午前中を湯めぐりに費やす。
ここから各温泉へは休業中の黒湯や鶴の湯を除き、歩いて行ける。贅沢な時間の使い方。
- ■大釜温泉
- ■妙の湯温泉
- ■妙の湯温泉13:36→14:22田沢湖駅 羽後交通
- ■田沢湖15:12→15:48盛岡 「新幹線こまち24号」
- ■盛岡22:05→22:25盛岡南23:05→6:25浜松町 「ビーム・1」
■大釜温泉
こういう「至福のひととき」を楽しめる旅行にしていったほうがいい、と思った。
ここでの硫黄臭が一週間ぐらい自分の指先に残った。
■妙の湯温泉
今までの旅行でも混浴には何回も入った経験があるが、本当に若い女性がいる混浴は初めてで、若干たじろいだ。
この妙の湯旅館には休憩室があって食事している人も多かったが、バスの時間との兼ね合いで、我々はお茶を飲むにとどめた。
結果として昼食抜きという形になったが、盛岡でのお楽しみがあるため、大した問題はない。
■妙の湯温泉13:36→14:22田沢湖駅 羽後交通
長湯がたたりバスで爆睡。
あまり考えていなかったけど、中国の春節にもろに当たらなくて良かった。
総括として、乳頭温泉では湯舟に浸かるたびに、心に移りゆくよしなしごとを忘れられた。
■田沢湖15:12→15:48盛岡 「新幹線こまち24号」
田沢湖~赤渕間は普通列車が4往復しかないため、鈍行で田沢湖線全線に乗るという夢は持ち越し、次の機会に譲る。
盛岡恒例の東屋で、わんこそばを133杯平らげた。
店員によると、男性の平均が50~60杯だということなので我々は並外れていたことになる。
昼飯を抜いていたのが、やはり大きかった。
観光としては、これで全日程終了。
友人たちを見送り、盛岡駅のドトールやマクドナルドで暇をつぶしていた。
■盛岡22:05→22:25盛岡南23:05→6:25浜松町 「ビーム・1」
ビーム・1の連絡バスは自分1人だけ。
直前までドアが開かなかった。運転手曰く、誰も乗らないと思ったらしい。
ビーム・1は陸中山田始発なので、バスが来るまで盛岡南営業所の待合室でしばし待機。
なんで俺はこんな場所で新聞を読んでいるのか…
明日から仕事とは思えないような環境である。
待合室にいたのは2人だけだった。
この夜行バスという選択は体力面では問題なかったが、帰路に使うのはシナリオ的にあまり良くなかったと反省している。
乳頭温泉で数多くの湯に浸かって夢心地になっていたのに、なんで帰路を夜行バスにしてしまったのだろうという反省が、何度も頭の中をめぐった。
こういう選択をしてしまったのは、あまり長期の旅行をしておらず勘が鈍っていたことに加え、机上の計算だけでは温泉に浸かった後の心境の変化まで読めなかったことが原因だろう。
たとえ7000円近く上乗せすることになるとしても、今回は新幹線にすれば良かったな。
(終わり)