今日は7年ぶりの復旧を果たした名松線に乗りに行く。
伊勢神宮は片参りになってしまうので、今回は訪問しなかった。
このところ雨男の気があるが、この旅行で雨に降られたのは初日の旭湯に行った時だけだった。
▼松阪7:32→8:11家城 名松線
乗客30人ぐらい。
あまり名松線で2両編成は走らないからなのか、単にJRの周知不足なのか、締切中のドアボタンを押して開かず、慌てる人を途中駅で何回も見た。
▼家城8:25→8:59伊勢奥津9:35→11:01松阪 名松線
家城駅から見える水田風景はとても明媚である。
伊勢奥津駅前でアンケートに答え、クリアファイルをもらう。ゴールデンウィークの特別企画として、北畠神社に向かう無料のバスが用意されていた。さすがに時間がないのでバスには乗らず、隣の「ひだまり」という土産屋を物色した。
やはり名松線が復旧できたのは、域内が県庁所在地である津市だったことも大きかったと思う。
ここから来た道を戻る。
家城で交換した(次の)伊勢奥津行きは、立ち客が出るほど混んでいた。
まあ旅行客としては車内が空いているに越したことはないが、全国でも指折りの超ローカル線にこれだけ注目が集まって、列車が満員になるのは喜ばしいこと。7年の歳月は重かったのだなぁ。
▼松阪11:42→13:10名古屋 紀勢線「快速みえ10号」
あら竹の駅弁を貪る。旨いけど、1300円でこの量か…
リニア・鉄道館へ。大型連休なので子供連れで賑わっていた。
伊予西条に行ったときも思ったが、十河信二はやはり端倪すべからざる人物だと感じた。
▼金城埠頭15:29→15:52名古屋16:07→神宮前16:22→16:25大江 あおなみ線・名鉄
あおなみ線の駅構内はがらんとしすぎている。もっと独自色を出して良いのでは…
名古屋で乗り換え、名鉄を乗りつぶす。意外にも初めてとなる。これだけ全国回っているのに、今まで縁がなかった。
車内に速度計や温度計があったり、パノラマスーパーが高速で通過していったり、全てが新鮮に映った。座席も多彩で飽きない。
▼大江16:33→16:36東名古屋港16:39→16:42大江 名鉄築港線
旅程決行の2日前にこの路線を発見し、立ち寄ることにした。
鶴見線の大川や和田岬線に似ている。往復ともに4両に乗客5人弱だった。
▼大江16:44→17:23阿久比17:25→17:48河和 名鉄河和線
途中、聚楽園・太田川で通過待ち。太田川駅に京成の青砥を重ね合わせた。
▼河和17:57→18:04富貴18:12→18:29内海 名鉄知多新線
特に予備知識もなくここまで来てしまったので、両終着駅を結ぶバスがあるような気がして急いで調べたが、この時間帯はなかった。このバスは運賃が変わる基準が「市外に出ること」らしいが、なかなかユニークだと思った。
知多新線は知多奥田駅以外、閑散としていた。河和よりこちらの方が栄えているイメージを持っていたので意外だった。
全線複線化できるように線路の脇に土地が確保されていたが、利用状況からして新しいレールが陽の目を見ることはなさそうである。
▼内海18:35→18:57知多武豊…武豊19:25→20:16名古屋 名鉄知多新線・武豊線
JRの武豊駅は歴史ある佇まいだが、利用客は名鉄に比べると多くないようだ。
この日は円頓寺の近くにあるゲストハウス「西アサヒ」に泊まった。オシャレ過ぎてはまる。虜になりそう。
社会人になって1年が過ぎ、良い意味で思い出を引きずることがなくなり、毎日さっぱりと過ごせている。