アルプススノー社編集部

中堅社会人が海外へ放浪するブログ

年末タジキスタン・ウズベキスタン回遊(1)ー北京南航トランジットホテルー

旅行期間:2025年12月26日~2026年1月4日

年末年始で日並びがいい、というだけの理由で企画してしまった旅行。

当初はスリランカやインドを訪れる案も考えていた。しかし年末年始という時期柄、航空券は当然のように暴騰しており、最終的にたどり着いたのが中央アジアだった。11月以降、旅程を作るだけでこの旅行にいったい何時間つぎ込んだのか、もはや分からない。
計画は二転三転し、そのたびに旅費はかさみ、途中から引くに引けなくなっていた。

初めてウズベキスタンの地を踏んでから2年半。
「もう行くことはないだろう」と当時は間違いなく思っていた中央アジアに、まさか再び行くことになろうとは。

さらにこの旅行の直前、中央アジア各国の首脳がそろって来日するという史上初の出来事があった。
やはり風が吹いているとはこのことだな、と意味不明なことを感じたりもしたのであった。

www.mofa.go.jp

羽田空港15:40→18:55北京大興空港

タジキスタンに何しに行くんですか?」
チェックイン時、南方航空のスタッフにそう聞かれた。

強いて理由を挙げるとすれば、ドゥシャンベタシケント間の夜行列車に乗りたかったからだろうか。調べているうちにドゥシャンベという街を見てみたい、というこだわりが生まれて、こんな酔狂な旅程を組んでしまった。
それに加えて、前回は体調を大きく崩し、道半ばで終わってしまったサマルカンドを、もう一度きちんと見ておきたかった。
結局のところ、理由は後付けで行きたいという気持ちだけが先にあった。

北京大興空港

 

まず北京に飛んで、中国南方航空のトランジットホテルサービスを利用してみる。

以前は一人での個室利用ができてトランジットなら路線問わずほぼサービスの対象だったらしいが、2025年7月から制度が大幅に縮小され利用可能便がかなり絞られるとともに、基本的に一人客は他の人と相部屋というシステムに変わってしまった。
そのため、ネットに出回っている6月以前の情報は、正直あまり役に立たない。

今回は北京ードゥシャンベのチケットを持っていたため対象になる。*1

私としては年末年始というピークシーズンに無理に出かけたために旅費がかさみまくっていて、もう余計な金はかけたくないという気持ちが強く、利用できるのならと飛び付いた。

入国後、出発ロビーの4階にある南航の窓口に行ってホテルを利用したい旨を告げる。
しばらくして迎えが来てバスに乗りホテルへ…という流れ。10分ぐらいで呼ばれた。

パスポートとチケットを何度かチェックされたが、トランジットなのでスタッフは外国人慣れしておりあっさりと受け付けてくれた。
大興国際空港の近くには、南方航空の拠点基地のごとくオフィスやホテルが集まっている一角があり、今回のホテルもその中にある。

明珠酒店


ホテルのランクとしては高い部類だと思われ、これだけの設備のホテルに無料で泊まれるのは、ありがたいと言うほかない。

私の部屋はバスルームのドアの立て付けが悪かった。
それ以上に困ったのがなぜかアブが部屋を飛び回っていたことだ。この外気温でどっから入ってきたんだ…

室内

なお、ホテル1階の離れにはコンビニ(便利蜂)があり、チェックイン後でも食事の調達は可能だ。
自分は利用しなかったが、徒歩圏内にはローソンもあった。

 

ameblo.jp

 

朝8時に起床。

8時半の空港行きバスに乗り、大興空港で軽く朝飯を食う。まだ時間がかなりあるので、北京市内へと出てみる。

 

大興機場9:25→9:45草橋10:00→10:02景風門10:10→10:58望京

大興机場線とは空港の開港に合わせてできた独立企業の高速鉄道だが、地鉄とは完全に別料金で1乗車35元もする。日本の成田アクセス線みたいなものか。地鉄との接続駅である草橋駅までアクセスできる。

大興机場線

カードで入ったら出場時に残額が足りなかった。
アリペイから全額を差し引き精算。カードの残額の余りを差し引いて精算するということはできないらしい。
国内ではSuicaのペンギン先生に大きくお世話になりすぎていて、久々の精算が頗る面倒に感じた。

玉流館

北京唯一の観光として、玉流館という北レスに行ってみる。

地鉄望京駅から徒歩10分ぐらいの場所にある。歩いていくと、本当にこんなところに店があるのかと思うような住宅街然とした周辺環境。

玉流館

この店の名物は、ディナータイムに行われる朝鮮歌謡ショーとのことだが、今回は時間が合わなかったのでランチをいただく。

銅盤冷麺と大同江ビールを注文。夏に飲んだ大同江ビールを再び飲めて非常に満足。柔らかい喉越し。日本でも絶対流行ると思う(流行りません)。計86元。

銅盤冷麺

冷麺は結構作るのに時間がかかるようなので、時間に余裕を見て訪問した方が良いと思われる。

焼肉系メニューを頼むと、店員が肉を焼いてくれるサービスがあるようだ。隣のグループが頼みまくっていた。

一昨年ぐらいから、旅行のテーマが図らずも共産主義圏周遊になってしまっている。家からすぐ行ける稲毛の店「ソルヌン」にも行っていないのに、北京に来て先に食うことになるとは…。

↓下記の同人書籍を参考に訪問した

www.melonbooks.co.jp

j.people.com.cn

望京12:40→13:00九龍山13:10→13:40北京西14:03→14:37大興機場

空港へ戻る。市内から大興国際空港へは、北京西駅まで出て、そこから雄安方面行きの列車を利用すれば高速鉄道でもアクセスできる。列車によっては、こちらのほうが料金はやや安めだ。
もっともどのルートを取ったところで、望京(玉流館の最寄り駅)からはかなり遠いという事実は変わらない。

素晴らしいスローガン(北京西駅)

せっかくなので、最新型のCR系車両の乗り心地を体感する。
車内空間のレベルに関して言えば、日本の新幹線よりも上なのではないか、と思われた。
客が少なかったからだと思うが、寝ていても乗務員が起こしに来てくれたのでありがたい。

そして再び大興国際空港へ戻ってくる。
ここから次のフライトが本番なのだが、タジキスタンについていくら調べても「旅行してよかった」などのポジティブなコメントがほとんど出てこず、まったくモチベーションが上がらなかった。

ドゥシャンベ行きのフライトへ…

 

*1:羽田ー北京だけだと対象にならない。かつては東南アジアの路線も対象だったらしいがほぼ対象外になったとのこと。