2018年7月7日(土)
あっという間に最終日になってしまった。
バンコクの街にも少しだけ慣れてきたので、今日は路線バスでファランポーンまで行こうと思う。
しかしカオサン通りのバス停で合図を送っても、当ての53番バスは離れた車線をずんずん通り過ぎていく。なんかこのまま待っていてもダメかも…
しょうがないので土産話のためにトゥクトゥクに乗ってみる。交渉が必要とガイドに書かれていたが、立場はこっちのほうが弱いので折れる。かなりボラれた気がするが、昨日の交通費が安かったので目を瞑ろう…
ファランポーン駅には約10分で着いた。やはりカオサン通り方面を結ぶ交通機関が船かバスしかないのは不便。早期のMRT延伸が望まれるところ。
◆ファランポーン8:20→9:39アユタヤ 急行75列車
お金がなくなり、バンコク銀行のATMで現金引き出し。
こんなに遊んでるのに、まだ宿泊費含め7,000円程度しか使っていないことに驚く。
アユタヤに行くか、かなり迷っていた。帰りの飛行機が出るドンムアン空港がアユタヤに行く途中にある。ファランポーンに戻ってくると、行って戻ってまた北上するような非効率な移動になってしまう。でも夕方から夜にアユタヤに行くのもちょっとなぁ…最終的には、気になるところに行かないと後悔するのは数多の旅の教訓であると胸に言い聞かせ、多少無理をしても行ってみることにした。何でも見てやろうの境地だ。
AC(冷房)付き座席245バーツ。市街地はダラダラ走っていたが、ドンムアンを過ぎてからはさすがの走りっぷり。
AC車でアユタヤに下りた客は少なかった。渡し船に乗り、アユタヤ市街地へ。
■マット・マハタート
レンタサイクル屋から約10分で着いた。
たまたまだがJTBの日本人ツアー客がわんさかいた。やっぱり自分は立ち止まって解説を聞くという団体行動ができないし、ツアーにしなくてよかったとツアーの人たちを横目に思った。チケット受付の人に写真を撮られるが意味不明。地元の学生からインタビューされその子と写真を撮った。
ビルマ軍が攻め入ってこうやって観光地になってるということは、タイとミャンマーの関係もお察しということなのか?すごい観光地に来ているんだろうけど、自分の無感情っぷりが少し嫌になる。旅が作業になっているのはいつからだろう。
■サイトンリバーレストラン
次に隣のワット・ラーチャブーラナに寄り、レストランでナンプラーソースの海老サラダを食う。くそ辛い。ナンプラーソースってこんなに辛いのか…
タイで生ものを食べているという事実に気がついたが、この時はあんまり気にせず、6割ぐらいはファンタを口にしながら食べた。このメニューの選択を誤った反動は帰国してから味わうことに…
■ワット・ローカヤスッター
時間もなくなってきたので、エレファントキャンプを経由し、ワット・ローカヤスッターだけ見て戻った。象の写真を撮ろうと思ったら、自分の方へ向かって歩いてきたため慌てて立ち去ったので、エレファントキャンプの写真は1枚もない。遺跡にも野犬がうろうろしているのでびくびく。
ワット・ローカヤスッターは涅槃像が着衣姿なのを期待していたため実際の裸体姿には少しがっかりした。
アユタヤでは遺跡を見るよりも、街中をうろつく野犬や、自転車で大通りを横断するタイミングに神経を使ったことが強烈な印象として残った。
◆アユタヤ13:11→14:40ファランポーン 快速106列車
ほぼ駆け込み乗車でなんとか間に合った。これを逃すと2時間半列車が来ない。
列車は混んでいてやむなく立席。非冷房車(3等)20バーツ。行きの運賃は何だったんだ…
途中で席が空いて、座席にありついたあとは、ほとんど寝ていた。
■ファランポーン駅鉄道記念館
この旅に出るにあたりタイにも鉄道記念館みたいなものがあるかと思い調べてみると、ファランポーン駅の一角にあるとのことなので物色。
博物館は改札からまっすぐ進んだ出口を出て右側にある。言われないとまず見つからないし、気づかないような場所にある。昔の国鉄硬券の展示や、なぜか日本の十数年前のイオカードや300系新幹線の模型が展示されていた。どういうチョイスなんだ…
たまたま中にいた客のご厚意で2階も見せてもらった。2階には国王が使用した椅子などが展示されていた。かなりえげつない描写のマナー啓発ポスターを見て文化の違いを感じた。
恐らくここがタイ国鉄のグッズを最も手軽に購入できる場所なのではないだろうか。私は小銭入れを買った。
参考
http://blog.livedoor.jp/hirokazuasa/archives/52255246.html?p=1
■ファランポーン→アソーク
朝からドーナツ1つとサラダしか食べていなくて、もう足取りも重く、何か口にしたい。
そんな思いでMRTに乗車し、アソークのスダーレストランという店へ。事前に調べたらガパオライスが食べられるとのことだったが、何度メニューを見返しても、ガパオがメニューになかったのでパッタイを注文した。味付けが合ってなかなかの旨さ。
今回は宿の安さに負けてしまったが、当初の計画ではアソーク(スクムウィット)に泊まるつもりだった。
事前に調べていても、ここを拠点にすることで最も動かずにバンコクの様々な味覚や娯楽を楽しめるエリアであるように思える。
土産の仕入れと飯はここですべて済ますことに決めていた。これは正解。
■ロビンソンマーケット
ターミナル21の横にあるこのスーパーで土産のポッキー等を買い込んだ。
■ターミナル21(フードコート)
そのあと、ターミナル21のフードコートに入り浸る。ここでガパオライスを食った。やっぱ美味しい食事してるときが愉悦、優雅なり。
アソークから空港への行き方はいくつかあったが、国鉄は時間が読めないのでMRT+エアポートバスで行くことにした。実際楽だし。
モーチット駅で十数台並んでいるバスからA1を見つけて飛び乗る。このあたり、アジアの風がする。
■ドンムアン空港23:55→8:00成田空港 XJ600
夜行便はわかっていても気が重い。
それなりに寝られた。
成田に1時間遅れで着いた。いつの間にか、ものすごく爪が汚れていた。
反省点
・手荷物7キロ制限はあっという間に引っかかる。ガイドブックとか事実上使っていない荷物を見直す。
二日目
朝 名もなきカオマンガイ屋台
昼 マハーチャイ・タルーアレストラン
夜 ロティマタバ
三日目
朝 ミスド(ファランポーン駅)
昼 スダーレストラン
夜 ターミナル21
(2019/2/13加筆修正)