▼南四日市9:44→10:06亀山10:10→10:27津10:30→11:06伊勢市 関西線・紀勢線・参宮線
当初は7:54発に乗る予定だったが二日続けて寝坊した。
まあ今日の目的地は伊勢だけなので、しくじったと言う気持ちはあまりない。
接続待ちで津に着くのが若干遅れたが、快速みえは亀山からの普通列車をしっかり待ってくれた。できる子。
津市に到達(通過)したことで、47都道府県のうち訪れていない県庁所在地はいよいよ山口市だけになった。
外宮だけ行くのは片詣りになるのでできるだけ避けたいところだったが、今回は御朱印帳を購入することで許していただきたい。
これを機に寺社仏閣めぐりも趣味の一つに入れようかなと思う。ただ神聖な世界を、生半可な気持ちでスタンプラリーのような気分で巡るのはよろしくないのかな、とも思う。
朝昼兼用で伊勢うどんを食べた。
伊勢市の有名店と鳥羽のファーストフードのような店で2回食べたが、これはだれが作ってもあまり味は変わらないのではないかと思った。自分の味覚がまだ幼稚なのだろうか。
伊勢は若い人が多かったのに対し、鳥羽駅はおば様方で溢れていた。
駅前に「鳥羽マルシェ」という農産品を扱う施設ができていた。こういう直売所、最近いろいろなところで見る。全国的に流行っているのか。
新宮から来た多気止まりの列車にはいかにも18きっぱーという感じの人が6,7人いた。
多気駅の、主要駅でありながら鄙びた雰囲気のあるところに惹かれた。
友人と合流。
今回の旅行の軸はこの列車において計画を立てた。東側から紀勢線を横断するのは私にとって長年の悲願で、それがいよいよ実現する。
友人が近鉄に忘れ物をしたというので、鶴橋まで取りに行くことになる。
忘れ物のほうが早く大阪についているじゃないか…
松阪~鶴橋間を我々は何時間かけて大回りしているのか!?
新宮行は混雑すると予想していたが、2両編成のボックスが半分埋まるぐらいの乗車率で、多気を出発した。
紀勢線の東側はほとんど山間部を走っているが、時折熊野灘の絶景が広がる。
乗客は紀伊長島までの駅でほとんど降りてしまった。
土曜ということで激しい乗り降りもなく、加えて好みのキハ48だったのでこれ以上ない条件がそろった。
赤福をおやつ代わりにちまちま食べ、期待以上にまったりと新宮まで楽しめた。車内は暖房が効き過ぎていて暑かったけど…
尾鷲駅にて、何となく明日への希望を感じさせる日差しを浴びた。
今日は紀伊勝浦に宿泊。
20時を回っているにもかかわらず、意外と人通りが多かった。
旅館の湯に浸かり、近くの店で夕飯としてくじらの刺身をいただいた。
そのあと勝浦港の近くにある「海乃湯」という足湯にも入った。
それにしても、夜の港ほど怖い場所もない。