実行日:2024年2月10-11日(土・日)
- 富山6:35→7:05黒部7:15→8:12高岡8:20→8:39富山 527M~528M~535M
- 富山9:38→10:29泊10:52→12:05直江津 普通泊行・普通直江津行
- 直江津12:38→12:54上越妙高14:31→14:46直江津15:07→16:19六日町16:29→17:33水上17:45→18:48高崎
富山6:35→7:05黒部7:15→8:12高岡8:20→8:39富山 527M~528M~535M
あいの風とやま鉄道所属の絶滅寸前といわれる413系(AM05編成)にひたすら乗るため、富山にやってきた。
この車両は、朝の1往復(列車としては3本)だけで走っている。*1
この編成は昨年度末で定期運用から外れるはずだったが、老体に鞭打って最後の奮闘を見せている。
まず一本目は富山発黒部行きである。
日曜だからか、黒部行きはガラガラだった。黒部市にはある有名なファスナーを作っている企業が立地しているために、平日は結構下りでも需要があるらしい。
今時フリー切符だけでこんな電車に乗れるなんて素晴らしい。雨や雪が滴る中、黒部まで爆走を楽しんだ。
黒部発高岡行き、高岡発富山行きは予想通りそこそこの乗車。
外装がだいぶくたびれているが乗り心地はいい。「とやま絵巻」編成(AM03編成)が戻ってきたから来年度からは絵巻が走るんだろうけど、旧北陸本線最後の生き残りとしての活躍が眩しい。
連綿と続いてきた旧北陸本線から走り続けてきた歴史にピリオドが打たれる日も近いと感じさせる。
富山駅に到着すると回送列車となり車庫へ去って行った。
この車両は2024年度末まではとりあえず残留する予定らしいが、物珍しさからか私のような野次馬も結構いた。
富山9:38→10:29泊10:52→12:05直江津 普通泊行・普通直江津行
本当は氷見で魚市場食堂に行き寒ブリをしたためるという計画だったが、81組待ちという待ち情報を見て*2愕然とし、氷見には行かずにさっさと帰ることにした。
氷見に行けば、後で「なぜ富山なんぞに行ったのか」と聞かれれば「ブリを食べてきました!」と自信を持った口実を作れたのだが、それがなくなったことで、この旅行はもっともらしい動機を失ってしまった。
富山~直江津間をあいの風とやま鉄道・トキめき鉄道になってから乗るのは今回が初めて。開業前は散々来ていたが、もう9年もたったのか。全く成長していない自分が映る。日本海ひすいラインはそこそこ混んでいた。
泊から一駅目の越中宮崎駅で降りる人が結構多かった。
越中宮崎駅だけに関しては本来富山県側の駅にもかかわらず、泊駅で長時間待ちの乗り換えを強いられており完全に運行形態のとばっちりを受けているので、同情しかない。
直江津12:38→12:54上越妙高14:31→14:46直江津15:07→16:19六日町16:29→17:33水上17:45→18:48高崎
上越妙高駅への駅前にある銭湯「釜ぶたの湯」はとても良かった。
サウナ付きで720円。新潟県の公衆浴場という扱いらしい。駅から歩いて2分で着く。私の荒み切っていたメンタルも、少し回復した気分になった。
えちごツーデ―パスの有効期間はまだ残っていたので、やりようによっては色々観光もできたが冬季でトキ鉄観光急行や越乃Shu*kuraは走っていないし、これにて帰還することといたします。
帰路は取り立てて書くことはないが、高崎で松屋の期間限定のシュクメルリ定食を食べ、とてもあったまる瞬間となりました。*3
この冬の旅行はこれでひとまず完結となる。