アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

真夏の房総横断鉄道2020

2020年8月9日(日)

■五井9:09→11:08養老渓谷 小湊鐵道里山ロッコ(朝トロ)1号

小湊鉄道のトロッコは、五井の送り込み列車「1号」だけ、朝トロと題して朝食パン付き整理券が販売されている。今回の直接のきっかけはこれに乗りたかっただけ。パンはボリュームがある。

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里見駅では、有志によるかき氷や酒の販売。かき氷なんてこんな機会がないと食べないので、真っ先に注文した。もう少し涼しくなったら月崎のチバニアンも行きたい。

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養老渓谷11:20→11:38粟又ごりやくの湯 小湊バス

乗客約20人。粟又の滝はもう3回来ているので飛ばす。
養老渓谷はこんなに人がわらわら湧くのを見たことがないと感じてしまうほどお盆らしい人出だった。
ただし来ていつも思うことだが、養老渓谷は横に広く景勝地が点在している観光地なので公共交通での観光にあまり向いていない。粟又の滝付近も町営駐車場にクルマがあふれて30台近くが狭い公道に列を成していた。

ごりやくの湯はコロナ対策なんだか知らないが、食堂がセルフ方式で座席数も少なく混雑していて、結局バスの時刻までに昼食を取れなかった。スタッフがもう少し真面目に客案内してほしいわ、という残念な印象を持った。

※粟又ごりやくの湯の本施設と同名のバス停は約150メートルほど離れています(徒歩5分)。

  

■粟又ごりやくの湯13:20→13:37上総中野13:44→15:06大原 いすみ鉄道

乗客4名。粟又付近はフリー乗降区間なので、炎天下の中歩いている顧客に声をかけて拾っていく。運転士の鑑だ。

そんな微笑ましい光景を前にしながら、こんなモタモタ走っていて急行に間に合うのだろうかと、内心ヒヤヒヤしていたが老川交差点からは特に乗降もなく飛ばして列車に間に合った。さすが。

いすみ鉄道は昨年まで沿線各所で見られた、ムーミンの看板等が全く無くなっていた。国吉駅の看板にあったアートも剥がされた有様。完全にいなかったことにされている。大原駅売店のグッズは多少ムーミンの売れ残りはあったが。

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真夏のキハは蒸し暑いばかりだった。情緒があるといえば聞こえがいいが…

国吉駅のたこめしは完売。行こう行こうと思っていた猪肉が食べられる「番所」もいつの間にか移転してしまったし、大原の源氏食堂もいつの間にか閉業。
とにかく、この房総横断ルートの問題は沿線徒歩圏内にご当地の昼食を食べる場所がないことにある。
結局大原駅前のセブンイレブンでわずかばかりの食事をとる結果に終わった。