私が「夜行バス」「ムーンライト」に乗った記録をまとめてみました。
・夜行バス
2006年8月 青春メガドリーム号 大阪→東京 4列
2011年6月 青春エコドリーム号 東京→大阪 4列
2012年2月 パンダ号 上野→弘前 4列
スイート号 仙台→東京 3列
2012年10月 エディ号 徳島→浜松町 3列
2005年8月 東京⇔名古屋(往復)
2006年4月 品川→大垣
2006年8月 品川→名古屋
2010年8月 東京→大垣、岐阜→東京
2011年9月 東京⇔大垣
2005年12月 新潟→新宿
2007年4月 新宿→新潟
2008年12月 新宿→新潟
2012年3月 高崎→新潟
8月 高崎→新潟
・ムーンライト信州81号
2005年12月 新宿→白馬
2010年3月 新宿→松本
改めて見るとよくこれだけ乗ったなぁ…。
ご存知の通り「ムーンライト」の運行日は年々漸減していく一方であり、最近はJRの臨時列車案内にも載らないほどマイナー化してしまいました。
あと何年かすれば「信州」などは多分なくなってしまうんじゃないかと思います。
ここまで衰退してしまった原因は、鉄道に限っていえば、運賃やそれ以前の問題として、こういう列車が全然知られていないことじゃないでしょうか。
特に東京から西へ行く場合なんて、東京駅にいても新幹線かバスぐらいしか選択肢が見当たりません。「サンライズ」という列車があることなんてどこにも書いてない。
ブルートレインの「さくら」や「富士」が廃止になると知ってから、その列車自体を知った人も多かった。
これらの列車は北へ行く「カシオペア」や「北斗星」に比べ、明らかに知名度は低かったように思います。
確かにブルトレを廃止するとき、高すぎる寝台料金の影響が大きかったことは明らかです。しかしそういう理由づけ以前に、客が列車を知らないんだから需要を掘り起こせるわけがないのです。
「ムーンライト」だって、鉄道が第一線の交通機関ではない今、どれだけの人が知っているか。
僕が初めて「ムーンライトながら」に乗った時は、定期列車かつ豊橋からほぼ各駅停車の時代で、鉄道マニアでない一般の乗客もかなり乗っていたような覚えがあります。
しかしここ最近は、明らかに客層の偏りを感じます。昔から知っている人しか乗っていない、という感じがするのです。
まあJRの管轄の問題などもあるので一概にはいえないのかもしれませんが、列車の知名度を上げる努力があったかという問いかけには、僕は「なかった」と答えるのが適当と思います。