アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

四国の右下観光列車ざんまい(3)

鳴門6:33→8:23桑野8:29→9:29徳島 鳴門・牟岐線

本日は鳴門から牟岐線へ直通する普通列車桑野行きのキハ47に乗車し、国鉄型を楽しむことにしている。
四国のキハならではの原形エンジンの力強い唸り。ここでしか得られない養分がある。

鳴門駅

下りの桑野行きはガラガラだったが、上りの徳島行きは始発の桑野含め途中駅から満遍なく客が乗ってきてかなり混雑していた。

牟岐線阿南駅が主要駅だが、阿南以外の駅もそれなりに乗客が多い。

車内

徳島のキハ47は年々運用が減っているので今回再履修できてよかった。ただ私は10年前にも同じようなことをやっており、まるで成長していない・・・

徳島10:32→12:59阿波池田 「藍よしのがわトロッコさとめぐみの風」

徳島で土産を買い込み、次は「藍よしのがわトロッコさとめぐみの風」号に乗り込む。この列車は2023年で3周年とのこと。初乗車となる。

貞光駅にて

このトロッコ列車は途中の石井駅から終着までトロッコ乗車可能区間となっており、「清流しまんと」等に比べてもかなり長い区間ロッコに乗ることができる。
お菓子や飲み物の販売も一つ一つテーブルを回ってきてくれるので大変選びやすい。
こういう丁寧さは関東にはあまりないので、たいへんおもてなしの心が感じられて好感を持った。

途中の貞光では長い停車時間があり、列車の撮影等ができる。
またこの駅からは弁当の積み込みがあり、予約していた弁当を受け取った。

阿波尾鶏トロッコ駅弁(1,300円)

弁当の阿波尾鶏は絶品と言っていいでしょう。
ただトロッコ列車の車内で食べていると自然の中で食べている気分にはなるが、風で虫や落ち葉が飛んでくるので、食べる行為がすでに闘いである。
かなり酒の進んでいるグループがいて非常に盛り上がっていた。

 

何事もなく阿波池田に到着し、駅の改札外へ出場した。
阿波池田三好市)といえば旧池田町のカタカナ地名が有名である。ただ地名を示す表示板がなかなか見つからない。
とりあえずそのうちの一つ「池田町サラダ」(駅前の地名)に来たという証明を得るため、「セブンイレブン池田町サラダ店」に立ち寄りレシートを記念として持ち帰った。

阿波池田13:35→14:29琴平・琴電琴平→仏生山

多度津行きで琴平に移動し、こんぴらうどん工場店で激安うどんを喰らう。この店は15時までで我々が着いたときは閉店間際だったため、メニューが限定されていた。
しょうゆうどん大(卵付き)310円。
本格派を求めるなら微妙かもしれないがチェーン店よりは味は上だし、腹の足しにするのであれば十分と思う。

工場店

琴電琴平から仏生山温泉に立ち寄り、ひとっ風呂浴びて高松空港に向かい帰宅した。

四国は3年ぶりだったが、やりたいことが全部できてなんの悔いもない。