羅湖→華強街
早速宿にチェックインし、夕食は喜家徳へ。
前回の哈爾浜で味をしめた餃子の店。
この店の餃子はチェーン店とは思えないほど美味い。調子に乗って鍋などを少し頼みすぎた。
一人で行く場合は餃子とライスぐらいで十分だった。

趣創酒店という宿に泊まったが、この宿は立地が非常に素晴らしい。
華強電子世界は歩いてすぐな上、華強南・華強街・華強北の3駅が自在に使えるのは便利だった。
(翌日)
華強南→華新→通新岭
塔斯汀で朝食。
塔斯汀とは中国内地のハンバーガーチェーン店。単餐セット23元。朝から食えるのは良き。でもこんなのを毎日食ってたら太りそう。

中国の観光地は無料なところは無料で立派に整備されている一方、有料施設はべらぼうに高い入場料がかかる。
一人旅をしていてもなかなか中国旅行の知識を開陳する機会というのは限られていて、そうなると5,000~6,000円もかけて深圳野生動物園や世界之窓といった観光地に行く意味があるのか…と懊悩する。
茘枝公園・鄧小平画像広場
このあとの蓮花山公園然り、広大な公園がちゃんと整備されていて思い思いの憩いの場として機能しているのが羨ましい。
茘枝公園の南東には「鄧小平画像広場」という場所がある。

深圳の発展をもたらした鄧小平の巨大看板があるが、看板の近くには近づけず、警備エリアなのか多くの公安が目を光らせている。下手な行動は慎まれる雰囲気。
隣にいたおばちゃん軍団と一緒に観光客のオーラを全開にして写真を撮った。
東門美食街
古くから香港からの日帰り観光で立ち寄られている場所らしい。
夥しい数の飲食店が並んでいるが、物差しがない観光客としてはなかなか選べなかった。
客引きが多くて紅茶だけ買って退散した。
蓮花山公園
鄧小平の巨大な銅像が山頂にある。
先ほどの広場はほとんど誰もいなかったが、こちらは登頂して見に来ている人が多く、多くの深圳市民から親しまれているようだ。

深圳の街では、鄧小平像の目線には高層ビルが立たないようにしているらしい。なるほど。

最寄りの少年宮駅から銅像まで、片道約20分。
皇崗口岸駅
香港との「口岸駅」でしか販売していない「深圳通ユニオン(銀聯)対応カード版」というものを購入するためにわざわざ皇崗口岸駅へ。
客務中心で身ぶり手ぶりで欲しいと言ったら出してくれた。これがあれば残高があっても引き続き次の旅行で使える。かなりデザインが良くてお気に入りのカード。
親切にチャージしてくれたが、地下鉄が安すぎて全く使い切れる目処が立たない。
華強北
まだ13時だが、昨日からの肉体的疲労が蓄積していて早々と華強北周辺に戻り昼を食べることにする。
馬記永の蘭州ラーメン。26元。この店は上海でも行った。香港に比べるとリーズナブルで美味い。

華強北は街並みが楽しいのもあるが、地下街が充実していて食べるところにも全く苦労しないのがいい。
日本で言う「秋葉原電気街」がすっかりオタクの街になる前の、雑踏に塗れたかつての雰囲気が残っている。

深圳は歩道を歩いていても、電動バイクが音もなく突進してきて非常に怖い。
エネルギー切れのため、ラッキンコーヒー(Luckin Coffee)で9元コーヒーを買ってホテルに戻り少し休んだ。
中国はスタバ一強では全くなく、カフェの地場チェーンがいくつもある。
中国全土に言えることらしいが、華強北にはラッキンコーヒーというチェーン店が何店舗もあった。アリペイで注文した。
18時、華強北の北西部にある中航城というモールを散策しに行った。コッティーコーヒーで本日3杯目の紅茶。糖尿になりそう。
その後、中航城の本屋に立ち寄る。
中国の道路地図があれば買いたかったのだが、外国の本屋でお目当ての本を探し出すという行為は容易ではなく不調に終わった。
日本の漫画やジブリの本がいっぱい置いてあった。
どういう風の吹き回しなのかわからんが未だに崖の上のポニョとかが流行っているらしい。
しかしみんな地べたに座ってまで本を熱心に読んでいるのは大陸ならでは。こういうことの蓄積って将来差に出るよなぁ。
最後にスーパーで酒を買い込んだ。
陳列されているコメの5kg1,500円程度の価格を見ていて、現状(5月現在)の日本国内のおかしな市場価格はどうなってんだと憤る。
本当は深圳湾公園(人才公園)に夜景を見に行くつもりだったが、南山地区と華強北の移動に片道40分近くかかることを知り取りやめ。
あとから知ったが労働節*1でナイトショーイベントがいろいろと開かれていたようであった。
労働節は関係ないが、中国に旅行に行く場合、対日の要となる日(南京事件・柳条湖事件・盧溝橋事件など)は前もって知っておかないとえらい目に合うので気をつけよう。
美食街の永和大王で麻婆豆腐定食。24元。か、辛い…

私は台湾に何度も行きながら何気に豆漿を飲んだことがなく、ここで初めて飲んだ。
まあ飲めなくはない味だが慣れない。個人的に永和大王の食事は合わなかった。
これだけ抑えて観光しているのに、2万歩。
ダメ押しで蜜雪冰城のタピオカティー(7元)。
この店はドリンクショップだが、とにかくべらぼうに安い。自販機で飲み物を飲む感覚でタピオカや紅茶が飲める。日本では池袋に1店舗あるだけだが、深圳だけで何店舗もある。

このチェーン店の、見境なく安くして私たちはいい食材で勝負してるんです!!オーラを見境なく出してくるところが中国らしくて結構好き。
その分、衛生的な問題と隣り合わせなわけだが…。
深圳は観光都市ではないので、結局中国チェーン店行脚のような行程になってしまった。
(翌日)
華強南6:00→6:40機場/深圳空港8:55→14:00中部国際空港
急造行程だったため、帰りは中部国際空港へのフライトになった。
2025年5月現在では華強南が地鉄11号線の始発駅になっている。

市街地から地下鉄で深圳宝安空港に行く場合、11号線の機場(机場)駅だけが最寄り駅となる。近くにある机場北・机場東駅は空港の接続駅ではないので注意。

深セン空港のラウンジで朝食をむさぼり食う。
旅の締めとしてセントレア到着後に矢場味仙で台湾ラーメンを食べようと楽しみにしていたが、なんと定休日。
えっ、GW中なのに営業しないのか…
近くの焼肉ライクに入って、トボトボ関東へ戻ったのだった。
****************************
このあと7月に大災厄が起きるとの根も葉もないウワサが広まって香港路線は減便・バーゲンセールの嵐になった。
今振り返ると、結果論で高値づかみの旅行になったが、旅は行けるときに行くものと前向きに捉えることにする。(終)