アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

さよなら本四直通・瀬戸内旅行記(2)

2019年3月10日(日)

岡山支社の湘南色115系で、四国の電化区間を乗り倒す「最後のさぬき★うっろうろ号ツアー」に参加した。

この車両が引退するわけではないが、四国に渡る定期普通列車マリンライナーを除く)が3月改正で消滅し115系が四国に来ることはなくなるため、次回実現するかはあまりに未知数であり貴重なツアー。

去るものを追うのは電車好きの宿命のようなものだ。

 

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※ツアーなので特段変わったことはないのですが、とりあえずあったことだけを淡々と記録します。

 

■岡山9:14→11:26観音寺 団臨

記念品としてクリアファイル、ポーチ、缶バッジ×2が配られた。同時に渡された行程表には行き違う列車番号が細かく記載されており、ワープ四国の苦労がしのばれる。

マリンライナーのあとに入線し停車時間わずか3分で慌ただしく発車。

乗って5分で備前西市駅に停車し、撮影タイム。
備前西市駅は今年度ホーム延伸がなされたばかりであり、140人がホームに集るには狭い。狭いホームを高速で特急や快速が次々に通過していくので駅員側からするとたまったもんじゃないだろうな。

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次に詫間、高瀬で停車。ホームに出られる。JR四国のツアーなので西日本管内(岡山・備前西市・児島)は駅の外に出られなかったが四国内では普通に外出できた。

 

■観音寺11:37→13:24高松 団臨

ツアー客限定掛紙の弁当が配られた。徳島みよしの製。おいしい。
(後ろに写っているのはミャンマーで買ったバッグ)

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鴨川で35分の長時間停車。この時点で既に4回ホームに出て撮影しているので、個人的にはだんだん飽き始めていた。しかしここまででもまだ行程全体の3分の1ぐらい。

 

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■高松14:24→15:24琴平16:18→17:56岡山 団臨

高松では三たびうどんを食うために味庄(4軒目)へ。やっぱり自分でつゆを入れるスタイルが性に合う。わかめ小280円。

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このツアーのために列車缶バッジや四国のマスコットキャラクターれっちゃくんのクリアファイルを高松駅で販売していたので購入。20セット近く買い占めている人がいて列が全然進まず。駅員に同情する。

 

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高松から、多度津善通寺で数分停車し琴平へ。

琴平到着直前にことでんとJRが交差する箇所があるが、なんとそこで昨日見たことでん京急カラーとすれ違う。えっ、動いてんの?と声が出てしまった。
ことでんが謀ったか、たまたまかはよく分からない。琴平駅到着後、あわてて琴電琴平駅に行って撮影。

昨日眺めた車両とまさかの再会。うーん、これは関東人としては感無量だ…。

 

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琴平は幕回しタイム。帰路善通寺では定期普通列車の琴平行き本四直通とすれ違った。

ツアーの参加者たちがこの旅程終盤になっても撮影のために走り回っていて元気だ。趣味のパワーか。自分はかなり疲れていて惰性で撮っていた。

四国のギャラリーに見送られ、宇多津→児島間の瀬戸大橋を最後の疾走。

一日中115系に揺られて幸せなツアー。

鉄道趣味というのはいつも去る者を追うばかりであるが、115系がまだいるうちは趣味は続けられそうだと思った。

 

■岡山18:40→19:10岡山空港20:1020:20→21:2521:35羽田空港 NH660

岡山空港を使ってみたかっただけ。
マイル修行も興味を持ち始めたので、マイルのことをもっと知らないといけないと考えていた。

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まさかの飛行機が遅延して、自宅着は日付を回った午前0時。

以上。ここ数週間ぼんやりする土日が多かったので、かなり鉄分補給になった。

(おわり)

 

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4月からは部署も変わることとなった。

こんな放浪もなかなかできなくなるのか…と思うと今は少し憂鬱なところです。

かつての青春18きっぷ春のポスターにこんなのがあったのを思い出す。

「緑も、空気も、私も、あたらしく」

がんばって、前を向こう。