アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

只見線と迎える春

せっかくの3連休なので、18きっぷの消化も兼ねて企画したリフレッシュ旅行です。なお上越新幹線は、えきねっとの「トクだ値15」を使用しました。 

 

●大宮6:34→7:35浦佐7:46→7:55小出 上越新幹線「とき301号」・上越線普通

序盤を新幹線ですっ飛ばすことで、全体としての行程がものすごくラクになる。

 

普通長岡行は新鋭E129系電車だった。数十年ぶりのピカピカの新車であり、地元としては嬉しいに違いない。

 

●小出7:58→9:15只見 只見線普通

乗客約20人。うち新幹線組と思しき客は7人ぐらい。越後須原で数人降りただけで、あとは動きなし。

 

●只見9:25→10:15会津川口 只見線代行バス

乗客約10人。親子2人本名駅下車)を除く全員が旅行客。乗ってきた列車で折り返す客が少しいて、全員バスに乗り込んだというわけではなかった。

 

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昨年乗った時はこの代行バスで爆睡だったが、今回はじっくり風景を観察。
只見線の橋梁が現れるたびに、皆がカメラを向けていた。

 

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会津川口10:30…11:05道の駅かねやま11:55…12:00会津中川12:13→14:27会津若松 只見線普通

会津川口駅の徒歩圏内には特にこれといった景勝地や食事処がない。代行バスから降りた乗客が待合室で滞留していると、駅員から「『道の駅かねやま』まで歩き、隣の会津中川駅から列車に乗ってはどうですか」と呼びかけられた。

私は一応目星をつけていた「食堂おふくろ」の様子を見に行ったが、まだ開店していなかったので、同じように“会津中川コース”に参加することにした。

結局、代行バスのほとんどの客が道の駅に向かったようだ。ドライバーからすれば、なぜこんな田舎道を旅行客がぞろぞろ歩いているのかと不思議に感じてしまうだろう。

途中写真をパシャパシャ撮影しながら、道の駅まで徒歩30分ほどだった。沿線の風景が日本離れしていて美しかった。

道の駅の食堂で腹を肥やし、今後の行程に備えた。

 

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小出から離れていくほどに、雪がどんどん減っていく。

18きっぷのポスターにあった「一駅一駅、春になっていきます。」というフレーズを地で行く感覚だ。

 

会津中川発428D列車は乗客約40人。今年から只見線は冬ダイヤが設定され、所要時間を長めに見積るようになったので、会津柳津まで異常なほどのんびり走っていた。西のほうのローカル線では日常的にみられる光景ではあるが、キハ40でのろのろ走られると燃費の悪さがとても気になった。

 

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会津若松15:06→16:20郡山 磐越西線普通

 フルーティア編成を連結した6両で、すべての座席が埋まるぐらいの混雑。

この区間は線路がくねくね曲がっていたり、磐梯山猪苗代湖が右に左に見えたりと、車窓が次々に変化するのでおもしろい。

 

●郡山16:27→17:02白河 東北線普通

今まで何度も素通りしてきた白河市への罪滅ぼしとして、初めて途中下車し白河ラーメンを夕食とした。

白河ラーメンのお店はいずれも駅から若干離れていて、今回は東へ10分ほど歩いたヨークベニマルの近くにある「田中屋」に行った。

駅舎、小峰城のライトアップともに綺麗だった。美しい街白河。

 

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●白河18:08→18:33黒磯18:38→19:28宇都宮19:40→21:17上野 東北線普通・快速ラビット 

最後はグリーン車に乗ると決めていた。
私は車端部の個室ゾーンが一番のお気に入り。終わり良ければすべて良し! 

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≪おわり≫