(只見線編から)
■小出1111→[1733M]→1147長岡1242→[439M]→1308東三条1310→[234M]→1346弥彦
115系電車が縦横無尽に走る新潟を満喫したい、という思いで無謀にも北上する。
長岡からの新潟行きは湘南色だった。
しかしかなりガタが来ていて、揺れが激しい。
さすがの115系ファンの私でも、これに毎日乗っていたら嫌になってしまう。
弥彦線は東三条駅の0番線ホームから発車。なんとなく長野の岡谷駅を思い出した。
この線は三条・燕市内をうねるように走るのでスリリングな感じを受けた。
弥彦に来たからには彌彦神社を訪問しない手はない。
駅から神社へは近くもなく遠くもなくといった距離で、ここで本年初のおみくじを引いた。
途中で吹雪いてきたので、予定より早めに駅へ戻った。
風が吹くと寒さも倍増する。
今流行りの淹れたて100円コーヒーを駅東のサークルKにて購入。
この道中、郡山と会津若松でも買った。手がかじかむこの季節には本当に助かる。
■弥彦1515→[275M]→1524吉田1534→[241M]→1554東三条1559→[442M]→1625長岡
弥彦から帰路につく。
これで新潟県内は飯山線の越後川口~十日町間を残すのみとなった。
ここもだめ押しでと考えていたが、またいつ悪天候になるかわからないのと、楽しみはまた次回に取っておきたいという無責任な感情が芽生えたので次回とする。
次来るときは「越乃Shu*Kura」号で日本酒を嗜みながら、十日町に降り立って新潟県の鉄道完乗を達成したい。
帰りは吉田行きなので途中で乗り換え。
吉田止まりなのは吉田以南が2両で捌き切れないからだろう、と思っていたが、東三条行きに乗る客はあまりいなかった。まだ始業式前だからかもしれないけど。
登山目的のグループ客も弥彦から乗っていたが、みんな新潟行きに流れていってしまったようだ。
吉田駅では一日に何回も上のような写真が撮れる。
こういう汽車旅の雰囲気がむんむん残る新潟でさえも、近く首都圏謹製の車内空間に代わってしまうのは本当に残念である。
まあそれは首都圏民からの発想であるが、新しい車両を投入するのは、地域のイメージを変えようとする意味では、効果があると思う。
※弥彦線の115系(写真の黄色い車両)は、2015年3月14日のダイヤ改正で置き換えられました。
■長岡1632→[1744M]→1832水上1837→[752M]→1939高崎20302049→[3944M通勤快速]→22042246上野
長岡からは水上行きに乗るが、学生でかなり混んでいた。
その学生たちも六日町まででほとんど降り、旅行客が残った。
スキーシーズンなので上越国際スキー場前などで大勢乗ってくるのかなと予想していたが、そのような出で立ちの客は殆どいなかった。
まあびゅうのスキー商品は最近ひどいのが多いので使う客も減っているのだろう。
私も今年2年ぶりにスキーをしようと意気込んでびゅうの日帰りスキーパンフを一読したが、これはと思うプランは一つもなかった。
逆に今まで掲載されていたはずのスキー場がいくつか削除されていた。
当初は越後湯沢で酒風呂に入り、美味いと評判のおにぎりを食べようと思っていたが、万が一上越国境を越えられないとなると取り返しがつかないので次の機会に譲る。
おそらく来年には、群馬県が115系にとって東日本最後の牙城となる。
高崎行きの車内で「Suicaはエリアをまたげないから精算してください」と車掌に言われているおじさんがいた。
上越国境をSuicaで越えてしまう客は少数派だろうが、熱海-函南あたりは毎日のようにこういう人がいると思うと駅員も大変だ。
高崎は大学を出てから1回しかまともに訪れていない。あとは通過ばかり。
ラストランナーの高崎線が桶川付近での人身事故で遅延していた。
今日の行程で一番心配していなかったところが乱れた。
(おわり)