アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

新潟国鉄旅情(1)

2019年11月23日(土)

新潟地区の国鉄型車両をただ乗り納める旅。

■長岡10:29→11:13新津 信越線快速

旧弥彦色。始発駅長岡の時点で座席が全て埋まり、立ち客多数。
今や少数派になってしまった115系電車だが、幸いにも現時点で運行終了の話は出ていない。私にとってこの車両は兄弟形式の113系とともに旅にのめりこんだ原点。いつ乗っても非日常に吸い込まれる。

リバイバルカラーを含め2019年現在では5種類の多彩な塗色が走っており、何に会えるかワクワクできるのは旅の楽しみの一つ。この旅ではもう一度115系に乗るが、果たして何が来るのかな。

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■新津12:11→13:32喜多方 「磐越西線国鉄色旅情」

2020年3月に予定されているキハ40系列の新潟地区引退に伴い、今日明日設定された臨時列車。順光の秋晴れが車体に映える。乗っている客は全員マニアで、ボックスに1,2人しかいなかった。それにしても関東の空はどんよりしていたのに、新潟に来たら天気がよい。いつもは逆のことが多いのだが。

喜多方で降りた客は誰もいなかった。まだ置き換えが本格的に進んでいないからか、沿線の人出は少なかった。

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磐越西線の非電化区間(新津-喜多方間)は11年ぶり2回目の乗車だが、以前は睡魔と闘っていた状態だったので改めて乗ると阿賀野川阿賀川の景観が美しくとても景色に優れた路線と気づく。

喜多方駅から徒歩10分ほどの「食堂なまえ」に行き、大盛を食べて体が火照った。喜多方ラーメンは縮れ麺にこってりした醤油スープが美味しい。生江さんが営業しているから「なまえ」か…


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■喜多方14:51→18:40新津 SLばんえつ物語号

以前から嘱望していた「グリーン車」についに乗る。喜多方で行き違いの会津若松行きを待つ乗客から熱い眼差しを浴びる。

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結論から言えば乗る価値十分。津川は真っ暗。グリーン券を持ってないとグリーン車の車内に入れないというのも特別感に溢れポイント高い。
車掌のもてなしがJR東日本としては一段階上だった。往路は何もなかったので。車内で開催されたじゃんけん大会に勝利し、バッジをもらう。
東日本のSL列車は他にもあるが、乗車時間・優雅なグリーン車及び車内のお楽しみの多さから、もし1つ選ぶなら間違いなく私はばんえつ物語をおすすめしたい。

 

■新津18:56→19:16新潟 信越線普通

6両編成。ばんえつ物語が満席では無かったからか、そこまで混んでおらず。
新潟駅「天地豊作」というCOCOLOの店で、たれかつ丼と越後ビール(1,800円)。とても飲みやすい。
タレかつ丼とは「揚げたての薄めのとんかつを醤油だれにくぐらせて、ご飯にのせただけのシンプルなもの」ということで新潟市B級グルメだという。

丼はごはんの量が多く、喋りながら食べていたら食べ切るのに1時間半もかかってしまった。


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(2へつづく)