アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

エチオピア航空で行く韓国ムグンファ紀行(2)

釜山9:27→11:53ソウル KTX京釜線022

弾丸旅行の韓国旅行のためさっさとソウルへ戻る。

KTX 022 ソウル行き

 

あらかじめインターネットでKTXの座席を予約していたが、日本の感覚で座席を選ぶとKTXは全く窓割のいい席に当たらない。
KTXは集団見合い席の車両が多いので、座席を確保するときは列車の進行方向に注意が必要。かつての成田エクスプレスに似ている。
ここでもムグンファ号に乗る計画だったが、KTXの3倍近く時間がかかるため断念。振り返るとムグンファには行程中1度しか乗っておらず、全然「紀行」じゃない。

途中の大邱や大田でも観光は色々できるのかもしれないが、私は都市の位置関係を2,3日前まで全く知らなかったような人間である。したがってスルー。

 

昨日から日本人をまちなかでちらほら見かけるが、女性グループばかり。
男単独はほぼいない。お呼びでないということだろう。

ロッテマート

韓国土産はソウル駅に隣接するロッテマートに行けば事足りるらしいので物色。ロッテマートで買い物をひたすら勤しむ。

もうね、何を買っていいのか全然わからない。なんとなく日本でも見たことあるなという商品はあったが、ハングルが全然わからずとにかく困る。語学勉強しろという話だが。
適当にお菓子を入れまくっていたら4万ウォンも買ってしまった。
ロッテマートは30,000ウォン以上購入すると免税できるらしいが、急いでいて手続きを忘れた。

 

ソウル12:40→12:44明洞 4号線

とにかく時間がない。仁川に戻るリミットまで2時間しかない。
明洞は人が多く、日本で言う渋谷みたいなところなのかもしれない。
「香港飯店0410」(チェーン店)に飛び込み、知り合いに勧められたジャジャン面に舌鼓を打つ。

思いの外青島ビールが大瓶で出てきて困った。
ジャージャー麺は韓国特有のぬめぬめした麺が特徴的である。合計12500ウォン。ここはお一人旅でも自信をもっておすすめできる。

ジャンジャン麺+青島ビール

 

韓国では食事について、いちいちこの店は一人で入って大丈夫な店だろうか、ということを調べてから店に行かないといけないので気後れする部分は多い。

Googleマップが最近ようやく使えるようになったとはいえ、まだまだ地図精度は道半ばという感じなので、観光ではカカオマップと併用しながら二刀流で使い分けているのが実情。

明洞通り

最後の観光地は明洞観光センター。
ただの公営観光案内所だが、ここは韓国では数少ない鉄道グッズ(駅名キーホルダー)を販売している。
中国でさえあったのに、韓国はまるで鉄道グッズを売る概念そのものがない国である。この点がここまで訪問を後回しにし続けてきた理由の一つ。
釜山駅・ソウル駅ともに広大なのに鉄道グッズを売っている店は何一つなかった。
やむを得ず「カカオフレンズ」のグッズを無計画にも記念に買った。

 

乙支路入口13:51→14:02弘大入口14:07→15:03仁川空港T1 17:00→19:30成田空港 ET672

明洞の北端にある駅から仁川国際空港へ今度は各停で戻った。「直通」はクロスで快適だが、T-moneyが使えて運賃は直通の半額である各停も捨てがたい。
特に地下鉄と乗り継ぐ場合は後者のほうがメリットを発揮するものと思われる。

ソウル駅の地下鉄と空港鉄道の駅はかなり離れており、孔徳駅や弘大入口駅で乗り継いだ方が楽とされる。交通関係を予習してきたのがここにきて活きた。

普通電車は本数があるのでそれなりに空いていてよかった。
仁川空港では出国検査後、端のターミナルからの発着でありかなり歩いた。飲み物を買う場所が全然なく困った。

帰りのエチオピア航空もほぼ満席に近かった。こうして私の初韓国は幕を閉じた。

機内食(チキン)

(反省)
・今回はチケットを取るのが時期的に早かったため、飛行機の発着時刻が変わっていたことに気づくのが遅れて危なかった。
ホームページ上やアプリで自分の予約したフライトに変更がないのか、定期的にチェックしておく。特に数日前と前日には必ず見ておくこと。