- ■和倉温泉6:56→7:15七尾7:31→8:39津幡9:01→9:29高岡 北鉄バス・七尾線・あいの風とやま鉄道線
- ■高岡9:33→9:40新高岡10:01→10:56氷見11:05→11:09氷見本町 氷見線「ベル・モンターニュ・エ・メール1号」
- ■比美町12:17→12:19氷見駅口/氷見12:44→13:15高岡→高岡おとぎの森公園…新高岡14:14→14:17高岡14:26→14:43富山
- ■富山15:22→17:54富山 「一万三千尺物語号」
- ■富山18:40→19:04富山空港19:55→21:00羽田空港 NH322
■和倉温泉6:56→7:15七尾7:31→8:39津幡9:01→9:29高岡 北鉄バス・七尾線・あいの風とやま鉄道線
眠い目をこすりながら七尾行きのバスに乗り込む。最後の415系乗車。
七尾で乗った客の半数は羽咋までで降りたし、客の入れ替わりが激しく地域輸送路線という印象。
津幡駅で鉄印をもらい、転換後初のIRいしかわ・あいの風とやま鉄道乗車。2両でも全然足りてしまう需要か…
■高岡9:33→9:40新高岡10:01→10:56氷見11:05→11:09氷見本町 氷見線「ベル・モンターニュ・エ・メール1号」
今回乗っているのは北陸新幹線の開業を契機に走り始めた列車ばかりだが、城端・氷見線を走るこの列車は略称を「べるもんた」という。車内で寿司職人が握ってくれた鮨を車内で食べられるというユニークな列車で前から乗りたかった。車体も渋い色。
ほぼ満席。しかしべるもんたはいつからこんなに人気列車になったんだ。
この列車の見どころは風景では雨晴付近の雨晴海岸だが、もう一つは高岡駅の転線である。高岡駅の城端線と氷見線のホームは駅の南北にあり離れているので線路の分岐をいくつもわたって反対側に移るのだが、この入れ替えを”乗ったまま”体験できるのだ。全国でも非常に珍しい。
車掌が解説してくれた。いちおう高岡から乗る場合は城端線ホームから乗車しても体験できるらしい。鉄道営業法か何かで入れ替えのときは乗車できないという車掌の解説だったが初耳。
この寿司は一品一品が最高に旨かった。脂ののった感じがたまらん。弁当もいいけど握りたては違いますねぇ。
氷見には「ひみ番屋街」という地域の核となる道の駅があるが、駅から距離がありそこまで行くと帰りのバスがなくなってしまうので、氷見の藤子不二雄A潮風ギャラリーで藤子不二雄A作品の展示見学。ここも感染対策やりすぎの公営施設。
私が齧ったことがあるのは笑うせぇるすまんの喪黒福造だけで、怪物くん、ハットリくんなど読んだことがない。ドラえもん以外の世界も広いなあという感想。
それにしてもべるもんた客の半数ぐらいはそのまま折り返していた。氷見で金を使いなさい。
■比美町12:17→12:19氷見駅口/氷見12:44→13:15高岡→高岡おとぎの森公園…新高岡14:14→14:17高岡14:26→14:43富山
新幹線に乗ってもいないのに新高岡駅に1日2回も来ている酔狂者。
高岡おとぎの森公園という施設にタクシーで向かう。「ドラえもんの空き地」という観光スポットを見に行くためだ。(新高岡駅から徒歩15分ぐらい)
藤子不二雄A、藤子・F・不二雄氏は二人とも富山県出身で、特に高岡市には川崎市のミュージアムに負けないぐらい、ドラえもんゆかりのオブジェ等が街中にたくさんある。
ドラえもんの空き地は、まあ一般の市民公園なので、好きなら来る価値はある程度と申しておこう。
■富山15:22→17:54富山 「一万三千尺物語号」
この旅行の一番の豪華列車。
解説員の沿線解説を聞きながら食事するという馴れないことを一気にできる。発売する座席が制限されているため車内は余裕ありありだった。
乗車のメモ書きとしては以下の通り。
・一万三千尺物語号の名前の由来は立山連峰と日本海の4000mの高低差によるとのこと。
・小杉駅では駅に掲げられた小杉鏝絵を見学。この日の乗客は我々以外に県外客がいなかったらしく、VIPのような待遇を受ける。
・今日は富山出身の朝乃山が穴水町出身の遠藤と取り組みをやる日だった。なんてタイムリーな。
・魚津市の蜃気楼にはランク付けがあり、Aランクがつくとニュースになる。
・富山地鉄並走風景も見どころ。かぼちゃ電車、大根電車と呼ばれているらしい。
■富山18:40→19:04富山空港19:55→21:00羽田空港 NH322
もたもたしていてえきねっとのトクだ値を買い忘れたため空路。すっかり近代化された線路を40年選手の車両が走っていく富山の路面電車に胸が熱くなる。まちづくりの一環とはいえ、富山は日本一路面電車が整備されている都市といっても過言ではない。
富山空港は河川に隣しているという稀な立地の空港である。
関東では全く見ないのに、ほかの地方に行くと驚くほどコロナに負けるな!という趣旨のスローガンが駅などに貼られている。戦時中かい。
相手は見えざるものなんだからそもそも敵認定をしたり、我々が努力すれば勝てると思っていることがそもそも間違いなのでは…と思うし、夏場以降はコロナ本体でないモノと戦っている気すらする。
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後日談だが、この旅行のとき「Gotoいしかわキャンペーン」というのがあって、石川県に宿泊すると抽選で特産品が当たる懸賞があるといわれ宿ではがきを渡されたので、応募した。
1カ月近くたってこの記事の編集をしている最中に配達があり、お酒セットが当たってしまった。ありがとうございます。
なお、左が「金谷酒造店 高砂大吟醸大河」(白山市)右「鹿野酒造常きげん 斗びん囲 大吟醸」(加賀市)とのこと。
Gotoキャンペーンを批判する人もいるが、私はこの官製キャンペーンに7月の四国旅行から多大な恩恵を受けていて、足を向けて寝られない。
夏前から世間の空気と関係なく旅行しようと心掛けられたのは本当に良かったと思うし、今後もお金があれば積極的に旅行していきたい。