- 益田9:31→10:43東萩 山陰本線
- 松陰神社前12:09→12:31萩・明倫センター13:31→13:46千春楽前14:16→14:19玉江駅 萩循環まぁーるバス
- 玉江14:33→15:17長門市15:20→16:25厚狭 山陰・美祢線
- 厚狭16:36→16:55居能 山陽・宇部線
- 居能17:02→17:11雀田…浜河内…長門本山18:37→18:42雀田18:49→19:02宇部新川 小野田・宇部線
益田9:31→10:43東萩 山陰本線
5年前と同じ東萩行きに乗る。
この列車は他列車の接続を特に受けずに地元客を拾うだけの列車なので、最高にまったりしたキハの旅が楽しめます。
益田~長門市間はどこを切り取っても山陰線屈指の絶景だが、特に益田~戸田小浜・宇田郷~木与間は全国有数の海岸線の眺め。
松陰神社前12:09→12:31萩・明倫センター13:31→13:46千春楽前14:16→14:19玉江駅 萩循環まぁーるバス
もう完全に前回の忘れ物を取りに来ているような旅。
レンタサイクルにしようかとおぼろげながら考えていたが強風のため諦めてコミュニティバス(まぁーるバス)で適当に回ることにする。
このバスは1乗車100円でかなり市内を広く移動でき、観光客としても非常に融通が利くのでおすすめ。前回は萩の主要観光地のうち萩城跡・城下町・明倫館は行かなかったので、それらを中心に回る。
観光の前にどんどん土原(ひじわら)店で早い昼食。ここは5年前にも来た。
ぎりぎりモーニングの時間に間に合ったため、11時とは思えないほど地元客で盛況を見せていた。肉うどんはかなり味が完成されていて旨い。大盛でもよかった。
今回は久しぶりに御朱印帳を持参しているため、まず松下村塾に行くことにした。
明倫館は明治のころの文献が並べられていてなかなか面白かった。無料の展示で満足できなければ、奥の有料区画に入るのもアリではないだろうか。
明日の大寒波に備えるため、山口発祥の某衣服店でインナーを補充した。
萩城跡は特に何もないのは薄々わかっていたが、学生の時に受けた旅行地理検定で叩き込まれたせいで自身の中でなんとなく行かないといけない場所になってしまっていた。案の定、ただの公園でグループがライブをやっていた。奥にある志都岐山神社はいまいち整備されていないような感じ。
うーん、城マニアじゃなければ城下町で鍵曲などを見たほうがいい気がする。城跡は市民は無料で入れるらしいので、なおさら。ライブにいた群衆はみんな市民ということなんだろう。
なお土産屋や毛利亭萩屋敷長屋に行かないのであれば城跡は「萩城跡入口」ではなくて「千春楽前」バス停で降りて行ったほうが近いです。
次回萩に来るときは絶海の孤島・見島に行ってみたい。
玉江14:33→15:17長門市15:20→16:25厚狭 山陰・美祢線
この列車は益田から長門市まで唯一昼間に通しで走る列車なので、乗り鉄軍団で盛況。乗客30人ぐらいか。
途中少しアクシデントがあったが大勢に影響はなく15分遅れで長門市到着。即、美祢線に乗り換える。
美祢線ではキハ120に乗るのが久しぶりすぎてドアチャイムや座席が少し換装されているのにびっくりした。西日本恒例の必殺徐行区間を山陰線に引き続き味わった。
厚狭16:36→16:55居能 山陽・宇部線
居能駅でJR西日本の完全乗車達成!!おめでとう。
しかし玉江からここまで同じ行程の客がいたのにはたまげた。
この居能駅は相対式2面2線しかホームがないのに振られているのは3・4番線という謎の駅。かつて1・2番線があったためらしいが、いくら歴史的経緯とは言えこれは直したほうがわかりやすいのでは…?
居能17:02→17:11雀田…浜河内…長門本山18:37→18:42雀田18:49→19:02宇部新川 小野田・宇部線
居能から分岐する小野田線、鉄道好きとしては近くに寄るとついつい寄りに来てしまう路線である。関東の鶴見線が好きな人ならわかってもらえるはず。
長門本山駅から徒歩5分程度のところにある「きらら交流館」という温泉施設が山陽小野田市のマンホールカード配布場所になっている。
しかし小野田線で長門本山に向かうと営業時間外で獲得できないので、もっとも距離的に短い雀田から歩いて先回りすることにした。
雀田駅の近くには山口東京理科大があるので学生向けのアパートが立ち並んでいた。
浜河内駅経由で早歩きで徒歩35分ぐらいで着いた。しかしこの浜河内駅の入口はスマホの地図だけ見ていると非常にわかりづらい。なぜホームを入口にしなかったのか。
きらら交流館裏のきらら焼野ビーチはちょうど夕日の時間帯にあたり絶景だった。目の前に広がるのは工業地帯の絶景なのは分かるのだが海際でものすごい強風が打ち付け非常に寒い。
時間が余ったので本山炭鉱斜坑坑口に行ってみる。駅から見て左側の大須恵地区にある住宅地の中にある。
昭和38年までは小野田線の線路がこのあたりまで延びていたらしいが、現在の一般的な住宅地の風景からとても採鉱が行われていたとは想像しがたい。夏の陽が出ているときの感覚で来てしまったため、真っ暗闇の住宅地の中を歩き坑口を見学するという完全な不審者を演じてしまった。
最後に史上初の宇部新川駅に降り立ち宿泊とする。リニューアルもされていない古めかしい駅前。
105系や123系というゲテモノ車両(失礼)がゴロゴロいる駅なんて今や全国でもここだけ。配信でエヴァンゲリオンをさんざん見てから来たので感慨もひとしおだ。
最近藤井聡太竜王も訪れたといわれる「ラーメン一久」を夕食場所としてみた。
まあ、このラーメンは人を選ぶなぁ…。飲んだ後の締めのラーメンにはいいかもしれない。(続く)