アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

台湾北上ー嘉義ー(2)

2018年11月24日(土)

■高雄7:23→9:14嘉義 506次

この旅唯一の莒光号乗車。高雄地下駅は従来の仮駅よりも北寄りに入口があって、美麗島側からは少し遠い。コンビニがない。排骨弁当は朝早すぎて売っていなかった。

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莒光號は前日に座席が空いていて幸い。

 

嘉義9:30→11:50奮起湖 阿里山森林鉄路

莒光号が5分遅れで到着したため、乗車券を買う時間が10分しか無かった。
予約票を印刷しそこねていたので、パスポートだけで引き換えられるのか心配だったが、嘉義駅の窓口で何とか手際よく済ませられて一安心。同じ号車に日本人がいた。日本語のアナウンスもあった。黒部峡谷鉄道大井川鉄道と姉妹協定を結んでいるとのことだった。一部区間の運転とはいえ奮起湖まで約2時間半もかかる。日本で比類するものは井川線ぐらいか。各号車にトイレがついているのがありがたい。

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かなり揺れはあったが、ところどころ眼下に見える嘉義田圃風景はまさしく絶景であり我々を虜にした。

afrch.forest.gov.tw

 

 奮起湖では名物の奮起湖弁当を食べた。だいぶ台鉄弁当よりは値が張る。容器はまるごとごみ箱に捨てる豪快さ。

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■奮起湖12:50→13:40阿里山BT 興南客運

バス停で阿里山行きのバスを待っていると、タクシーの運ちゃんに「ここに待っていてもバスは来ない、下の駐車場だ」といわれる。
さらに下のバス駐車スペースで立ちすくんでいると、追いかけてきて「ここじゃない、もっと下だ」と言われた。
実際その通りで、バスは駐車場にいた。発車直前だった。
いやー、親切すぎて頭が上がらない。

バスは立席で、台湾恒例の運転の荒さにすぐ酔ってしまったが、奇跡的に近くに座っていた外国人客2人が降りたので事なきを得た。
 

阿里山14:15→14:23神木15:00→15:07阿里山 阿里山森林鉄路

ここから再び阿里山森林鉄路に乗車できる。ただバスはバスターミナルに到着するので駅までは徒歩10分ぐらいの距離がある。
セブンイレブンでバスの乗車券を購入できる。コンビニ店員にこんなことまで任せられるのか…。
阿里山からの2路線は観光に特化している。観光トロッコのような位置づけとして、阿里山まで自家用車等で来た客の受け皿になっている感じ。この現状を見ていると奮起湖~神木がなかなか復旧しないのも仕方ないのかなという気持ちになった。

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神木駅の近くで巨木を何本か見て、嘉義へ戻ることにする。

 

阿里山BT16:10→18:40嘉義

阿里山行きのバスでも若干こたえていたのに、山下りのバスに2時間半も乗らないと帰れない。

目を瞑る以外の行為をすると吐瀉してしまいそうだった。この旅行で最も気持ちが追い詰められたシーンだった。

結局ほとんど寝て乗り切ったが、ふらふら。
ホテルで少し横になって休んだあと、文化路夜市に繰り出し前日に続きグルメを堪能。やっぱり夜市が一番楽しい。

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