アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

平成28年3月のダイヤ改正

とりあえず、新幹線開業以外のことについて、気づいた点をつらつらと書いてみる。

・青森~新青森間の新幹線へのピストン輸送列車のほとんどが津軽新城行になった。津軽新城はこのダイヤ改正で東日本一番の勝者かもしれない

奥津軽いまべつ木古内の18きっぷ特例の絶望的な使いづらさ

・石勝線の普通が減ったことで、新夕張新得間の特例もかなり難易度が上がった

五能線から津軽線に入る普通列車がある(隠れ運用)

上越線の午前中に走っていた渋川行1往復が消滅

常磐線竜田からの代行バスを「ひたち」に合わせたのはいいが、東京から18きっぷ(=普通)で行く場合は現行と同じく5時10分発の上野行に乗る必要があり、到着がただ遅くなるだけ

名松線は必ず家城駅で長時間停まる

・長らく上越線直通だった新潟14:05発442Mが、長岡行になった

・快速「アイリス」(長万部~函館)消滅

津軽中里~奥津軽いまべつ間の路線バスが誕生

肥薩線熊本~吉松間に直通列車が誕生

千葉界隈はほとんど変わっておらず、それ以外も全体に新鮮味のないダイヤ改正という印象。上に書いた項目も、あら探しをしている感じで、改正とは到底言えないものばかり。私が冷めているのか?

私がよく使う外房線では、一部列車の両数を増やしたことを「サービス品質よくするプロジェクト」の一つとしてアピールしているが、実態は去年のダイヤ改正前の両数に戻すだけである。

確かに該当列車は非常に混んでいるので施策としては間違っていないのだが、こんなあくどいコトを堂々とプレスに書いているのを見ると、利用者として会社の体質を疑ってしまう。

今後もこのような手法が他支社で使われるのではないかと懸念する。