ルダキ公園
朝7時半に目が覚めてしまい、散歩がてら公園まで来てみた。恐ろしいほど人がいない。
フラグシュトクという旗が遠目に見える。ある時期までは165メートルの世界一大きい掲揚旗だったとのこと。*1

午前9時台にこのエリアを巡ったが人っ子一人いなかった。
どうやらタジク人の一日は、午前10時くらいから本格的に動き出すらしい。冬の中央アジアは曇りばかり。灰色の空も相まって曇り空な気分になってしまった。

USB Type-C⇄Cで給電するタイプの電源プラグを持ってきたにもかかわらず、それをつなぐケーブルを忘れてきてしまった。
ドゥシャンベには、いわゆる「コンビニ」というものが皆無で、これは困ったと思ったが、ルダキ公園の近くにサムスン電子などと書かれた携帯ショップが集まっている一角があり、そこで必要なものが一通り手に入った。*2

蘭州ラーメン店 Langhou Ramen
ドゥシャンベにも蘭州ラーメン屋があるので行ってみる。
これがタジキスタンに来て最初にやることかという疑問もあったが、時間的にちょうどいい立地に店があったとしか釈明しようがない。

このチェーン店はカザフスタンのアルマトイにもあるらしい。スープは美味かったが麺はいまいち。
ドゥシャンベ-1駅
私の今日唯一のミッションは明日のドゥシャンベ駅を発車するチケットを確保するということであった。*3

ドゥシャンベ駅からタシケント行きの列車は毎週月曜だけの運転。
逆は結構混むようだが、タシケント行きの列車はそこまで混まないようである。
前々からアプリで空席状況を見ていたので現場で購入しても大丈夫だろうと踏んでいた。駅の中には誰もいなかったが、チケット売り場のおじさんに説明して購入できて安堵した。サマルカンドまでプラツカルトを293ソモニ(約4,980円)で購入。

(上の時刻表は正直当てにならないかも?)
なお、ドゥシャンベータシケントの列車は多くの旅人の乗車記があるが、年中運転しているわけではなく運転していない期間もちらほらあるようである。
私も当初は全く運行情報が出てこないので、ドゥシャンベーヴォルゴグラードの列車に乗るつもりだった。*4
タジキスタンの列車を国外から直接予約する手段はないが、ウズベキスタン国鉄のアプリが参考資料として使える。
ウズベキスタン国鉄のアプリは一見ウズベキスタン国内の列車しか選べないかのようだが、検索ワードにキリル文字を入力すると周辺のスタン諸国の都市が表示されしかも検索できるという隠れコマンドがある。(←わかるか!!)
国際列車はこのアプリでは予約できず「Purchase」のボタンから進んでも途中で弾かれるが、本来予約できない列車も残席等が見られるので参考になる。または、yandexで調べるのが良い。
2025年1月は1ソモニ14円程度だったのが12月では17円となっている。
このソモニという超ローカル通貨にまで円安を引き起こしている近年の日本円は、本当にやばい状況なんだなと思わされる。
イスチィクロル塔
もはや歩く気力もなく、次の観光名所であるイスチィクロル塔まで1番バスで移動。
ドゥシャンベ駅は1番バスや3番バスの始発なので市街地に出やすい。
ここまで頑張って歩いて観光してきたが、さすがに足が棒のようだ。もうバスに乗ることしか考えていなかった。*5

北京あたりまではなんでこんな旅行企画しちまったんだろうとナイーブモード全開だったが、このあたりからやっと海外旅行前向きスイッチに切り替わった。まあいつものことですが。
乗車中、無賃で乗せてくれよおーと言い張っている(と思われる)おじいさんを運転士が引きずり降ろす光景を見せられる。
運賃2ソモニでそんな駄々っ子みたいなことするのか…
近くのサモサ店で午餐とする。本場のサモサはハズレがないなぁ。チャイハナでティーを飲み続けていたら、照明工事をするから席を移れと言われて移る。

本当はこの近くの「ロハット・ティーハウス」という有名店舗に行きたかったが、今年の春頃に閉鎖解体されてしまったらしい。
旧ソ連式の格調ある建築物で欧米人からの人気が高い店だったようだ。
前を通ったら全く別の建物が建っていた。
日本にいるとクリスマスは12月25日で終わりというイメージだが、街にはサンタのデコレーションが続いていた。サンタの仮装を着た人が歩いていたりしていた。
世界的には日本のようにスパッと25日でやめる国のほうが少なく、ヨーロッパでは年始までクリスマスをやるのが一般的と学ぶ。
タジキスタンは通信上だとヨーロッパに含まれるようで、楽天モバイルのローミングの括りはヨーロッパとなっていて、ヤフーのサイトが全く見られなくなってしまった。
楽天モバイルはタジキスタンも対応国となっていたが、結局ドゥシャンベにいるうちは、全くローミングできなかった。
Qurutobkhona-i Navruzi Қурутобхонаи «Наврӯзӣ»
ダメ押しの夕食で宿の近くにタジキスタン名物のクルトブを食べに行く。
クルトブ・グシュティ(ハーフ)+コーラ 36ソモニ(約550円)。
細切れナンにヨーグルトと肉等をまぶした料理。
どこがハーフなんだかというぐらい、とんでもない量のクルトブが出てきた。ヨーグルトといっても食後に食べるような「甘い」ヨーグルトではないので主菜として食べれなくはないです。*6

日本人からするとかなり独特な味覚の料理なのは間違いない。コーラのおかげで何とか食べていけたという感じだった。

ドゥシャンベは非常に陰と陽の激しい街。
主要道路沿いのビルは見栄っ張りなほど煌々とライトアップされているが、少し路地をはいると街灯すらなくて、歩くのもためらわれるような道ばかり。
お店も満席で入れないという感じの店は少なくて街の雰囲気はゆったり流れているので、私は割と好きな街ではあった。
外国人は、わずかに中国人とロシア人を見かける程度だった。
*1:2025年現在の世界一はエジプトのカイロ。
*2:ただスーパーにも普通に置いてあったのでスーパーの雑貨コーナーで買えばいいかなと思います。海外で充電が尽きるかも…というプレッシャーは相当な精神的摩耗につながるのでくれぐれも万全に準備しておきましょう。
*3:ドゥシャンベ-1駅が正式名称で、ドゥシャンベ-2駅もあるらしいが事実上-1駅がターミナルとして機能しているようだ。
*4:2025年でいえば、9-11月は全く調べていても出てこなかったのに、12月の3週目ぐらいから突然再開になった。
*5:ドゥシャンベの街なかは「Jura」というタクシーが夥しいほど走っているが、貧弱esimしか私は持っていなかったのでアプリがろくに動かず、まったく使い物にならなかった。私のesimというよりか、ドゥシャンベの外国人の通信環境が元々万全とは言えないようだ。
*6:グーグルマップに「ハーフの方がいい」と口コミを入れていた方のおかげで助かった。