アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

北海道根釧旅行⑤ <帰路>

はまなす」は定時に到着。もう残りは長くないが、最後まで走り続けてほしいと思った。

網走からの遠軽行きで一緒だった親子連れが青森にいた。眸子明らかな子だった。

 

DSC_0821.jpg

 

 

◆青森7:09→7:49弘前7:53→8:38大館 奥羽線快速・普通

 

体がバッキバキで、いつまでもつか…

道内で乗り過ぎて、本州を南下するやる気はすっかり萎んでいたが、新幹線に費やすお金を釧路で使ってしまったので、行けるところまで在来線で行くことにした。いくら社会人とはいえ、予算上むやみやたらに新幹線に乗るわけにはいかない。

在来線用の旅程はあらかじめ組んでいたので、花輪線の始発大館へ。

はまなすの人波は新青森と八戸へ流れていったので、奥羽線は概して空いていた。

 

◆大館9:17→12:15盛岡 花輪線普通

 

DSC_0848.jpg

 

淡々と田園風景がつづく。大館で買った秋田魁新報をダラダラ読んでいた。

途中の大更からは立ち客も多数。途中駅で乗車した人のほとんどが盛岡まで降りなかった。

花輪線は今までなかなか乗る機会に恵まれなかったが、これで踏破。

 

◆盛岡13:08→14:24平泉 東北本線普通

 

盛岡フェザンのプロントで充電と昼食を済ませ、さわや書店で新書を、横丁で岩手みやげを購入した。

 

一ノ関行きは、相変わらず通勤電車さながら。

 

P1070469.jpg

 

 

◆平泉15:05→16:33仙台 東北線 「快速 平泉・仙台世界遺産号」

 

平泉へ観光に来たわけでもないのに、悠々と乗り込む。

この「ジパング」という車両は関東の「リゾートやまどり」と外観が瓜二つ。車内にきつい殺菌臭が漂っていた。

せっかく来たのに、中尊寺どころか毛越寺さえ訪問できずに終わった。

 

DSC_0871.jpg

 

 

沿線は稲刈りシーズンの真っ只中であった。秋を感じた。

仙石東北ラインの線路も見えた。時間の短縮が特に劇的というわけではないし、この線に果たしてどれだけの意味があるのか、県外者には少しわかりにくい。

 

 

◆仙台17:01→18:22福島18:50→20:44黒磯 東北本線普通

 

普通による帰路のときはいつも愛用している列車。3回目。719系である。我ながら贅沢な時間の使い方をしていると感じた。

 

このシルバーウィーク中、利府のひとめぼれスタジアムで嵐のライブをやっているので、ホテルや新幹線が取れないと結構話題になっていたが、時間が時間なだけに、影響はあまり感じなかった。

 

ここまで全く辛いとは思わなかったが、さすがに郡山付近から、身体に疲労が出てきた。

札幌で買った土産を持ち続けながら移動するのは、気を遣うので、なかなか酷であった。

 

◆黒磯20:52→21:44宇都宮 東北本線普通

 

俗に言う「黒磯ダッシュ」をしている人がいた。

まあ乗車距離も短く、私に言わせれば座席を確保するに値しない列車。

豊原~黒田原駅付近で、携帯の電池が切れてしまった。毎回、同じ失敗を繰り返している。

 

P1070474.jpg

 

 

盛岡から何も食べていなかったので、宇都宮餃子館で夕飯を取ることにした。

…が、西口の店は15人ぐらい並んでいた。ほかの餃子店も軒並み行列ができているか、あるいは閉店していて、やむなく食べるのを諦めた。

22時でこれかい。さすが大型連休……

結局コンビニ弁当で済ませた。

 

◆宇都宮22:20→0:01上野 東北本線普通

 

この旅の掉尾を飾る列車だが、もうやることも無く、小山から先はほぼ寝ていた。

 

DSC_0898.jpg

 

 

目が覚めたら上野だった。

札幌から26時間1分に及ぶ大移動にピリオドが打たれた。

日常があんな遠い町ともレールでつながっているんだなぁ、という妙な感覚に襲われた。

 

*********************

 

 

当初からの北海道全線走破という目標は悪天候に阻まれ持ち越しとなりましたが、あと何年かして、振り返った頃には重要な旅になっているかもしれません。

道中、お付き合いいただいた方々には感謝いたします。