アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

東海ドミトリー旅行2016(2)

伊勢市7:00→7:27松阪 紀勢線快速「みえ2号」

 

今日は7年ぶりの復旧を果たした名松線に乗りに行く。

伊勢神宮は片参りになってしまうので、今回は訪問しなかった。

このところ雨男の気があるが、この旅行で雨に降られたのは初日の旭湯に行った時だけだった。

 

▼松阪7:32→8:11家城 名松線

 

乗客30人ぐらい。

あまり名松線で2両編成は走らないからなのか、単にJRの周知不足なのか、締切中のドアボタンを押して開かず、慌てる人を途中駅で何回も見た。

 

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▼家城8:25→8:59伊勢奥津9:35→11:01松阪 名松線

 

家城駅から見える水田風景はとても明媚である。

 

伊勢奥津駅前でアンケートに答え、クリアファイルをもらう。ゴールデンウィークの特別企画として、北畠神社に向かう無料のバスが用意されていた。さすがに時間がないのでバスには乗らず、隣の「ひだまり」という土産屋を物色した。

やはり名松線が復旧できたのは、域内が県庁所在地である津市だったことも大きかったと思う。

 

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ここから来た道を戻る。

 

家城で交換した(次の)伊勢奥津行きは、立ち客が出るほど混んでいた。

まあ旅行客としては車内が空いているに越したことはないが、全国でも指折りの超ローカル線にこれだけ注目が集まって、列車が満員になるのは喜ばしいこと。7年の歳月は重かったのだなぁ。

 

 

▼松阪11:42→13:10名古屋 紀勢線「快速みえ10号」

 

あら竹の駅弁を貪る。旨いけど、1300円でこの量か…

 

 

▼名古屋13:15→13:39金城埠頭 あおなみ線

 

リニア・鉄道館へ。大型連休なので子供連れで賑わっていた。

 

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伊予西条に行ったときも思ったが、十河信二はやはり端倪すべからざる人物だと感じた。

 

金城埠頭15:29→15:52名古屋16:07→神宮前16:22→16:25大江 あおなみ線名鉄

 

あおなみ線の駅構内はがらんとしすぎている。もっと独自色を出して良いのでは…

 

名古屋で乗り換え、名鉄を乗りつぶす。意外にも初めてとなる。これだけ全国回っているのに、今まで縁がなかった。

車内に速度計や温度計があったり、パノラマスーパーが高速で通過していったり、全てが新鮮に映った。座席も多彩で飽きない。

 

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▼大江16:33→16:36東名古屋港16:39→16:42大江 名鉄築港線

 

旅程決行の2日前にこの路線を発見し、立ち寄ることにした。

鶴見線の大川や和田岬線に似ている。往復ともに4両に乗客5人弱だった。

 

▼大江16:44→17:23阿久比17:25→17:48河和 名鉄河和線

 

途中、聚楽園太田川で通過待ち。太田川駅に京成の青砥を重ね合わせた。

 

▼河和17:57→18:04富貴18:12→18:29内海 名鉄知多新線

 

特に予備知識もなくここまで来てしまったので、両終着駅を結ぶバスがあるような気がして急いで調べたが、この時間帯はなかった。このバスは運賃が変わる基準が「市外に出ること」らしいが、なかなかユニークだと思った。

 

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知多新線は知多奥田駅以外、閑散としていた。河和よりこちらの方が栄えているイメージを持っていたので意外だった。

全線複線化できるように線路の脇に土地が確保されていたが、利用状況からして新しいレールが陽の目を見ることはなさそうである。

 

▼内海18:35→18:57知多武豊武豊19:25→20:16名古屋 名鉄知多新線武豊線

 

JRの武豊駅は歴史ある佇まいだが、利用客は名鉄に比べると多くないようだ。

 

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この日は円頓寺の近くにあるゲストハウス「西アサヒ」に泊まった。オシャレ過ぎてはまる。虜になりそう。

社会人になって1年が過ぎ、良い意味で思い出を引きずることがなくなり、毎日さっぱりと過ごせている。