唯一のキハ58系の生き残りであるジョイフルトレイン「Kenji」に乗りに行くための旅、のはずでしたが………
2017年11月11日(土)
■福島10:02→12:16新庄 とれいゆつばさ
11:15からの回を予約して足湯に入った。
しかし入る時間が制限されている足湯というのは、まったく落ち着かない。
列車で足湯に入るというコンセプト自体、万人受けするとはいいがたい。
今回はモノは試しということであまりうるさく言わないことにするが、個人的には上山温泉の浴場に行ったほうが全然マシだ。
■新庄13:0113:43→14:0415:12鳴子温泉 陸羽東線
この日停滞した低気圧の影響で、暴風が吹き荒れ新庄の発車が40分遅れると放送が入った。
陸羽東線の新庄-鳴子温泉間は途中の最上駅しか行き違いできる駅がないため、しかも新庄駅も陸羽東線用のホームは1面1線。遅れをなかなか回復できない。
ホームで待っていると、通常ダイヤならば鳴子温泉で初対面のはずの「風っこ」が新庄駅に到着。前菜が出ないままメインディッシュが出てきた感じだ。
この「風っこ」が引き上げないとただでさえ遅れている13:01発の列車は入線できないのである。
ようやく列車の入替えが終わり発車した。
しかしその後も、南新庄→長沢徐行、赤倉温泉抑止、赤倉温泉→鳴子温泉間徐行など、さんざん。鳴子峡で徐行なんてしなくていいぞ!
このままの遅れを引きずっていくと、臨時快速気仙沼行き「Kenji」の乗車が危ぶまれる。
先発の小牛田行に乗り継ぐこともできたが、ジョイフルトレインに乗るのが今回の目的であり、二兎を追う者は一兎をも得ずとなっては仕方がないので「風っこ」には乗ることにして、鳴子温泉に入る。友人が滝の湯では硫黄臭が取れないというので、ボディソープのある早稲田桟敷湯に行った。
■鳴子温泉16:0217:20→16:4318:05古川 「風っこ湯けむり紅葉号・リゾートみのり」
1時間20分遅れ。
Kenjiの小牛田臨時停車について車掌に交渉してみるが、おそらく無理という話になる。あーあー…
気仙沼泊を今さら変えられないので、古川で下車して、気仙沼をふつうに目指す。
■古川18:52→19:10一ノ関 はやて
通過していく「はやぶさ」をホームから眺めるのは圧巻。
「Kenji」に乗るためにここまで来たのに、なんでこんな列車に乗ってるのだろう…
乗客30人。摺沢までで半分が下車。
大船渡線はキハ100が主力。キハ100と110の違いは車体の大きさ。キハ110にさんざん乗った後に、キハ100の座席に座ると確かに狭い。
気仙沼の宿はスタンダードなホテル。テレビでインディージョーンズと球辞苑を見てあっという間に日付回る。
[(2)へつづく]