。パクチーともやしが乗っていてラーメンのような食感で結構美味しい。
50元ぐらいだったが正確な価格は覚えてない。
花蓮に戻って、全聯で燕京啤酒のケース(燕京ビール)を購入(135元)。
昨日行けなかった花蓮香扁食(ワンタンのお店)で総合扁食を味わった。90元。
魯肉飯も頼んだが、ワンタンだけでも十分な量。
最後にだめ押しで周家小籠包。
この日の宿:マンシーホテル(慢時回居)
(その4へつづく)