2021年1月24日(日)
博多6:10→7:09新八代7:20→7:23八代 つばめ307号
5時半起床。眠すぎる。鉄印集めじゃなかったらこんな早朝の新幹線にまず乗ることはない。空気輸送列車。
肥薩おれんじ鉄道八代駅にて、日が昇る前の小雨の中、鉄印をもらいに行く。
おれんじ鉄道では、数少ない直筆の鉄印がいただける。
駅員のおばさんに丁重にご対応いただいた。肥薩おれんじ鉄道の鉄道会社らしからぬアットホーム感はなかなか好き。
八代8:09→8:40熊本8:59→9:41博多 鹿児島線・さくら544号
単純往復は面白くないので、八代発快速熊本行き3380D列車を利用。
肥薩線は不通になってしまったが、この鹿児島本線を爆走するキハがまだ残っている。肥薩おれんじ鉄道の直通列車無き今、鹿児島本線(八代以北)をディーゼルカーで走る唯一の普通車だが3月の改正で運転を終了する。
ボックスあたり2名ぐらいは乗っていた。爆走具合では以前乗ったスーパーおれんじ号の方が上手だったが。特に熊本で何をするわけでもなくさっさと博多へ戻る。
この早朝の移動だけで、この切符の元は取れてしまう。
発売当初に比べれば若干値上げされアミュプラザのクーポンはなくなるなど特典は薄くなったが、鉄道メインで乗るなら誤差の範囲で気にするほどの事でもないだろう。
博多10:03→10:46新飯塚10:49→11:10田川後藤寺11:24→11:37金田 福北ゆたか線・平成筑豊鉄道糸田線
博多に戻り福北ゆたか線に乗り田川後藤寺まで行く。閑散としすぎ。
平成筑豊鉄道伊田線で金田駅に行き、の事務所で鉄印4箇所目。これにて今回の九州上陸の目的達成。船尾駅の横のセメント工場は威圧感のある出で立ち。
通常なら平成筑豊鉄道は全国で唯一土日に窓口を開けていない鉄印収集場所であり最難関となるが、10月からのGoToトラベルを受けて土日に窓口(事務室)を開けて鉄印がもらえるようになった。
ただその何とかトラベルはもうなく、福岡県の宣言発出中だが一応貰えた。実際こんな田舎の役場みたいなところで、宣言が出たから止めても効果は分からないので賢明な判断と言っていいのではないでしょうか。
結局土日休業をさんざん論われたのか、2月からはなんと自販機をつくり金田駅に据え付けたらしい。
これでいつでも買えますとホームページには書いてあったが…いいのかそれで。
金田駅舎を撮影しようと外に出たが、駅前は交通量の多い道路なので非常に撮影しづらかった。
金田12:08→12:50源じいの森13:50→14:19行橋 平成筑豊鉄道
へいちくのフリーきっぷ「ちくまるきっぷ」を買うと、源じいの森温泉になんと無料で入ることができる。これを知り急遽ルート変更。
腹を満たす場所がないため小倉まで売店のシュークリームでしのぐ。腹減った…
源じいの森駅から源じいの森温泉は階段を歩いて5分ぐらい。湯加減は良かった。
行橋14:22→14:37小倉15:50→17:12博多 日豊・鹿児島線「かわせみやませみ91号」
ギラヴァンツ北九州のスタジアムを見に行き(マンホールカードのため)、急いで昼食を食べて5番ホームへ。
FP試験のちょうど終わったところに重なり人混みにもろぶつかる。
このかわせみやませみ・いさぶろう号は熊本県の肥薩線で走っていた別々の観光特急だが、昨年の豪雨で不通のままなため、応急処置(?)で併結して昨年秋頃から門司港ー博多間を毎週走っている。
まあ予想通りと言うか乗車率は2割ぐらい。乗っているのは子連れと、宣言下やることのなさげな客ばかり。
座席の若干劣るいさぶろう号は1割乗っているかという感じだった。
皿倉山の観光案内があったが、折尾から先はほぼ寝ていたのでわからず。
また車内販売で2,000円近く使ってしまう。追い抜かれるわけでもなく普段使いの特急としても使えなくもないので、その類の客もいた。
現在観光特急の走っていない大村線や香椎線辺りで走らせればかなりウケるのではないだろうか。
やはりデザイン面で言ったらこの列車の右に出るものはない。
肥薩線の復旧は数年後とも言われるなか、特にかわせみやませみは、干しておくにはあまりにもったいない車両。
博多17:25→17:33博多南17:52→18:00博多18:11→18:16福岡空港 博多南線
博多南線ダメ押し。マンホールカードを貰いに行くため。3年半ぶり2回目。
もう説明するまでもないことだが、この路線は新幹線の車両基地までの回送列車を旅客化した路線である。なので大した金額を払わずして新幹線車両に乗れてしまう。親子に大変受けが良いらしい。
関東でも新幹線に乗るには1,000円以上払わなければならないのに、博多南線は300円払うだけであっさり乗車できてしまう。
このような路線は全国にも2つぐらいしか例がなく、マニアとしては触れずにはいられないのだ。
鉄道は新幹線と在来線、と昔から教えられてきた関東の人間からすると博多南線は常識を飛び越えた存在なので非常に胸をくすぐる。
近年市制施行した那珂川市(駅の所在地は春日市)の人口増加の影響もあって、博多南駅はすっかりターミナル駅のようになってしまって路線バスが続々発着していた。
開業から30年経っていることもあり地元民の足として定着しており、新幹線なのに通勤やお買い物の出で立ちの客でいっぱいである。
この路線ほど立ち振舞いで地元民とそうでない客の差がはっきり出る路線はないだろう。
博多駅の駅弁コーナーでかしわめしを買ったものの、あまりに移動時分に余裕がなく、平らげたのは帰京後の成田線車内となってしまった。
今回は残業祭りの最中に旅行をぶち込んでしまい疲労が重なった誤算が大きかった。もう九州LCC弾丸乗り鉄はやりたくない。もういいわ。(終)