- ペッチャブリー6:38→6:41スクンビット/アソーク6:45→6:48プロンポン
- プロンポン7:40→7:50サイアム7:52→8:10ウォンウィェンヤイ
- ウォンウィエンヤイ8:35→9:28マハーチャイ~~バーンレーム10:10→11:10メークロン
- メークロン12:35→14:20チャトゥチャック ロットゥーバス
- チャトゥチャック15:04→15:10タオプーン15:12→15:15バーンソン15:38→15:44バーンスー
- バーンスー16:47→17:10ファランポーン 急行EXP76列車
- ファランポーン18:25→18:41国鉄マッカサン ORD383
- ラチャプラロップ20:05→20:08ARLマッカサン
ペッチャブリー6:38→6:41スクンビット/アソーク6:45→6:48プロンポン
朝っぱらから帰国のための陰性証明を取りに日本人の間で割と評判の病院「Medconsult Clinic」に向かう。バンコクに来て最初の作業がこれか…
出発前72時間以内の陰性証明書がないと帰りの飛行機へ乗ることが出来ず、日本人が海外旅行を選択肢から外す最大の障壁となっている。
※2022年9月7日に陰性証明必須の規定は撤廃されました。
空いている事を当て込んで朝7時に来たのに、すでに先客が多く詰めかけていた。
予約していたので受付で自分の名前が書かれた受診票をもらい、会計して検査。
あっという間に終わった。
上手くいけば10分ぐらいで会計となり、領収書とカラ様式の日本式フォーマットを渡されて終わる。結果はメールでPM8時に送ると説明された。
朝早くに受診すれば当日中に結果が来る。
予約なしの客は結構待たされていたので、絶対に予約して行った方がいい。
予約は5分刻みでできるが、30分ぐらいの誤差はあまり気にされていないようでとにかく予約しているかどうかが大事なようだった。
それにしてもクリニックにいるのは日本人ばかり。
私は国内で今までPCR検査を受けたことがなかったので、外国で初めての検査を受けるというよく分からない結果になった。
この病院はプロンポン駅から歩いて約15分の場所にある。結構距離があるのでバイタクを使うと良いと思います。
後でよくよく考えればホテルからGrabを使って来ればよかった。
外国のクリニックに自力で行くということ自体が面倒くさすぎるし、費用も結構高額になるし、陽性判定が出たら帰れない。
そりゃ海外旅行、選ばれないですよね。
ちなみにこの病院は検査費用1500バーツ(約5700円)。
ただ私が今回会社員という制約や帰国不可のリスクがある中で思い切って出かけられたのは、この病院の「アシスト」が限りなく大きい。
えっ、なにがアシストなのかって?
うーん、残念ながらそれはお察しください。
さあ次へ行きましょう。
プロンポン7:40→7:50サイアム7:52→8:10ウォンウィェンヤイ
急いで移動。
MRT(地下鉄)はVISAタッチが使えるようになっていたが、私は国内でVISAタッチを使ったことがなかったのでバンコクでデビューとなった。
ウォンウィエンヤイ8:35→9:28マハーチャイ~~バーンレーム10:10→11:10メークロン
帰ってきたウォンウィェンヤイ駅。
海外旅行のリスタートはここから始まるのだ。
相変わらずこの駅は訳分からんほど雑然としてごちゃごちゃした始発駅である。
感傷にひたりたかったが、思いの外時間がなく慌ただしく切符を買い、セブンイレブンでおやつ買って折返し電車に乗り込む。
私がタイに来るのは4年ぶり2回目だが、前回は気を張り過ぎて空腹と闘うばかりで、様々なことにチャレンジしたとは言えなかったので、あっさりチャージしたりチケットを買っている自身の成長を感じる。
マハーチャイ線は以前に比べてかなり乗り心地がよくなっていた。全区間にわたり以前のようなひっくり返るような揺れはほとんどなくなっていた。
全体的に適度に乗客が入れ替わりながらも混み続けマハーチャイ到着。
駅から5分程度歩いて船に乗り、さらに到着口から後6分ほど歩いてバーンレーム駅に到着。
全くつつがなく行程を消化している。
バーンレームからのメークロン行きは観光客と地元客でかなり混んでいたが、総額で23バーツという驚愕の運賃なので何も文句をいうことはできない。
メークロン駅周辺はそれなりに人はいたが前回の異常な人の多さに比べればまだまだ。特に駅の露店がかなり減っていてやはりコロナの影響は出てるなあと感じた。
メークロン12:35→14:20チャトゥチャック ロットゥーバス
さすがに今回も単純な往復だけで終えるのは少し芸がないと感じたので、メークロン市場を走行する列車を見送ってからバスターミナルまで歩いていき、初のロットゥーに挑戦した。モーチットまで100バーツ。
かっこよく言ってみせたものの、いやー何事も経験だとはいえ、やはり詰め込み型バスである。やっぱり鉄道の方がいいわとひしひしと感じた。
モーチット行きは何も言わないとバンコク北ターミナルまで連れて行かれるが、タイのバスターミナルはどこも駅から遠い変な場所にばかりあるのであまり行きたくなかった。
幸い、前の席にいた人がモーチット駅の近くで降りたため私も続いて下車。
腹が減りすぎて限界のためチャトチャック駅上にあるメトロモール内で軽食を取って少し休憩を取った。
ビッグボーイのハンバーガー。まずまずの味。
チャトゥチャック15:04→15:10タオプーン15:12→15:15バーンソン15:38→15:44バーンスー
