アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

北の大地の入場券ラリー2022(4)[栗山・砂川・美唄・上川・永山・石狩沼田]

札幌8:30→8:55岩見沢9:03→9:26栗山9:38→10:01岩見沢 

おおぞら1号(6:48発)に乗る予定だったが前日日付を回るまで動いていて起きられるはずもなく、予定を大幅に繰り下げてライラック号でスタート。

途中室蘭線の接続が良好のため栗山に寄り道。
室蘭線の苫小牧ー岩見沢間は札幌近郊にもかかわらず1日7往復しかなく、かなり利用が少ないが、JRの路線整理で辛くも生き残った区間。往復とも1両の車内は学生で賑わっていた。

栗山駅
岩見沢10:26→10:47砂川11:08→11:18美唄11:36→12:25旭川 函館線

園都市砂川市。駅前には古びたバスストップの形をした雨よけ屋根があるが、肝心のバス停はない。
砂川市役所に急いでマンホールカードを回収しに行ったためかなり汗をかいた。

砂川駅

再び美唄駅に戻り旭川駅に向かう。ライラック反復横跳び野郎と化している。

 

旭川12:41→13:27上川 石北線

本当は旭川駅から永山行きに乗る予定だったが、向かい側に大雪1号がいたのでこれ幸いと乗り込んだ。

石北線特急列車のキハ183系は今年度をもって置き換えが決まっているので、(ニセコ号ほどではないにしても)ギャラリーが多かった。

自由席をらくらく確保できる程度の乗車率だった。大雪や宗谷線サロベツ号は乗客が少なく運行を維持するのも大変なことのようだ。札幌一極集中を感じさせる。

大雪1号は沿線自治体持ち回りの車内販売があったため、色々買おうとしたが、さすが三連休と言うべきか半分ぐらい売り切れだった。
残っていた石北線記念缶バッジを買って地域への貢献とさせていただく。

上川駅


隣の東雲駅が2021年に廃止になったため、現在上川町内には上川駅しかない。
層雲峡への最寄り駅であるが、駅を使って行く人はなかなかいないのではないかなと思ってしまう。

鉄人高橋という店で味噌ラーメンを食べた。昨日から麺類ばかり食べている。味噌スープが美味かったが、麺はあと一歩かなという感じ。

こんなところでも北海道ラブパスの割引が使えるのはいいのやら…。

 

上川16:05→16:38旭川17:40→17:52永山18:10→18:21旭川 石北・宗谷線

上川16:06発の旭川行きは今や道内都市部では虫の息であるキハ40が充てられる数少ない列車である。旭川ー上川間を走るキハ40は現在この上り1本しかない。非常に楽しみにしていた。

ところが先行するロイヤルエクスプレス(団体特急)の機関車故障と遅延のせいで、後ろを走る大雪と普通は大幅に遅れていた。
結局普通は50分遅れ。待っていると今後の行程に支障が出るため、諦めて30分遅れの大雪に乗った。全く…このやろう…

キハ183系リバイバルカラー(旭川駅
旭川20:00→20:18深川20:21→20:37石狩沼田21:08→21:24(8分遅れ)深川22:10→22:25旭川 函館・留萌線

永山を往復し入場券を集めたあと、イオンで夕食をとり、ダメ押しで石狩沼田へ行く。
ここでも深川まで乗るはずだった函館線滝川行き普通列車が突然の車両不具合で遅延し、急遽カムイで深川へ。
接続を取ってくれるからいいものの、なぜ、キハに乗せてくれんのか。縁がない。

乗り込もうとした矢先に故障・・・

留萌線にこの前最後の乗車をしたばかりなのに、あっさりまた深川駅3番線に立っている。
留萌線最終下りは地元客でいっぱい。15人ぐらい。

最終下りに乗っても留萌から戻ってこれないからこその客層なんだが、初めて地元客しかいない留萌線に乗った。

空知地区では8月上旬に蛾(クスサン)が大量発生したらしく、石狩沼田駅の線路は蛾の死骸で埋まっていた。
この日時点ではさすがに小康状態だったが、駅名板にとまっているクスサンを至近距離で見るとおっかない。

暗闇の石狩沼田駅

ほぼ静まり返った沼田町の街を、よそ者が入場券販売所のセイコーマート沼田店まで往復(片道徒歩10分)。
石狩沼田は駅でも売っているが、営業時間が極端に短く道外の人間には酷であったのであきらめた。

石狩沼田駅

最終深川行きは予想に反してマニアだらけだった。

【成果】北の大地の入場券 60→66/82種類