計画したのは昨年9月でしたが後回しにし続け、12月の絶好の機会には飲み会の影響で家に帰れず未遂に終わったり、結局半年近く延びてしまいました。
(1)■上野7:18→9:24米沢9:39→9:56赤湯10:47→11:39荒砥 つばさ123号
えきねっとトクだ値が米沢までしか空いていなかったので、米沢で下車。
赤湯からフラワー長井線に乗り換える。
風景はひたすら終着荒砥まで白一色の美しいものだったが、誤算だったのは6両中2両という、確率の低いはずのロングシート車ばかりが眼前に現れたことだった。
荒砥では車両の入替があったにもかかわらず、またもロング車。確率として9分の1を引き当てている…
帰路は1両の車内に茨城からの団体客も乗り合わせ、居心地は芳しくなかった。
■荒砥11:46→12:38赤湯12:45→13:01かみのやま温泉15:10→15:22山形15:27→16:08左沢16:16→17:00山形
かみのやま温泉の下大湯という公衆浴場に入る。徒歩15分ぐらい。
飯坂温泉を想起させるような湯加減だった。
左沢線はローカル線にしては1列車あたりの両数が多く、この列車は4両。平日朝夕はたいそう混雑するのであろう。
車内で爆睡していたら車掌に起こされ、左沢到着。
山形県の鉄道、全線完乗。
この日は山形駅近くのゲストハウスに宿泊したが、どちらかといえば外国人向けであった。
地元の人々がコーラスを唄ったり、集いの場という意味で個性に満ちた宿であった。
(2)■北山形8:58→9:13山寺11:09→11:28山形12:16→13:04米沢13:08→13:54福島14:16→15:42上野
特に旅程を決めていたわけでもなく、ゲストハウスで盛り上がればそのままのんびりしていても良いと考えていたが、どうもそんな雰囲気ではないので山寺へ行くことにした。
山寺は山形県であるにもかかわらず、観光客の大半は宮城方面から来ているようであった。
奥の院までは、冬でも片道30分あれば健脚な男性であればたどり着けるが、雪のためとにかく足場が悪く、手すりに頼らなくてはとても下山できなかった。私自身も2,3度転んだ。
クチコミ全盛の時代に、コンディションは著しく悪いにもかかわらずこれだけの観光客が来るという矛盾・・・
アジア系外国人がかなり多かったが、彼ら彼女らは単に雪見たさに来ているのか?
最近は、栃木の湯西川温泉にも、単に雪を見るために向かう訪日客がいると聞く。
山形駅の平田牧場で昼食をとり、堰を切るスピードで土産を購入した。
峠の力餅を購入するため、普通電車で福島まで出る。
立ち売りから買う力餅の味は格別であった。もっと買い込めばよかった。
(実際、米沢駅やつばさで売っているものとは製造ルートが違うらしい)