前回にはなかった、この辺の新規路線を少しずつ乗ってみることにする。
タオプーンから出るパープルラインは日本の借款制度によって造られた。
メトロと言いながら全線高架を走っている。15分おきで3両。日常的にどのぐらい利用されているのか分からないが、南方面への延伸計画があり、今後の延伸に期待といったところか。
バーンソン駅で今度はレッドラインに乗り換え。これも日立製作所で作られた車両が走っている。
鳴り物入りで開業したレッドラインだがかなり苦戦しているようだ。
レッドラインは2路線あり、ランシット方面は途中駅にドンムアン空港があるのでまだ健闘しているほうだが、こちらのタリンチャンとバーンスー駅を結んでいる路線は閑散という言葉では言い表せないほどであった。
20分に1本なのに10人乗っているかどうか。これは翌日見たときも同様だった。駅員のほうが乗る客より多い。これではなかなか…
バーンスー駅がもう少し国鉄のターミナルとして成長してくれないと今後も厳しいのではないかと感じた。
その肝心のバーンスー駅だが、とにかく巨大な駅で中国のどこかの駅を思わせるほどの広さ。現状レッドラインの2路線しか使っていないので持て余しまくっていた。
やっぱりBTSのモーチット駅と離れてるのが不便だよなぁ。
敷地が広すぎて、現状では新型コロナのワクチン接種会場として使われているようだった。接種が16時までらしく係員に早く来いみたいな仕草をされた。
だいたいファランポーン駅の機能を移転するといっても中心部からパタヤ(東)方面に伸びている線路はそのまま存続らしいし、あくまで長距離列車をターミナルに移すということだけ。
個人的には長距離列車がバーンスー駅止まりとなると、現状南方面へは事実上ブルーラインを利用するしかないので、完全にMRT頼みとなる感が否めない印象を持った。
ちなみにこのレッドラインが発着する新バーンスー駅には、現在も運行を続けているタイ国鉄のバーンスー駅(すぐ横にある地平駅)の案内はどこにもない。
まあMRTの中に入るとちゃんと出てくるのでいいのだろうけども、過渡期に旅行をしているということか。地下鉄の通路経由で、徒歩10分ぐらいで着く。
バーンスー16:47→17:10ファランポーン 急行EXP76列車
こちらは現バーンスー駅。国鉄駅の雰囲気がとても優れている。タイ国鉄の沼に足を取られようとしている。
ウォンウィェンヤイ駅の時もそうだったがホームで売店広げたり駅のベンチでみんな昼寝しまくっていたりごちゃごちゃしているのが、日本では考えられない光景でたまらないんですよね。
この空間に飛び込んで自分はどうやって列車に乗るのか、というのを考えざるを得ないシチュエーション。これは国内では絶対に味わえない空気感である。
タイ国鉄を使うメリットはとにかく運賃がべらぼうに安いこと。MRTの半額で済む。
ただ列車の本数が1時間半に1本ぐらいしかないのでかなり時間を合わせないと難しい。よく遅れるが、派手に遅れることは少ない。
今回乗ったのはタイ北端の都市ノーンカーイから来た急行列車。またしてもDCで客車デビューは明日に持ち越し。あっさり20分ほど走って到着。
タイ国鉄のターミナルであるファランポーン駅を営業中にまた訪れることができた喜びは何事にも代え難いものがある。
この駅は始終着駅の雰囲気を持ちすぎていて非の打ち所がない。
2021年12月に長距離列車はバーンスー駅に移る予定といわれていたが、何事もなかったかのように延期され今に至る。タイではよくある事(?)らしい。
ただ8月末ごろに何らかの動きがあるのではないかという記事が出ており、予断を許さない。
駅機能縮小を見越してなのかフードコートはすでに廃業、正面入口は閉鎖されておりコロナの影響もあるのだろうが一箇所からしか入れなくなっていた。
2階部分はカフェ以外の店はなくなっていた。
入口にはタイ国鉄総裁の挨拶のような文章が挙げられており、暗に改革することを示しているのか。
ヤオワラート(中華街)で夕食を食べるつもりだったんだがファランポーン駅見学に時間を取られ過ぎてしまい持ち越し。
代わりにファランポーン駅の売店にあるワッフル屋でワッフルをいただく。
これ結構うまい。味も12種類ぐらいあるし。小腹空いた時にはかなりお勧めできる。隣にパン屋とタピオカ屋もある。
ファランポーン18:25→18:41国鉄マッカサン ORD383
MRTで帰れるのに、タイ国鉄の普通列車で帰路につくという阿呆な事をついに実行に移す。
我が宿の周りにはろくに食事する場所がないので、手前の国鉄マッカサン駅から歩いて有名なカオマンガイ屋で夕食とすることにした。
それにしてもファランポーンからマッカサンまでの運賃が2バーツ(約8円)…なんじゃそりゃ。こりゃリピーターになってしまいますよ。
ちなみにこの列車が、今日国鉄マッカサン駅に着く下り最終列車である。早すぎる。
4両編成だが結構途中駅から乗る客が多くほぼ満席状態となった。
マッカサン駅から「ゴーアン・カオマンガイ」というカオマンガイの名店に行く。
海南スープとカオマンガイはコクがありとてもうまかった。
国鉄マッカサン駅を使ってここに行く人はかなり限られるだろうが、徒歩10分ぐらい。
ラチャプラロップ20:05→20:08ARLマッカサン
行程終了。ホテルに戻るとMedconsult Clinicから陰性証明がメールで来ていた。
アップロードして、翌朝Mysosが青色になった。