東日本大震災復興支援として、2014年11月16日に阪神巨人OB戦が仙台にて行われた。コボスタ宮城(旧宮城球場)に行く機会というのは滅多にないので、これを機に訪れてみることにした。
【往路】
東京848→[やまびこ43号]→1047仙台1151→1155宮城野原
今回はE6系で運行される「やまびこ」を狙って乗車した。
自由席に乗ったが、東京では座席の3割が埋まる程度で、立ち客は最後まで出なかった。
やはり東北新幹線は2列座席に限る。
牛タンロードの善治郎という店で食事を取る。まだ11時にもかかわらず、どの店も混雑していた。
後で知ったことだが、自分たちが着く10分前に巨人の松井が新幹線から降りてきたらしい。どうりで構内に人が多かったわけだ。
今回は一塁側の臨時観戦スタンドで観た。その名の通り、仮設のスタンドだった。
コボスタ宮城は席種が多すぎて、わけがわからないままコンビニで買ってしまった。せっかく仙台まで来たので、目の前にあった「コカコーラBOXシート」ぐらい奮発してもよかったかなと思った。
OB戦の試合自体はファン垂涎の名勝負ばかりで夢中になった。
王監督は江夏との対戦ということでスローボールを打って一ゴロ。ただ直球勝負を仕掛けられても普通にヒットを打てそうだった。御年70を過ぎているというのに、この人の持つときめきは凄い。
ライト側の守備は序盤に松井、終盤に桧山が登場して大盛り上がりだった。
巨人の高田誠や阪神の和田徹・南牟礼など、お世辞にも知名度が高いとは言い難い、その時代の野球を見ていないとわからない選手もいた。まあOB戦はそれぐらい奥深い方が面白いと思う。
知り合いになぜそんなに選手がわかるのかと訝られたが、大学1,2年の頃にプロ野球史のムックを読み漁ったのが活きていると思う。
【復路】
宮城野原1520→1524仙台1602→[快速シティラビット6号]→1716福島1724→1925黒磯1931→2021宇都宮2037→[快速ラビット]→2208上野
予想より早く試合が終わったため、旅費節約の目的もあり、在来線で帰る。
宮城野原駅のホームが人で埋まっていた。
仙台駅で萩の月を買い込み、イーグルスショップを覗き込む。一枚だけ余っていた「星野仙一 夢、ありがとうTシャツ」を購入した。なかなか関東では買えない商品なのでうれしい。
東北本線は普通列車が年々細切れにされていっている印象がある。
乗り換えるたびに席取り合戦になるのは嫌なのだが、どうしてもそうなってしまう。
仙台駅の発車ホームは東京の新宿並みの混雑を呈していた。工事中で狭いというのもあるが、発車時刻ギリギリにならないと列車が入線してこないためだ。どうにかならんのか。
驚いたのは、普通列車関連のフリー切符が特別使えるシーズンでもないのに、仙台から通して乗っていると思われるお客さんが割といたことだ。
宇都宮から乗った快速ラビットでも、「萩の月」を抱えている人が居た。この人は黒磯でも見かけたので、どんな切符を使っているのか気になった。「東北ローカル線パス」あたりで乗り越し利用しているのかな?