- ■稚内駅9:39→10:29宗谷岬11:14→12:08稚内駅 宗谷バス
- ■稚内13:01→16:06士別16:39→17:24比布18:28→18:55旭川 宗谷本線特急サロベツ2号・宗谷本線普通
- ■旭川10:00→11:12ラベンダー畑 富良野線「富良野・美瑛ノロッコ1号」
- ■西中14:41→14:55富良野16:51→17:45滝川 富良野・根室線「フラノラベンダーエクスプレス2号」
- ■滝川18:29→21:09遠軽 石北本線特急「オホーツク3号」
2020年9月18日(金)
■稚内駅9:39→10:29宗谷岬11:14→12:08稚内駅 宗谷バス
バスは定員着席ほどで発車。この音威子府行きは終点まで乗ると所要4時間もかかるので路線バスなのに座席横に携帯用充電器がついている。稚内から宗谷岬を往復するバスは年々運転本数が減り、現在宗谷岬を観光して稚内に戻れる便はわずか2往復しかない。
ハマナス咲く国道沿線。宗谷岬付近は大荒れの天気。これだけまとまって一人二人の旅人が同じ目的地を目指して行脚している姿は四国でも九州でもなかったので、奇妙な連帯感を感じた。
昼は宿でもらったクーポンを使って駅横の「夢広場」で刺身定食。海の幸と山葵が大好物でよかったと北の大地に来ると思う。
特急サロベツで戻る。音威子府ぐらいでもだいぶ来た感があるのに、恐るべし宗谷本線。寝ても起きても起きても目的地に着かない。まだ美深なのかなどと異常な長さを感じる。幌延以北では牛がちらほら現れる。
■稚内13:01→16:06士別16:39→17:24比布18:28→18:55旭川 宗谷本線特急サロベツ2号・宗谷本線普通
名寄で北の大地の入場券を買えたのだが、降り損ねるミス。
比布駅は駅カフェになっている。かつてピップエレキバンのCMに出演していた樹木希林さんの来訪写真などが飾られていた。ふらっと休憩するにはいいスポットかもしれない。
旭川駅は都市計画の理想的な駅前を構築しているように思える。
2020年9月19日(土)
■旭川10:00→11:12ラベンダー畑 富良野線「富良野・美瑛ノロッコ1号」
東京都民のGotoキャンペーンの予約がいよいよ始まるというニュースを見る。世間にとってはこれからが旅行シーズンか。
私は公式には7月ぐらいから移動しているから、相当先取りしてしまったなぁ。
9月だけで今年1年分ぐらいの旅行をしているので、この旅行が終わったらしばらくお休みをしたいという気持ち。
自由席は1両でかなり混んでいたが、指定席はガラガラ。コロナ対策で指定席を増やしたかららしい。「ノロッコ号」だが走りぶりは普通列車と大して変わらず、全然のろくない。
ラベンダー畑駅で降りてファーム富田へ歩いていく。
徒歩10分ぐらい。コインロッカーがあって大助かり。
園内は見渡す限りの絶景。ラベンダーはもうすでに見頃を過ぎているが、他の色とりどりの花が見るものを圧倒させる。
個人的には隣の商業施設との関係が気になるが、それを覆い隠すほどの花の美しさ。北海道のイメージ通りの広がりのある風景。
ちょうどお昼どきのためランチにしたがグラタンが超絶うまい。やっぱりじゃがいも(男爵)がもうすぐにまで旨味で溢れているようなこの味わいなんですよ。じゃがいもがそのままとろけているような。
中富良野町のタクシーを呼んで、ラテールという宿泊施設の温泉施設である万華の湯(ばんかのゆ)に寄る。
湯船の種類がとても多く露天風呂からの富良野の酪農風景を一望。とても落ち着くので高評価。
■西中14:41→14:55富良野16:51→17:45滝川 富良野・根室線「フラノラベンダーエクスプレス2号」
富良野から滝川はフラノラベンダーエクスプレスで移動。この列車の充当は「ノースレインボーエクスプレス」という車両で、平成初期の頃に多数造られたリゾート列車シリーズの一つだが、この秋からはまなす編成という新しい多目的車が登場するのでおそらくじきにお役御免になるものだろうと思われる。案の定鉄道ファンだらけ。
ハイデッカーで窓外の見晴らしは良いが、荷物置き場だけで網棚がないのがマイナス。あと座席のシートピッチが意外と狭い。ものすごい眠気に襲われてほとんど寝てしまった。
■滝川18:29→21:09遠軽 石北本線特急「オホーツク3号」
夕食は松尾ジンギスカンのデラックス弁当(1,800円)。
ラムバーグ、ラムのショートロインステーキ、ラムのしぐれ煮。どれをとっても非の打ち所がない。何度でも食べたい味に仕上がっている。ラムだが匂いはそれほどきつくなく車内でも食べられた。やっぱり旅行は美味しい食事と会話。これが揃えば思い出が長年持続する。