◆長崎7:28→7:46諫早8:02→9:20島原外港 長崎線・島鉄
寝坊し、特急に乗りショートカット。毎度のことになってきている。市布回りは線形が良く高架線が続き、昨日1時間かかった長崎~諫早間をわずか18分で駆け抜けた。
諫早駅は来週から新幹線建設工事のため、仮駅舎になるそうだ。駅に入っているミスドも閉店するとの事。このミスドは地元の学生たちや旅行客の憩いの場になっているように思えただけに、代替施設が欲しいところだ。
本諫早で半分以上の乗客が下車し、以降は多少の乗降があったものの閑散としていた。古部・大三東駅の近くの海がきれいだった。
昨日の深夜にアニメを見すぎたせいで、眠くて仕方なかった。
◆湊町9:47→9:53アリーナ入口11:31→11:37湊町 島鉄バス
島原市の観光施設を探していて最も興味を惹かれた「雲仙岳災害記念館」に立ち寄る。
島原外港駅から6km近くあるので、至近の湊町バス停から加津佐行きのバスに乗車した。普通、路線バスは2~3分遅れるのがデフォだが、島鉄バスは時刻通りに発着していた。本来あるべき姿だが、客としてはうかうかしていられない。
この記念館は、県の施設だけあり、どちらかというと団体向けに案内が作られているようだった。
火砕流が流れて焦げたカメラや衣服が展示されていて胸を打たれた。何よりも感動したのは、日テレの小村カメラマンが被災間際に撮影したという火砕流の映像だった。小村氏は火砕流に飲み込まれ、テープは十数年後に現場で発見されたという。この映像の後に一体何が起きたのか…報道の使命というものを考えさせられた。マスコミが現場で傍若無人な振る舞いをしていたといわれても、それには他社との競争という明確な理由のもと。また展示を見る限りだが、地元の人があまり報道陣を糾弾していないことに驚いた。
この施設には若干不満なところもあった。団体向けにつくってあるからなのか、こんなに案内員が必要なのかというぐらい、展示場に従業員が多く、あまり自由に見させてくれなかった。ハコモノ行政を感じた。
◆島原外港11:57→13:14諫早13:1713:39→14:25肥前山口14:30→14:44佐賀 島鉄・長崎線
鳥栖行きお乗り換えの方はお急ぎください、と運転士が注意喚起。…とはいえ、さすがに待ってくれるだろうと鷹揚に構えて地下道を急ぎ足で歩いていたら、普通鳥栖行きがホームから出て行ってしまった。
おいおい…全然連携取れてないじゃん…公共交通がこんな体たらくでいいのか?
仕方なく、後続の特急かもめで佐賀を目指す。
◆佐賀15:38→16:48西唐津17:01→18:05赤坂 唐津線・筑肥線・地下鉄
唐津線はこの旅行唯一のキハ48。
小城・多久でまとまって乗降があった。
◆赤坂18:51→18:59博多19:07→19:16博多南19:25→19:34博多19:43→20:14鳥栖 地下鉄・博多南線・鹿児島線
博多南線の乗り潰し。
長崎駅で研修生の駅員がおかしなところにスタンプを押してしまったために、その後ずっと駅員に訝しげな目で見られる羽目になっていたが、鳥栖の駅員はすいませんねぇ、と同情の目でつぶやいてくれた。いい人だなぁ。