アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

10年目の台湾旅行(4)【台東→台北】

今日は台東をさっさと脱出して台北に出て帰国する。

台東5:00→8:42台北 太魯閣401次

台東駅(朝です)


台東5時00分発の太魯閣號は、台北に11時前に着くことができる唯一の列車。
この太魯閣號は台東ー台北の停車駅がわずか6駅で、所要4時間を切るという爆走ぶり。
眠すぎる体に鞭打ちながら列車に乗車し、玉里駅から先は爆睡していた。

台北では、まだ行ったことがなかった龍山寺へ。
龍山寺は一般的にMRT板南線の龍山寺駅からアクセスすることが適切と言われているが、臺鐵の万華駅も結構近い。MRTよりも安くいけるのでおすすめ。

龍山寺

龍山寺は日本人だらけだが、地元民もそれなりに多い。
筊(ポエ)と呼ばれる赤い三日月型の木片を落とす音があちこちで聞こえた。

www.kateigaho.com

次に小北百貨。ここは一度行ってみたいと思っていた場所。


台湾好きには刺さる雑貨が並んでいる。
パイナップルケーキなどではなく、海外で日本語の書かれた商品が欲しいなどという、私のような変人の土産物には事欠かない。

おいしい皿

小心地滑の立ち看板(229元)を買った。サイズが大きいので、持ち帰るのはけっこう大変だった…

カルフールで土産を買い、阿宗麵線で大碗(75元)。王道ルート。
その後台鉄台北駅で臺鐵便當(80元)を食べる。

毎度おなじみ阿宗麺線
台北12:45→13:22桃園空港 桃園機場捷運

台北メトロの商品館(ワゴン車の出店)の開店を待ち、鐡道グッズ(計420元)を購入して桃園捷運駅へ向かった。

しかし龍山寺駅の周りや台鉄台北の駅舎内はホームレスのにおいが漂う。以前はここまでじゃなかったような・・・

www.metro.taipei

 

台湾は食事処で悠遊カード非対応が多いので、なかなか最初にもらったカードの消費が進まず、最初に桃園でもらった悠遊カードは結局残金を使い切れなかった。

しかし今回の総統選でも(総統選アピールの意味も大いにあるのかもしれないが)日本有事は台湾有事とまで言ってくれているので、日本人も台湾のそういう民意に応えるような行動をしていかないといけないのではと個人的には思う。日本の地方空港の国際線は台湾便によって支えられているといってもあながち過言でもないのに、訪台人口と訪日人口は外務省のデータによれば著しく釣り合っていない。まあ近年の円安と全く値下がりしない台湾航空券や、台湾の宿(特に台北のホテル)が足かせになってるのは理解するが・・・

また今年中にもう1回行きたいと思う。
次は未だに行ったことのない、三峡・鹿港・淡水などを訪れてみたい。
また、これだけバスを使いこなせてきたので、桃園空港から出るときにメトロ以外の手段も試してみたいところ。(おわり)