旭川12:33→13:55名寄……幌延
勇んで旭川駅から北へ向かう。しかし案の定名寄駅を降りると宗谷北線は運転見合わせのアナウンスが入る。
名寄からは、参加者有志で連絡を取り合いあの手この手で皆様の力を借りながら北上。
しかし途中の音威子府で休憩中、何と明日の朝の列車の運休が決まってしまう。えっ…明日どうするんだ。
さすがにクリスマスパーティーの歴史長しといえども「前日に幌延へ向かう列車」+「糠南駅に行く列車」+「糠南から引き上げる列車」が全て運休になったのは史上初らしい。
相変わらず自分が行くとことごとくトラブルをもたらしてしまう。
詳細は省くが、何とか幌延町内に到達。
駅前の店で前夜祭。各自自己紹介などを行いワイワイ楽しんだ。
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(翌日)
今日はいよいよクリスマスパーティー本祭日だが、すでに前日の段階で宗谷線の運休は決まっている。
宿から糠南駅に行く手段があるはずもなく、宿主の車で現地へ訪問。
鉄道が運休していても稚内や音威子府・天塩町などありとあらゆるところから、あらゆる手段で約60人がこの地を訪れてしまう。皆様の根気たるや恐れ入ります。
現地では駅を思い思いに撮影したあと、豚汁(北海道ではぶたじるというらしい)と近隣の民家でで音威子府そばの振る舞い。
そのあと焚き火で暖を取る。途中で稚内からはるばるバンで来た方々も合流。
最後首謀者の方の挨拶と写真撮影で10時半ごろに概ね終了となった。
私は最初なので勝手がイマイチわからなかったが、例年こういった段取りで来ているらしかった。
糠南クリパは興味本位で参加できるほど甘いものではないという感想。
何しろ現地はマイナス10度近い気候で、滞在中の約6,7割の時間帯は雪が舞っている状態であった。現地の方々によればまだ風がないから易しい方だとの話だったが、暖地人間からするとこの気候の屋外に3時間もいるのは、体が全く慣れない。
私の装備は当初甘々だったので、この旅行序盤での道内ホームセンターでの衣料品補充をしていなかったら、クリパ後半は力尽きていた。なぜ今までこういう装備を揃えていなかったのかと思わされる。
みんなでイベントを成立させている感覚を得られるのは割と楽しかった。自らで楽しむことが全てのイベントなので、楽しむことが大事です。
私はクリパ当日に帰る旅程にしてしまったという点は、主催者幹部の皆様に余計な配慮をかけてしまった。
来年もし日程が合って参加が叶うのであれば、クリパの後ろに1日予備日を設けるようにしたい。
糠南…名寄13:37→14:55旭川 宗谷線快速なよろ6号
結局宗谷北線には今回一度も乗ることはできず、名寄までご厚意に甘える形で送迎していただき、その後ひたすら快速なよろ号で帰還となった。
ご厚情により道中で恩根内駅と初野駅に立ち寄り、最後の姿を拝むことができた。
旭川駅の菜の花プラザで休憩を取り、旭川空港へ向かい旅程終了。
現地でお世話になった皆様、大変ありがとうございました。