アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

新潟駅カード収集旅(1)

鉄印と駅カードのために遠出するという、いつもの不毛な旅。

駅カードのルールは前回の横浜編同様、10-17時の間に各駅のニューデイズ(コンビニ)でパンフを提示して、指定駅でカードをもらうというもの。新潟版は更に「えちごツーデーパス」か「えちごワンデーパス」を使用すること、という条件つき。

zyxwvutakasaki.hatenablog.jp

 

急に身の回りがバタバタになり、出発を決めたのはわずか2日前のこと。
何の観光要素もないが、日々のつらさを少しでも和らげたい、その一心だけが旅への原動力だった。

 

 

2021年4月10日(土)

千葉7:42→8:26東京8:39→9:10大宮9:26→10:38渋川10:50→11:29水上11:40→12:14越後湯沢 高崎・上越線普通・特急「草津31号」

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朝食


水上行きの乗車率4割程度。車内の空気が澱んでいる。今日は青春18きっぷ最終日なので客はそれなりに多かったが感染症社会になる前の混雑度合いとは程遠い。

越後湯沢の駅構内にはいつものごとく土産屋(ココロ越後湯沢・がんぎどおり)が所狭しと並んでいるわけだが、土産をふらっと物色するみたいなことを長らくしていなかったせいでボケーっとしてしまう。土産の陳列棚をみて欲しいものはないぐらい、新潟県米食が好きな人間としては天国のようなところだ。
土産屋の奥にはぽんしゅ館という日本酒専門施設がある。こちらは19時までの短縮営業。酒の販売、試飲のほか温泉もあり、以前スキー帰りに入ったことがある。

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利き酒コーナー

今回初めてぽんしゅ館の試飲のコーナーに入った。入口の酔いどれ人形の右側にあって、初見では気づきにくい。
130種類近くの日本酒を試飲できる。1杯100円を基本として入場料500円で5杯試飲できる。やはり吟醸酒がいいのかなあと思いつつも、淡麗よりも辛口のほうが好みかなど、銘柄の脇に書いてある大量の情報をもとに色々考えながら試飲できる。
まだこの後も飲むので控えめにしておこうと思いながらも、15分しかなかったので急いで飲み過ぎて酔いが回りほくほく線車内で寝過ごしそうになる。越後湯沢駅は後でもう1回来るので日本酒を買い込んで帰りたいと思う。

 

越後湯沢13:24→13:56十日町 北越急行

ほくほく線、六日町から学生でいっぱい。しかしいい天気だ…。新潟の山なみの稜線まで見える。

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六日町-魚沼丘陵

十日町駅で鉄印をもらう。

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北越急行 鉄印


余った時間で十日町市博物館を見学。全然知らなかったが、新潟は縄文時代につくられた火焔型土器の里と言われているらしくとりわけ十日町市は出土品の宝庫とのこと。

あとは織物の展示や、豪雪地帯らしく雪の解説が多彩であった。あまり時間がなくてじっくり見れなかったのは少し残念。この博物館は2020年6月に移転オープンしたらしく、建物はかなり新しくきれいなのでオススメです。

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美しき火焔型土器

 

十日町14:50→18:03直江津 飯山・上越信越

毎度おなじみへべれけ列車越乃Shu*kura号に乗車する。

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越乃Shu*Kura号(左)


昼間から酒をあおることに。感染症対策で、この列車の本来売りだったはずのジャズイベントも何も開催されないのでただの酒好き列車と化している。乗車率5割ぐらいか。

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飯山線沿線は4月なのに残雪ばかり

私はこの列車に4回目の乗車だが全て上越妙高行きに乗っている。上越妙高行きの方が途中駅での停車時間が圧倒的に長いからだが、停車駅・停車時間が多すぎてだれてくる。ところどころ気絶したように眠りこけてしまう。最近のこの眠り方は我ながら危ないと思う。
越後湯沢のぽんしゅ館で一杯100円で試飲しまくっていたのでどうも車内売店の300~400円という値段が高く見えてしまい、越後鶴亀のJRブランドの瓶180ミリリットルをちびちび頂いた。長岡駅で駅カード回収。柏崎駅でマンホールカード回収。酔いが回っているのか自覚できずよく分からなくなってくる。


青海川駅では日本海を眺める。前回(11月)とは違いまだ陽が出ていて天気も良く順光で心洗われる。青海川駅は駅から海が望める数少ない駅とされるが、この列車ができるまでなかなか遠方の者には訪問が難しい駅だった。乗りながら観光できるなんていい時代だ。

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青海川駅

 

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青海川駅

 

直江津18:43→19:52長岡 信越線快速

わざわざ直江津まで来ているのはえちごトキめき鉄道の鉄印をもらうためだが、和紙を手渡されるだけであっさり終了。鉄印はじっくりと手書きしてくれる場所もあるが、こう商品まがいの場所ばかり拾っているとなんで俺はこんなモノを旅の目的にしているのかという気持ちがふっと襲い掛かってくる。

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えちごトキめき鉄道 鉄印

直江津始発の快速電車で来た道を戻る。東日本どこに行っても同じような座席に同じような自動放送ばかり。国鉄時代に、日本全国同じような車両ばかり走っていると嘆いていた鉄道ファンの気持ちとはこんなものか。国鉄からJRになって、彩り豊かな車両にあふれている時代というのもそろそろ終わりを告げているのか。あと十数年だったらかなり貴重になるのかもしれない。

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快速新潟行 3375M列車

長岡はもっと駅前に飲食店があるかと思ったが、手軽なファーストフード店はほぼ駅前になく唯一フードコートがあるココロ長岡が20時で閉店してしまい、夕食にありつくのに苦労した。結局コンビニ弁当。
長岡の宿の隣にあったカラオケ店の営業時間が27時や29時までと書いてあるのを見てとても羨ましくなる。一都三県では年がら年中、横槍が入ってろくに夜間遊ぶことができない社会になってしまったからだ。千葉でも業後にカラオケやりたい…なんなんだこの理不尽な世の中は。
(2へつづく)