アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

台湾観光旅行(1)

台湾に行こうという話は1年以上前から友人との間で持ち上がっていた。文化の日の次の金曜日を休むことでようやく日取りのめどがついた。

個人的には約3年ぶり(2回目)の台湾である。前回はドタバタのままほぼ観光せずに帰国してしまったので、今回は人に訊かれた時に、台湾に行ったと自慢できるぐらいの観光地は巡ろうという目標を立てていた。1・3日目は台北観光、2日目は趣味(鉄道)の旅となった。

 

◼︎羽田5:50→8:50桃園空港→高鉄桃園→台北

 

今回はピーチの羽田-桃園(台北)便を往復利用した。往復共に羽田への電車がない時間帯に発着するので使い勝手はとても悪い。

国際線は50分前までに手続きを済ませなければならないので、4時半には空港に着いておかなければならない。

そういう理由で羽田で前泊。午前0時前に着いたが、ベンチを確保するのは余裕だった。

振り返ると、やはり土日でなかったから空いてたのだと思う。4時に目が覚めるとほとんど空きはなくなっていた。

 

眠い目をこすりながら搭乗。

この時間帯にもかかわらず、ほぼ満席。LCCマジック。

「弾丸スペシャル」という1日で台北観光して帰ってくる強行軍プランもあったが、さすがにきつそうなのでやめた。

 

機内でも睡眠をとり、満を持して桃園空港に到着。右耳をふさぐように窓にもたれかかって寝ていたため、起きた時にものすごい頭痛に襲われた。

往復高鉄桃園駅を利用することにしたため、705系統のバスを利用。

ほとんど乗客がいないのに2分ヘッドぐらいで走っていた。帰りもこれぐらいの頻度なら大丈夫、使えるなと思っていたのだが・・・

 

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台北→東門→中正紀念堂→台大病院→台北

 

台北駅到着後、コインロッカーの使い方を覚えてグルメタウンの東門駅方面へ向かう。ロッカーはこの後の道中でも何度も世話になった。

 

大体下記のような感じでグルメ廻り。

・鼎泰豊(小籠包)→奇福扁食(ワンタンメン)→思慕昔(マンゴーパフェ)→中正紀年堂で衛兵交代式→金峰魯肉飯(ルーローファン)→総統府

 

食事はどれも美味かった。

東門駅は3日目にももう1度来ることになるのだが、この駅のまわりだけで、日本で謳われる台北の食事はほぼ制覇できると言っていい。

日本人が多すぎ。特に鼎泰豊は超有名店なので店内も日本人だらけだった。

前回の台湾は初めから莒光号に乗ったので異国感満載だったが、今回は沖縄の延長みたいな感じで、海外にいるという実感が薄い。

 

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しかし海外に一人で行くのと複数人で行くのでは、気の持ちようが全然違う。

前回はレンタルWi-Fiも忘れたので精神的にかなりきつかったが、今回は国内から少しはみ出した程度の感覚で旅行できている。

それにしてもレンタルWi-Fiは3Gでもめちゃくちゃ便利だなぁ・・・。

 

台北15:31→17:05左營 台湾高鉄

 

台湾新幹線に本格的に乗車。この列車は途中、板橋・台中にしか止まらない速達タイプ。

ほぼ寝ていた。

 

■左營→巨蛋→美麗島→巨蛋 高雄捷運

 

高雄は自身2回目だが、前回は車に轢かれそうになったことを思い出す。

 

今日の宿の龍翔大飯店は巨蛋駅から徒歩5分ぐらいだった。「巨蛋」というのは「アリーナ」という意味らしい。

左營から地下鉄に乗る。

高雄の地下鉄でも、桃園空港で買った悠遊カードが普通に使えたが、なんと高雄ではチャージができない。コンビニでチャージを申し出れば不可能ではないようだが、外人には敷居が高い。なかなか不便だ。iPassという元来からある高雄のICカードなら自由に使えるらしいが・・・

なんだかかつての東京と大阪の関係に似たものを感じる。

 

荷物を置いて、初めての夜市(六合観光夜市)へ繰り出す。

美麗島駅構内はほとんど店が閉まっていて、左營で高雄捷運のグッズを買えばよかったと軽く後悔。まあ事前情報が少ないので仕方ないのだけど・・・

 

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ホットドッグ、海老の蒸し焼き、水餃子、パパイヤミルクなど。どれもまずまずの味。水餃子は20個も頼んだので食べるのが精いっぱいだった。まあ味を求めるよりも、現地の味覚を体感するのが海外旅行の勉強なのだろう。

 

前回の反省を踏まえてある程度の知識は蓄えてきたつもりだったが、それでも何から何まで初めて見たり食べたりすることばかりで、新鮮味にあふれていて全体的に気分が昂揚していた。