アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

さよならスーパービュー踊り子号

伊豆急下田へ「スーパービュー踊り子」に乗って惜別乗車をするだけの旅。この電車は我々世代が幼少のときのヒーロー的存在の車両なので、引退というよりは勇退という言葉で送り出したい。

 

2020年3月7日(土)

■東京13:00→15:44伊豆急下田 スーパービュー踊り子7号

乗るのは約16年ぶりだ。東京駅は引退寸前の姿をカメラに収めようとするギャラリーがわんさかいた。
隣にいた「マリンエクスプレス踊り子号」もダイヤ改正で列車としては消滅する公算が高いため、注目されているようだ。
一般特急でグリーン車のドリンクサービスは、この列車がなくなると消滅してしまう。まあ我々世代にとってはまだそんなサービスが続いていたんだ…という感覚。この列車が登場した頃の、景気がいいと言われた時代の空気を一度吸ってみたかったな。二時間しゃべり倒して、伊豆急下田へ到着。特設ブースで記念乗車券を購入。
今回はデジタルフリーパスのIzukoを使用したため、おまけをもらったが、やたらと中身が充実していてうれしい。伊豆急下田でも同じ並びを撮れた。

 

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伊豆急下田/新下田16:15→16:18寝姿山16:45→16:48新下田/伊豆急下田17:01→17:04蓮台寺18:37→19:37伊東 伊豆急行線

寝姿山ロープウェイ乗り場は駅前すぐ。下田ビューホテルを眼下に望む。景色が素晴らしい。

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続いて蓮台寺駅近くの金谷旅館の千人風呂に入る。湯船が広くてまったりと過ごせた。駅近なので、ほかの皆様にもおすすめできる。人気らしいが新型コロナの影響で客足はほどほどだった。

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■伊東20:36→20:59熱海21:28→22:52品川 東海道線

微睡みながら伊東駅へ。
こんな夜真っ只中の伊豆を歩くことはなかなかない。列車に乗っている客層も、観光地伊豆としてはあまり目立つことのない地元客ばかり。
この時間帯では伊東の食事処は店じまいが近づいているところばかりで、目星をつけた居酒屋が満席。少し待機したがホールが待っている客の様子を少しも気にかけようともしないのが気に入らず、早々と退場しコンビニでパスタを適当に買って車内で食べた。今回の教訓、伊東(伊豆)で食事をするなら少なくとも18時には食事を始めておくべし。

8000系はボックスが設えてあるのがありがたい。伊東線普通列車の大半が伊豆急の車両で走っているので、なんかJRらしくないな。

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