アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

西安・茨城線で行く兵馬俑(2)

2019年12月13日(金)

■五路口→紡織城→華清池 1号線・游5(306)

兵馬俑に行こうと思っているそこの君!

数多のガイドブックには西安駅から、バス「游5/306系統」に乗って兵馬俑へ行くと書かれていますが、違います。

10月下旬からこの游5/306は紡織城駅始発に変わってしまったのだ。紡織城駅とは地下鉄1号線東端の終端駅。もっとも兵馬俑寄りにある。
まあ、民営バスでは今でも西安駅から行けるので間違いではないが…ともかく私は現時点で一番信頼の置けるであろうこのバスに執着して兵馬俑へ行くことにした。

4travel.jp

 

車掌のお姉さまからきっぷを購入しようとしたら、華清池には行くか?と聞かれる。
帰りに寄る予定だと言ったら、行きに寄ったほうがいいと言われて急遽華清池を先に行くことにした。
中国という国のぶっきらぼうで適当で愛想がないところが私はとても好きなのだが、この車掌さんはめちゃ親切で、私の内の中国のイメージが揺らぎそうになった。

 

■華清池

楊貴妃ゆかりの地。かつて彼女が入浴したといわれる温泉の浴槽がいくつもあるぐらいだが、ところどころにある楊貴妃像が立派で絢爛なので良しとする。
地球の歩き方によると夜にはショーもたびたび開催されているようだ。
修学旅行生(遠足か?)や団体観光客ばかりで個人客はほとんどいなかった。


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華清池は裏の驪山と入場料が一体となっており、頑張れば登ることができたが、労力のわりにそこまでの眺望は望めそうにないと判断し見送り。

バス停の近くでは地下鉄の建設工事が進んでいたので、いずれこのあたりにも1号線が延伸してくるのだろうか。
1時間半程度華清宮を散策して、再び游5系統に乗り込んで兵馬俑方面を目指す。

兵馬俑博物館

いよいよメインの兵馬俑博物館。入場料はかなり高め。見るまでがとにかく遠い。
バス停から出店の前を歩き、駐車場を横断しチケットを購入し入場、そして館内にたどり着くまで、徒歩30分近くかかる。この時点ですでに普段の二倍近く歩いていた。バス停を降りた場所を覚えておくべし。

1号坑・2号坑・3号坑の3つあり、1号坑が最も巨大。
さっそく見ると圧倒的な像の数に卒倒しそうになる。とても壮観だ。幕張メッセ並のホール。1号坑(写真)だけで十分すぎるほどのスケールで、あとはおまけみたいなもの。

 

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見ごたえあったなと満足。出場してしばらく歩くと、土産屋が並んでいるが、買いたいと思うものがまるでない。スタバで兵馬俑限定デザインのマグカップを買った。139元。


土産屋とともに食事処がいっぱいある。外資チェーン店も、ケンタッキー・マクドナルド・スタバなどいろいろある。客引きもすごい。
兵馬俑博物館の脇にもレストランがあったがこの店の数を見ていると、無理してそこで食べる必要は全くなかった。

バーガーキングがあるという情報があったので、あちこち探すがないため、李先生で牛肉麺。45元。
何でもないごく普通の牛肉麺だが濃い味で美味しかった。
この李先生は2年前に北京南駅で注文に挫折して食事を諦めたことがあったので、借りを返せてよかった。

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秦始皇帝陵

秦始皇帝陵兵馬俑とセットになっていて、兵馬俑博物館の前の乗り場からシャトルバスで移動する。満席にならないと出ない。

降りると待機していた係員が降車した人たちをかき集めて、ツアーのごとく説明を始めた。
私は当然わからないので後ろで覗いていたが、あまりに説明が長いため途中で離脱。
中国は街中の至るところにシェアサイクルがあるが、こういうだだっ広い場所こそ自転車で移動できるようにしてほしいな…

 

陵墓であるが、石碑があるだけでそれ以外はだだっ広い広場。
何もない道が墓の周りをひたすら囲んでいる。ウォーキングに来ているよう。陵墓の裏側は特に何もなく、しかも通行止めの場所も至る所にあり、途中で諦めて引き返した。単独の観光地だったら絶対に来ていない。

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秦始皇帝陵兵馬俑博物館→紡織城→北大街→鐘楼

始皇帝陵から民営バス914,915系統で直行で帰ることもできたが(案内の兄さんに勧められた)、シャトルバスで博物館に戻って游5/306系統で来た道を戻ることにした。

帰路は半分ぐらい寝ていた。渋滞に巻き込まれ50分ぐらいかかった。今回西安駅までバスは利用しなかったが、紡織城のほうが時間が比較的読めるのではないかな。

(写真は紡織城バス乗り場) 

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■回民街

地下鉄を乗り継ぎ西安最大の繁華街、回坊風情街(回民街)へ行く。西安ではここに来ればとりあえず食事には苦労しない。

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同盛祥という店で、羊肉泡膜(ヤンルーパオモー)というローカルフードを頂く。ヤンルーパオモーとは、羊肉スープすいとんのような食事。

全く英語が通じずカウンターに行くと、焼きパンのちぎってほぼ粉状になったものとちぎってないものを見せられ、どっちがいいか?と見せられる。後者を選択した。
するとパンをちぎってから、カウンターにもう一度持って行くよう案内される。このちぎる作業が予想以上に骨が折れる。すいとんに替えてくれるまで丸20分ぐらいパンをちぎり続けた。

ホールのおばさんの査定が厳しく、もっとちぎらないと認めないと言う素振りを度々見せられ、周りの客が細かくしているのでさすがに抵抗のしようがなかった。

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羊肉はだしが効いていて牛肉でも豚肉でもない独自の味覚を味わえて美味しかったが、すいとんは量が多いため途中でふやけきってしまい飽きた。37元。
最初にちぎったほう選んでおきゃよかった…

(3へつづく)
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