2018年12月24日(月)
■新白島6:01→6:06本通6:35→7:12広域公園前7:18→7:51新白島 アストラムライン
朝からアストラムラインを乗り倒すが、その前に原爆ドームを見に行く。昨日の呉の展示を見ていたらやはり訪れないわけにはいくまいと言う気持ちになった。本通駅から近い。
朝早すぎて観光客は皆無だった。早朝にもかかわらずライトアップされていて威厳があった。
■新白島8:57→9:45岩国9:56→11:03徳山 モハ114-2016
新白島駅はまだ開業して3年と少しの新駅だが市内へのアクセスは悪くなく便利だ。
115系ばかり。あえてそういう列車を選んで乗っているのだが、これが来年にはなくなっていると思えない。宮島口で大半の乗客が下車。
岩国から下関行きに乗り換える。
岩国より西はダイヤ改正後も車両に変化はない。山口県は岡山・広島で走っているものよりもさらに骨董品のような車両がごろごろいるイメージがある。さすがに玉突き転配で最近はそうでもなくなってきているようである。
2つドアの115系というだけでも旅気分になる。
瀬戸内海をぼーっと眺めてただ西進するのみ。淡々と乗り続け、徳山到着。
■徳山11:13→12:31岩国 岩徳線
岩徳線の各駅は交換設備が外された長大ホームを擁する駅ばかり。それももう数十年も前に使われなくなっているような感じで草木ぼうぼうだった。さすが(約10年だけだったが)かつての山陽本線。
相席になったばあさん達が今の若者は軟弱すぎるという話をずっと目の前でしていた。
岩国駅から徒歩10分のところにある「そば玉や」のお好み焼きを食う。素晴らしい味。
■岩国14:15→15:24錦町16:02→17:07西岩国 錦川清流線
錦川清流線が今年の乗り納めとなる。その名のとおりずーっと錦川と寄り添うように走り続ける路線。
途中には全く街らしい街がなく、のどかという言葉しか浮かばない。
根笠〜南桑駅間には新駅が開業するようだ。このローカル線のどこからそんなカネが出てくるのか…?
往復、乗り鉄4人と片手で数えられるほどの一般客しか乗っていなかった。
帰りは西岩国駅で降りてみた。
モダニズムの雰囲気を残す西岩国駅舎。是非一度見ておきたかった。
西岩国駅は、かつての岩国駅で、いまの岩国駅は麻里布と呼ばれていた時代があった。今も岩国駅周辺の地名は麻里布である。
中国地方でも五本の指に入る名駅舎と個人的には思う。
(※錦帯橋に行く場合、隣の川西駅のほうが若干近いです)
■西岩国…錦帯橋18:31→岩国錦帯橋空港19:45→21:15羽田空港 NH640
西岩国駅から25分ぐらい歩いて大トリの錦帯橋へ。如何とも形容し難い建築美。ライトアップの橋を歩いていたら、ショパンのノクターン第2番が頭の中に浮かんだ。
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これで今年(2018年)の旅は終わり。
2018年は人生でもっとも旅行に捧げた年だった。年始は旅行以外の事にも取り組みたいと言っていたような気がするが、結局もとに戻ってしまった。分かちがたい宿命なのか。
(次回は2月下旬ごろ更新予定です)