長野県の白骨温泉で日頃の疲れを癒やすための旅行。
2021年3月6日(土)
千葉6:38→10:05岡谷 あずさ3号
大正義千葉あずさでうたた寝して岡谷着。
まずシルクファクトおかや(岡谷蚕糸博物館)を見学する。蚕糸工場の社長がたまたまいて繭糸についての熱弁に耳を傾けた。かつて蚕糸業法という法律が1998年まであって、農家で作られた繭を都道府県ごとにつくられた繭検定所で検査していたとのこと。群馬県には検定所の建物が現存しているらしい。日本各地に蚕糸センター跡のような建物が散在しているのはこの頃の名残なのか…。勉強になります。
この建物は実際に蚕業をしている職員さんの製糸業の過程(実演)を見ることができるが、施設に私一人ともう一組しかいないので、社長に是非見ていってほしいと言われ気まずく思いつつも見学させていただいた。施設は新しく興味があるならおすすめ。
岡谷に着くのが早すぎたため、レイクウォーク岡谷(ショッピングモール)で休憩し、次の場所に移動。
昼は塩尻のそば処泉屋。熱々の鴨そば。
岡谷13:00→14:30朝日村役場14:50→16:10白骨温泉
マンホールカードの収集で朝日村役場に寄った。木材を使った立派な役場で、昨年建て替えられたとのこと。確かに旧庁舎は古く狭そうで移転も仕方なさそう。新庁舎にはコンビニ(ファミリーマート)も入居している。こんな建物で働きたい。
裏口の通用門でもらう。旧庁舎を見て山形村を経由し次の場所へ。
新島々を過ぎて上高地方面へ向かうと国道158号線では狭隘なトンネルが連続する。改良工事が次々に行われているようだ。
沢渡の道の駅を過ぎたところを右に曲がると、白骨温泉方面になる。こちらが新しい道らしい。
白骨温泉に行く場合は乗鞍高原を経由するよりこちらを通ったほうが運転の負担は少ない。今日は白船荘新宅旅館に宿泊。
白骨温泉は白濁湯であるが、飲用可とされている。飲むと硫黄と酸が混じったような味がする。湯につけたタオルを家に持ち帰って洗濯したら硫黄が強くてなかなか取れず、後始末に非常に苦労した。これまで数多くの温泉に行ったが、ここまで強い硫黄を充満する温泉はなかった。それだけ効能も本物なのだろうか。
高天という信州(岡谷)由来の日本酒を酌み交わして、風呂に幾度も入ってこの晩は更けた。貸切風呂も体験。誰も入って来ないことが確約された風呂は安心感に包まれている。
最近はカード・朱印集め、移動旅行に特化しすぎていたので温泉に浸かったのはかなり安らぐひとときとなった。