アルプススノー社編集部

中堅社会人が海外へ放浪するブログ

年末タジキスタン・ウズベキスタン回遊(7)ー年越しタシケントー

20時、列車「アフラシャブ号」はタシケント中央駅に到着。
駅構内にあるホテル「Qonoq」にチェックインする。列車を利用する分には便利だが、出入りのたびに係員へ「ホテルの客です」と説明しなければならず、街の観光としては地味に面倒だった。

タシケント駅前の道路を直線に5分ほど歩いていくと歩行者天国になっており、ストリートライブのような催しが行われていた。
それを見て、ようやく年越しなのだと実感すると同時に、観光的には少しまずい状況なのではないかという不安が急に頭を擡げてきた。
試しに周辺を1.5kmほど歩いて街中を回ってみたが、露店が出ているだけで、スーパーすら営業していなかった。事の重大さに気づき始める。

タシケント中央駅

 

翌朝、空腹で目が覚めてしまい、とりあえずハザール・モスクを見に行った。朝早すぎて誰もいなかった。

2026年一発目の寒々しい風景(ハザール・モスク)

水を売っている店が皆目見当たらないため、水分不足になり、駅の売店で水を1リットル補給した。

朝飯を食べようと繁華街とされる通りを歩いてもまったく営業しておらず、唯一開いていたKFCに飛び込んで朝食。会計は84,000スム。
まずまず……これだけたらふく食べられるなら悪くない。海外にいる時のほうがケンタッキーを頼っている気がする。

頼みの綱のKFC


日本なら1月1日でもコンビニは営業しているが、タシケントではまずコンビニを見つけるのが困難である。ウズベキスタンは外資系チェーンがあまりないので、これほど東アジアのコンビニが恋しいと思った瞬間はない。
レストランはほぼ壊滅的で、地図アプリに表示されている営業時間はまったく当てにならない。
地元民からすればやっている場所はわかるのかもしれないが、旅行客としてはアナログな情報を頼りに進んでいくしかなかったのだ。正月に旅するとはこういうことかと思い知らされた。
タシケント中央(北)駅に寝床を置いていることの最大のメリットは、「地下鉄とバスを縦横無尽に使える」ことなので、さっそく駅でATTOカード(Suicaみたいなやつ)を購入してバスに乗車した。

 

livedoor-blog.uzukonikki.com

ヤッカサロイ日本人墓地

第二次世界大戦中ウズベキスタンで命を落とした人々を慰霊する墓地があり、その一角には平成2年頃、日本人の遺族の方々の尽力によって日本人墓地が設けられている。

特に目星もなく歩いていたところお爺さんに声をかけられ、「突き当たりまで歩いて行け」と案内された。
日本人墓地は、墓地エリアの最奥の左にある。
また、この墓地は入口は東側の1カ所からしか敷地内に入れないので注意。

墓地エリア

 

前回来られなかったこともあり、その分も含めてお参りをさせていただいた。
正月らしい行動である。

路線バスは1乗車1700スムと爆安

墓地に向かうバスの中から道路沿いの車窓を見ていても、ことごとく店が営業しておらず、事前に入念に調べていた飲食店の目星は灰燼に帰した。

 

マジックシティー

次に「マジックシティー」という、日本にもある某テーマパークそっくりな場所を訪問。正月ということもありとても客が多くて、ここが今回の旅で一番賑わっていた場所である。

Magic City


あくまで外観やコンセプトがそれっぽいというだけで、実際入場すると遊具が少々で、雑貨店と飲食店が6割ほどを占めている印象だった。
あまり中央アジアで見ることのないメイソウもあった。

 

 

長居するほどやることはなく、園内を一周して見て回った。

タシケントモール

次にタシケントモールを見学しに行く。2024年にできたとのこと。

タシケント・モール


元旦なので本当に営業しているのかと不安でしかなかったが、予想に反して全館営業でごった返していた。フードコートも満席。
ウズベキスタンに来たら必見スポットである「て」の店の支店もある。

 

ジグリ・バー

事前に調べたお店が全て無碍にされるのも慊らないので、せっかく事前に調べていた店に行ってみる。

ジグリ・バー


駅前のバスターミナルからバスで約15分、バス停から徒歩5分ほど。ここまで来て休みだったらどうしようかという気持ちだったが、何とか営業していて本当にありがたかった。

17万2000スムの食事を堪能できて良い思い出になった。

brighton.uz

アシガバート・パーク

トルクメニスタンとウズベキスタンの友好事業で近年作られた遊園地。

アシガバート・パーク入口

入口にはアハルテケ(馬)の彫像がある。万博で見た映像と同じだ。
敷地内は遊園地と公園が半々となっているが、ほぼ遊園地側にしか人がいない。

マジックシティーは無料だが、アシガバート・パークは入場料として50,000スムかかる。入場料を払うことで園内にある、一定の乗り物が利用できるということのようだ。
マジックシティーよりも花やしきのような遊具が多くて、子供たちとしては楽しめそうな場所だった。

うーんギリギリ

ところどころ、こんなモノ設置していて大丈夫か・・・?と思ってしまうような、際どい著作権ガン無視のキャラクター像が置いてあり個人的には面白かった。

タシケント駅からはそこまで離れていない場所にあるので、トルクメニスタンを愛してやまないモノ好きの方には、お勧めできる施設だと思います。(続く)

www.ishigaki10.world