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雲州平田800→820出雲市840→859宍道904→937木次1004→(奥出雲おろち号[トロッコ列車])→1217備後落合1418→1542新見1550→1651総社1654→1736岡山1748→1852播州赤穂
旅館のおかみさんに見送ってもらう。
畑電はラッシュなど無縁だ。
宍道で乗り換え。木次行きはなんと4両で仰天。
木次駅は駅員の方が7,8人いて、さすが鉄道部、といった趣き。
最近は下車印をもらう際の窓口氏の対応が良くなったと思う。
おろち号は空いていたが自分だけ相席。指定席券売機の濫用がもたらした弊害。
おろち号は伝統ある列車だけあって、車掌や雲南市ボランティアのガイドは手馴れた感じ。
下久野トンネルに始まり、右下に棚田が見えるところなど詳しいところまでガイドしてくれた。さすが観光列車。リゾートやまどりもノウハウを蓄積させればこんな風になるんだろうか。いや、なってほしい。
亀嵩と八川のホームでそばを売っていたが、2回とも目の前で売り切れてしまった。
のち出雲坂根でやきとり、備後落合で仁多牛弁当を買ったので帳消しにはなったものの、この時はホントそばに縁がないなぁ、と沈んでいた。数年前、山形の峠駅に行ったときも目の前で売り切れたのを思い出した。
(写真:スイッチバック2段目から3段目のトンネルを見る)
出雲坂根の延命水を呑んだので長生きできるかな?(笑)
やはり木次線のハイライトは出雲坂根~備後落合だと思う。3段スイッチバックは見ものだし、山越え付近の雄大な景色もすごい。ただ廃屋が多くてもの寂しい感情になる。三井野原では閉じたスキー場のリフトが錆びつつも残っていた。
(写真:スイッチバック3段目の線路から撮影。奥に1段目、手前が2段目の線路)
終点の備後落合では約半分のお客さんがそのまま折り返し、あとはほとんどが三次行きに乗車。駅に残ったのは3人だけだった。
写真ばかりとっているのではなく、トロッコのお客さんたちに手を振ればよかったか、と軽く後悔。
「日本一さびしい乗り換え駅」と言われることもあるこの駅。2時間の待ち合わせだが駅ノートが置いてあって全く飽きなかった。冬の時期に書かれたページを見ると、木次線がタクシー代行になって残念です、みたいなことを書いている人が多かったように思う。やっぱ木次線を介して乗り換える客が多いようだ。
急行「ちどり」以来30年ぶりに来ました、なんていう書き込みも。
それにしてもこの駅の虫の多さは指折り…。
(写真:備後落合駅前)
14時10分ごろに全方面から列車集結。この駅が一番賑わう時間。ここで塩町方面に向かう知り合いに再会。また北海道に行った際にはよろしくと挨拶して別れる。
道後山の駅前を見ていたら、ああこれじゃ3往復でもしょうがないな、というありさまだった。国鉄をご利用いただきありがとうございます、か…(苦笑)
新見は幹線のわりに寂しい駅。ただ構内の広さは立派。
総社で吉備線に乗り換える。
LRT化がしばしば叫ばれる同線だが、岡山寄りはそれでいいとしても総社寄りは田園風景が広がり、LRTは似合わないような気もする。備前三門で大量に客が乗ってきたのには驚いた。
この時間は岡山とは言えど通勤ラッシュだ。目の前で高校生男女が恋愛トークをしていた。播州赤穂定刻着。
(以下省略)
お読みいただきありがとうございました。