アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

妄想旅行・四国篇

先週は今年一番の堕落生活。

活動しなさすぎて寝れない、午前中に起きられない、卒論進まない、外出しない、旅行できる金がない、毎日ニコ動…

朝8時睡眠、14時起床を3日続けてしまった。

ゼミや授業の日こそかろうじて出席しているが、一回泥沼に入ると抜けられないのは何年になっても同じである。

とにかく家の中は誘惑が多すぎるのだ。

最大の誘惑は今月初旬に買った「普通列車編成両数表」である。

知名度は低いがこの本を持っていれば、どの列車にどの車両が充当されているか、またその両数を知ることができる。ネットの信憑性の低い情報に惑わされることなどない。早速その面白さにのめりこんでしまった。

この本の強みが発揮されるのは多くの車両が走っていて、かつそれらの車両の内装が異なる路線のページである。具体的には奥羽線両毛線和歌山線信越線などなど。

例えば両毛線107系で横断するという苦行を回避できるだけでなく、奥羽本線をすべてクロスシートで移動したり、国鉄型車両だけで紀勢本線横断という計画も立てられる。また、めったに走らない路線の車両にも狙いを定めれば乗れることができる。例えば中央西線115系予讃線キハ185系など…

まさしく机上旅行の楽しみが倍増する冊子なのである。難点を挙げるとすれば3月(ダイヤ改正)を跨ぐと実際の状況が変わってしまい、使い物にならなくなってしまうことだろう。

先週はこれを使って、もはや風前の灯となっている四国のキハ40に乗車する旅の計画を練っていた。やっぱり国鉄型車両というのは何か旅情をそそるモノを持っていると思うからである。また四国には本州にあまりない、“超鈍足”な普通列車があるのでこれにも乗りたい。その他いろいろな要素(高知で観光したい、スイッチバック駅に寄りたい等)を取捨選択するのに悩んでいたら2日間も経ってしまった。

具体的なプランとしては徳島から四国入りし、牟岐線(キハ40)→室戸岬観光→土佐くろしお鉄道土讃線(新改坪尻寄る)→徳島線高徳線(キハ47)とまわるもの。土佐くろしお鉄道のオープンデッキ車は時間が合わないので苦渋の決断だが捨てた。牟岐線高徳線のキハ40はそれぞれ1日1往復・3往復しかなく、土讃線坪尻に長時間停車する列車は上り1本しかないので、この両方を入れるのが大変だった。この計画は高松以降にも6000系113系を入れたいところ。今後調整が必要である。とにかくこの本を手に入れてからやたらと車両を気にするようになってしまった。

まあ、こんなことを続けていては理系の人に怒られるし、そのエネルギーを卒論に使えと言われてもしょうがない。

こんな状態だから、無理やり外出する理由をつけて温泉に行こうとなるわけである。