アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

台湾東海岸美食旅(1)【士林夜市】

夏の海外第3弾は香港の予定だった。
しかし様々な事情がからみ断念。チケットや宿まで取っていたのに…
実際この政情でも行っている人はいたし、要所を回避すれば行けなくはなさそうだと思ってたが、現場の生々しい映像をネットで何日も見るうちに行く気が少しずつ削がれていった。
個人的には空港をデモ隊が封鎖しようとしていたり、MTRの駅が次々に破壊されていることに胸を痛め、かつ旅行を取り下げる決定打となった。

香港は他の独立国とは違って将来的に中国になる(今もだが)ことが事実上確定している地域であり、そう遠くないその時も同じようなことが起きるのだろうか。
主張すべきところは主張して構わないと思うが、最近は当初の逃亡犯条例を止めるという目的はほぼ達成されたはずであり何のために闘っているのか。かつて日本であった中核派成田闘争の流れに似ている。

そんなわけで代わりが国内では味気ないということで、急遽台湾に行くことにした。
もう満足だとかついこの前書いていながら、まさかこんな短期間ですぐ再訪することになるとは…

急造旅行なので目的はおいしいものを食べることと買い物ぐらい。まあ何を言われようとも、今の自分にとって訪台することは仕事の煩いから逃れ、楽しいと間違いなく思えることなのだから。

 

2019年9月26日(木)

■成田11:50→14:45桃園空港17:40→18:24台北→剣潭 IT201(タイガーエア台湾)

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離陸は遅れたがほぼ定刻着。しかし、イミグレ通過に50分もかかる。朝5時発ならこのタイムロスはほぼゼロだからこの差は大きいな…
桃園機場捷運直達は第二ターミナルから満席だった。かつてバスしかなかった時代と比べると40分で安定して行けるようになったのは大きいが、バスの方が安いため今は両者共存の状態。この他、空港からは各都市に桃園空港からバスが出ていて鉄道を使うより安い。未だ見ぬ都市の台中・台南に行くときには挑戦してみたいと思う。

あと今回こそ、全聯福利中心「福利熊」のエコバッグを絶対に手に入れたい。(リンク先参照)このどうでもいいこだわりを内に秘めて、あちこちで全聯を覗いてみることにした。もうキャンペーンからだいぶ日がたっているので都市部では売り切れ、台東辺りに行けば一縷の望みがあるかも。どうなんでしょうねぇ。

 

宿に直行し、士林夜市だけ回ることにする。なんだかんだ言って大御所の士林は初めての訪問。
夕飯として嘉義正宗鷄肉飯と名物の豪大大鶏排のフライドチキン(70元)を食べた。鷄肉飯は調味料かけすぎだけどおいしい。フライドチキンは大きすぎる。2人で1つでも十分だ。寺の前の階段に座ってむさぼり食べた。とても敷地が広い夜市なので、台湾に初めて来て夜市を初体験する人が一番楽しめると思う。

地下街を回って帰路、「夾娃娃機」(ジャーワーワージー)で戦利品を得て満足して帰る。有名なスムージー屋や射的にも関心が湧いたが私は疲れていて気力がなく、宿に帰って寝落ちした。

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(その2へつづく)