アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

10年目の台湾旅行(2)【台南・安平】

富盛號

特にこの日は何の計画もなく、観光地とされる安平方面に向かおうとバスに乗車。

しかし、腹が減って苦しくなりバスを途中で降りて「富盛號」で朝食。
人気店と聞いていたが回転が早く、案外空いていてあっさり着席。

碗果(ワーグイ)35元+魚羹湯35元

碗果は、なかなか日本で味わったことはない食感の食べ物。これはデザートなのか米を食ってるのかよくわからなくなる。

ameblo.jp

続いて「康楽街牛肉湯」で台南名物牛肉湯を食べる。あっさりした感じの牛肉の味。牛カルビ炒めは油多めだが結構うまかった。この店は日本人向けのメニューがあって頼みやすいのがよかった。

牛肉湯130元+カルビ140元+ごはん10元
林百貨店・永盛帆布行・合成帆布行

神農街を散策しながら、林百貨店を観光。

林百貨店

早稲田…?

その後永盛帆布と合成帆布行へ。この旅行の目的である鞄購入というミッションを達成。とりあえず鞄を4点ほど買った。

特に合成帆布行は鞄だけでなく小物もかなり充実しており、今後台湾に来るたびに買い揃えてもよさそうである。

店員の方はとても親切に対応してくれた。何気なく買った小銭入れが旅行中においてもかなり有用だったので重宝するだろう。

安平古堡

このままでは食べただけで台南が終了してしまうので安平に行ってみる。
安平古堡とは1620〜1660年ごろまでオランダの租借地のような形だった施設のこと。観光地化されている。結構な数の日本人に遭遇した。

安平古堡入口

 

安平エリアに行くには主に路線バスの2番系統と99・97番系統のどちらかに乗ることになる。地図上では近いように見えるが往路で99路線に乗ったらめちゃくちゃ混んでいて、1時間近くかかってしまった。
帰りは2番系統。赤崁楼まであっさり20分ほどで到着。最初からこれにしとけば良かった。それなりに便数のある2番系統の方が個人的には使いやすかった。

小公園担仔麺店

市街地に戻ってきて、「小公園担仔麺店」に開店と同時に飛び込み食事。

小公園 乾麺60元+青菜50元

ここは二郎系ラーメンが好きなら超おすすめです。
にんにくがうまい具合に絡んでいて、絶妙なお味となっています。
食べていたらすぐに家族連れやデリバリーの客で店内はてんやわんやになった。

私のような独り者はもう一つの候補と目される「度小月担仔麺店」にはなかなか入りづらいので、こういう店でちょうどいい。

でも台南は怖い街。食べ始めるときりがなくなってしまう。
私は台湾苦節8回目にしてようやく台南市を訪問するという情けないことになっているが、台南を多くの人が絶賛するのもわかる気がした。

赤崁楼

その後台南定番の観光地である「赤崁楼」を散策。観光地はここや「安平古堡」をまとめて訪問する場合、少し安くなるチケットがあるらしい。夜のライトアップがキレイな建物で、眺めていてしんみりした。

赤崁楼

 

motto.tw

赤崁楼のあと、またしても近くの牛肉湯店に突撃。午前中にも行ったのでいいかとは思ったが、これは行って正解だった。

多くの方がすでにレビューなどで話されている通りここの牛肉は非常に日本人の口に合う濃口。午前中の薄口とは全然違った。

石精臼牛肉湯

 

牛肉湯110元+魯肉飯25元 うまい!

 

今日は(私にとっては珍しく)最後ダメ押しで莉莉水果店に行き、スイーツを食べてみようと思います。

水菓牛乳冰(70元) 店の横には所せましとフルーツが山積み

量が多すぎる。まあ独り身としてはこの価格で、これだけ色とりどりのフルーツが摂取できるのはありがたい。
何故かトマトも載っていた。台湾はミニトマトはフルーツとして扱われるとのこと。

 

今日はこれにて撤収…と言いたいところだがせっかくなので宿の近くにある新光三越を探検。
日本には最近まで進出していなかったシャオミの直営店を見物。シャオミはカバンも売ってるのか。
結局こうやって行く場所がどんどん増えていってしまう。21時に宿入り。

台南定番、鐡道ホテル

(つづく)