アルプススノー社編集部

中堅社会人が海外へ放浪するブログ

長春・延辺放浪記(1)ー長春偽満洲国宮ー

旅行日:2025年7月18-22日

羽田空港2:30→5:00天津空港 厦門航空

週5で勤務し会社の飲み会を終えてからの羽田空港という、かつてない程ゴリゴリに体力を削られた状態からのスタート。

羽田空港

厦門航空の羽田天津線は2025年7月に就航した路線。
機内では全然寝られなかった。通路側席だったため軽食やドリンクのワゴンが足に当たりまくった。

天津空港は初めて中国旅行した時に使用した思い出のスポットである。実に8年ぶりの訪問。遠い記憶が蘇った。

天津空港の国際線ターミナルは施設全体としては完全なおまけの立ち位置であり、地下鉄・バスターミナル・フードコート何もかもが国内線ターミナルをメインに屹立している。

天津空港国内線ターミナル側


お手洗いも国内線ターミナルのほうが圧倒的にきれい。当時中国の第一印象がここで固まってしまったが、他の空港を知ってから来るとまあ無骨な空港だこと…

時間が余ってしまい、地下鉄で市内に行って散歩して戻ってきた。
天津空港は保安検査を過ぎた先でも、ショッピングや食事を楽しめる場所がそれなりに多い。
それでも無茶苦茶なフライト旅程のため、空港で暇を持て余した。

天津空港10:35→12:30長春空港 厦門航空

中国国内線に乗りつぎ。
厦門航空由来の厦門とは全く関係のない区間だが、いろいろ走らせているのね。

外国でその国の国内線に乗るのは地味に史上初。だからといってさっきのフライトと変わったことは何もないが、経験値がたまっていく。

機内食

機内食はチキンライス以外は羽田発と全く同じメニューだった。

長春空港(龍嘉駅)14:07→14:22長春

長春空港は地下鉄駅がないので市内へは高速鉄道によるアクセスとなる。最寄りの高鉄龍嘉駅へ向かう。
長春空港第二ターミナルから龍嘉駅まで、動く歩道で徒歩15分ほどかかる。

龍嘉駅はコンビニ以外何もないのでチケットを確保しているなら、直前に駅へ着けば十分だと思う。飯食うなら長春市街地に行ってからか空港で食べましょう。

最近中国省都の観光ばかりしていたので、高鉄に乗るのはかなり久しぶりである。
スマホに12306アプリを導入してみた。トリップドットコムでも買えるが、こちらは手数料もなく快適に利用できる。
しかし龍嘉駅はQRチケットに全く対応しておらず肩透かしを喰らった。10分前にならないと入場はできないのは昔から変わらない。
ホームで客がタバコを当たり前に吸っているが、慣れない。かつての日本の光景。

特に何事もなく長春駅到着。


6月28日に「中国の国内線に乗るときは3C認証の付されたモバイルバッテリーしか持ち込めない」という規定が突然創設された。

メイソウ謹製バッテリー(79元)


よりによって今回は旅程に中国の国内線があり、対策を打ち出さないといけなかった。
日本国内で3C認証製品を仕入れることもできたが、ごくわずかしかない上高いため、現地のメイソウで買うことにした。しかし天津では町中に出たのが朝早すぎてどこもやっていなかった。
長春北駅付近の万達広場の端にあるメイソウでCCC対応バッテリーを発見。80元ほどで買えた。
この後の行程で大活躍し、ここで仕入れていなければえらいことになっていた。

 

偽満皇宮博物院

長春に来て何をするのかと散々言われたが、この施設だけは外せない。

かつて満州国の皇帝であった溥儀が事実上過ごしていた施設である。

地下鉄で行くと施設の東側にある反対車線の道路に突然放り出されるが、道路を無理やり横断したところに入り口がある。*1

ただ駅側にあるのは資料館の入り口なので、実際の施設の入口は歩いて7,8分ぐらいかかる。

とにかく施設の再現度が非常に高く、多少共産党に帰結させている部分はあるが、溥儀の1日の生活から最後事実上の平民となるまでのいきさつや満州時代の貴重な写真が掲示されている。

満州国に少しでも興味があるのであれば絶対訪れた方がいい施設。

ところどころ、共産党に寄せすぎな気もするが

私は先ほどの万達広場で餃子を食べてまったりしていたら時間が押してしまって足早の観覧になったが、それでも満足できた。

満州国旧址

2号線文化広場駅の南側に、旧満州国の施設をそのまま利用した大学や病院が点在している「新民広場」という通りがある。

私は官庁街みたいなものを想像していたのだが実際に来るとカフェなどが並んでいておしゃれな通りであった。偽満州国のドロドロした感じは微塵もなかった。

私はこの辺りから足腰が限界で、すべて回るのを断念しホテルに帰ってゆっくりすることにした。

地下を走るトラム

今日の宿は春誼賓館。旧満州国時に要人が宿泊した旧ヤマトホテルである。
ハルビンにも旧ヤマトホテルはあったが満室で泊まれなかったので、今回泊まれて感慨もひとしおである。

春誼賓館

迎賓楼と言う施設が日本ゆかりの施設なのでこちらをぜひおすすめしたい。

古いので音は筒抜けだけど、ホテルは駅の真ん前なので何をするにも苦労しない。*2

駅前で飯を食べたあと、明日に向けて新天地超市*3で買い出しして21時に活動終了。夕飯の牛肉面はあまり美味しくなかった。

*1:長春地鉄の3号線と4号線は地下をトラムが走っているという珍しいスタイル。かつては路面電車があったらしい。

*2:ただ長春駅は基本的に地下通路を使って駅前広場を移動するスタイルなので注意。いったん地上に出てしまうとホテルにたどり着くのはほぼ無理です。

*3:新天地超市とは長春の地場コンビニとのこと。そこら中にある。