アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

北の大地の入場券

職場のお姉さまに、昨年書いた北海道旅行記で集めた入場券の解説が足りないといわれたので、1記事を費やして北の大地の入場券について書いてみる。

「北の大地の入場券」とは2020年7月から発売を開始したJR北海道の入場券のことで、2021年4月現在は全82種類が発売されている。(当初は86種類だったが、日高線廃止で4種類減った)

販売価格は一律200円だが、印刷は割と気合の入ったつくりで、なかには券片が何枚も綴ってあり原価以上であろう品が買える駅もある。

通販はなく、現地の駅の窓口で買うしか原則方法はない。
82種類のなかには土日は売らない駅、営業時間が著しく短い駅、駅では売っておらず近所のコンビニや道の駅が販売場所になっている駅などさまざまであり、この複数の条件が重なっている駅も多い。
特に根室本線芦別駅や函館線鹿部駅などは買いに行くだけで1日つぶれるレベルであり、道外からの旅行者泣かせ。

 

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例1:営業時間の短い駅(音威子府
このとき16時15分。こういう悲劇を起こさないように

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例2:駅以外で販売(浦河駅
入口のドアに北の大地の入場券のポスターが貼ってある


1日数本しか列車が来ない路線がある北海道でコンプリートはただでさえ難しく、特に宗谷線釧網線沿線は短期間ではハードルが高い。事前のリサーチは欠かせない。そこ、車で行けばいいとか言わない
公式ホームページでは営業時間が詳しく書かれており、私は旅の計画から道中にかけていつも参考にしている。窓口では「大地1枚」などと注文して通じる。ちなみに裏面をすべてつなげると北海道の地図になる…らしい。

 

www.jrhokkaido.co.jp

 

なお、2020年3月までは前身の「わがまちご当地入場券」が発売されていた。「わがまち」に続いて、「北の大地」も専ら鉄道が絡んだ風景で統一されている。
「わがまち」のときは専用ケースが発売されていたのに「北の大地」では発売されていない。私はテージーのアルバムでほかの切符と一緒に収納しているが、ぴったりのサイズのケースもあるようだ。切り離すかは、毎回悩ましい。

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収納例
八雲駅は2枚セット。4枚セットの駅もあります

 

www.taicho.jp


昨年3回渡道(滞在10日)して、ようやく33駅分集めた。昨年はキハ40記念入場券も同時に集めていたが、現在残っているのはこちらだけとなる。道のりはまだまだ険しい…