国稀酒造で試飲を10種類ぐらいして、朝からほろ酔い状態。試飲のばあさんが無理しなくていいとはいいながらも、注ぎ続けるので10銘柄ぐらいでやめた。
増毛町内は昨日の暴風で道がスケートリンクのように凍結していたが、細心の注意を払いなんとか転倒せずに観光できた。
◾︎増毛11:22→11:43留萌12:15→13:10深川 留萌本線
増毛駅の風待食堂(観光案内所)で沿岸バスのグッズを買おうとしたが、廃線に合わせて留萌線関連のグッズを大幅に増やしたらしく、販売してなかった。そりゃそうか。
昨日宿の人とオーベルジュましけという温泉に入ったが、そこが作った駅弁を12/3,4の両日限定で販売していた。
まず臨時の留萌行きに乗る。
廃線になる路線を間際に乗るのはあまり好きなことではないが、やはり人が多い。
留萌行き(3両)、深川行き(2両)ともにボックス2人程度。
対して留萌12:17発の増毛行き(2両)は通勤列車の様相だった。
廃止区間は無人駅・踏切ごとに警備員が立っていた。駅名板が盗難に遭ったためらしい。それでもしょうもない事で突っかかるクレーマーがいて、仕事柄、端で見ていて警備員氏に同情の念を禁じ得なかった。この期に及んで、初めて留萌線を訪れているようでは鉄道ファン失格であろう。
今回この区間が廃止されると、留萌駅の2番線ホーム(写真)は使用停止になることが濃厚だといわれている。
留萌で記念乗車券を買い求める長蛇の列ができていた。昨日の深川の比ではなかった。先に買って良かった~!
前回逃した増毛~留萌間の日本海を望むことができたし、留萌駅のにしんそばも食べられた。思い残すことは何もない。
ただもっと沿線が元気なうちに見送ったほうがよかったのではないかとも思える。
さようなら、今までお疲れ様でした。
◾︎深川13:19→13:32滝川13:36→14:31岩見沢14:40→15:23札幌 函館線
スーパーカムイの車中で下衆な人を目撃する。
滝川からの岩見沢行きはキハ40の2両編成。留萌線より圧倒的に空いていた。
こんな幹線の普通列車でボックスに空きができてしまう。北海道の過疎化は深刻である。
今日の行程はこれで終わり。
学生時代ならもう1箇所ぐらい観光していたが、今回は全くやる気がない。
札幌で友人と酒を酌み交わし、22時ごろゲストハウスに帰り、疲れのためベッドに倒れこんだ。