アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

バンコク旅行記(2)-メークロン線-

2018/7/6

今日は第一の目的であるメークロン線に乗ることにするが、昨日夜遊びすぎて疲れたので朝早くの便は諦め、ウォンウィエンヤイ10時台の列車で行くことにした。

列車に乗る前に王宮エリアを散歩することにする。

まずワット・ポーへ行こうとプラ・アーチットから水上バスのオレンジフラッグ(各停)に乗ったら、なぜか対岸のワットアルンに着いてしまった。おいおいグーグルマップ…

ワットアルンも観光名所なので入場料50バーツを払って見て回る。初めてタイの本格的な建造物を見て一気に異国情緒が高まった。
そんなに広くないので、20分くらいで結構呆気なく見終わってしまった。

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中途半端に時間が余ってしまったので、渡し舟を使ってワット・ポーも回る。

巨大な涅槃像だけでお腹いっぱい。

 

ワット・ポーのあるエリアからメークローン線始発駅のウォンウィエン・ヤイ駅は交通手段に乏しく、タクシーかトゥクトゥクぐらいしか手段がない。もしかしたら路線バスがあるのかもしれないが、知識がない。

地図上でも徒歩30分ぐらいなので結局歩いた。後で知ったが、ドンムアン空港でバスの路線図を売ってるらしいので、買えばよかった。

 

■ウォンウィエン・ヤイ10:40→11:39マハーチャイ メークローン線

 ウォンウィエン・ヤイ駅はこれが都心側のターミナル駅かと度肝を抜かすような佇まいの駅。1面1線。下町情緒にあふれている。これまでは多少あった英語併記がこの駅にはほとんどなかった。

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10分遅れで到着しすぐ折り返しマハーチャイ行きとなる。
湿地帯に入るまで、日本の鉄道では経験したことのないような車輪の轟音が響く。市街地の路盤はとても悪いようだ。途中駅も国内の感覚では信じがたいレベルの簡素な造り。何より発車してからドアを閉めるというのが衝撃だった。

 

1時間で終着マハーチャイに到着。マハーチャイ駅は漁港の雰囲気。着いた列車の前の線路に屋台を出し始めた。乾物を並べまくっているので海鮮の匂いが街中に漂う。

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バーンレーム駅への渡し船に乗る前に海鮮レストラン屋で昼飯。サラダとコーラで206バーツ。多少油っ気あるがうまい。

ウォンウィエンヤイからメークロンまでがメークローン線だが、途中のマハーチャイからバーンレーム間は川で線路が分断されているので、渡し舟で対岸へ渡る必要がある。なぜ橋を架けないのかはよくわからない。しかも一日何往復もしているのに浮草邪魔じゃないのか?片づけないのかな?

 

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渡し船でバーンレーム側へ行き、看板に従って歩くと5分ぐらいで駅に着く。

ほんとにここに駅があるのか?と思ってしまうような道の突き当たりに突然線路が現れた。

 

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マハーチャイとは違うのどかな風情。駅のベンチで何人も寝ている人がいた。きょう平日なのに…
こちとら一国の島国でせわしなく働いてるのは何なんだろうか。今日は金曜だけど、この人たちの仕事は何なのかな…

 

■バーンレーム13:30→14:30メークローン メークローン線

 

定刻にメークロン行が出発。ボックスに1人程度。

南線は2016年ごろに軌道を改良したというだけあって北線のような激しい揺れはない。でも南線は4往復しかない閑散区間だし、日本の感覚なら利用客の多い都心に近い方から直すが…ここは真逆のようだ。

 

全線通して北線以上の湿地帯をひた走る。途中駅は秘境のような駅ばかり。ただ往復してわかったが利用客が全くいないわけではないようだ。

 

終点のメークローンという場所は線路にせりだす市場が観光地になっていて、列車の発着に合わせて屋台が商品を並べたり引っ込めたりするのが名物だという。

駅に接近すると線路脇がびっしり人だかりで、皆がこの列車にカメラを向けていた。時速5km程度で徐行を続けて進入した。列車自体は大して乗客が乗っているわけではないので運転席横から前を見るとカメラを一身に浴びているようで非常に気分がよかった。

駅に到着すると構内に洪水のように人があふれた。大半は中国人のツアーっぽい。廃線になった線路のようだ。傍から見ると観光客が気動車をおもちゃにして遊んでるよう。

 

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少しメークロン市場を見学したが、旅行客が手荷物で持ち帰れそうなものはなく、近くのセブンイレブンでお菓子を買って再び列車に乗り込む。

帰りはロットゥーでもいいかと思っていたが、血が騒ぎやっぱり鉄道で帰りたいという気持ちが勝った。安いし。

 

 ■メークローン15:30→16:30バーンレーム/マハーチャイ17:35→18:25ウォンウィエン・ヤイ

 

帰路のバーンレーム行きは、メークロン駅を出た時点で座れないほど混んでいたが、地元の人以外ほぼ全員が隣のラット・ヤイ駅で下車。車両に5人程度になった。
要は車内からメークロンの市場を見てみようと組まれたツアーなのだろう。地元のおばさんにあんたも降りなきゃみたいなことを言われたが、そのまま居座る。

あとは帰るだけ。タイ人は本当に暇なときぐらいしかスマホを使っているように見えない。人との会話を楽しんでいるように見えた。そう考えると日本人って結構無礼な気もする。

 

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マハーチャイ駅のトイレはチップ式だったので、バーンレーム駅で寄っておけばよかった。

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結論から言えば、少しでも電車が好きなら、メークローンは絶対鉄道で行くべきだ。片道でいい。線路の揺れる感じは、タイならでは。バリアフリーもない。冷房もない。改札もない。踏切手動。メークローン市場は鉄道好きなら国内では体験できない唯一無二の場所であることは確かだ。

■ウォンウィエン・ヤイ18:50→19:05サパーンタークシン19:20→19:45プラ・ピンクラオ

ウォンウィエン・ヤイ駅には18時25分に着いた。

国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅からBTSの駅は徒歩15分ぐらいの距離がある。

BTS2つ隣のサパーンタクシン駅から出るオレンジフラッグの最終が近づいていたが、駅に着いた時点であと15分ぐらいあるし大丈夫だろうと高をくくっていたら、BTSが超ノロノロ運転をして間に合わなかった。なんだよ…

結局昨日と同じイエローフラッグで宿へ戻った。途中で大雨になり、屋台の屋根から滴る雨を避けながらトボトボ戻った。
20時回っちゃってんな~と思いながら、時差表示に対応していないスマホに表示される22時という数字を見ていた。