アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

台湾国鉄一周(1)

・入国

紆余曲折あって台湾へ行ってきました。実に7年ぶりの海外です。

本当は12月の初めに「成田→関空」の航空券を先取りしていたんです。中国四国のローカル線紀行の旅立ちをこれにするつもりでした。

しかしその旅を夜行出発に切り替えてしまったので、このチケットが手持無沙汰に。

そこで、せっかくなら海外に行くか、と不埒なことを考え「関空台北」と「関空→成田」の乗車券を新たに買い足したという形です。

そんなわけで4回も飛行機に乗る羽目に……

 

■行程

1/8

成田空港-関西空港-桃園空港-台北

1/9

台北918-1547高雄

1/10

高雄640-934太麻里1202-1232台東1310-1422玉里1443-1655花蓮

1/11

花蓮628-854瑞芳925-952十分1047-1104菁桐1128-1230八堵1255-1335台北1400-1419桃園-桃園空港-関西空港

1/12

関西空港-成田空港

 

関空

 

・ドキドキの南下行

空港に着いた晩、早速「しまった!」と思いました。

携帯電話の通信手段を全く考えていなかったんです。

海外で普通に3Gなどを使っていると一日単位で莫大な通信費がかかってしまうので、Wi-Fiを利用した方がいいのです。この海外旅行の常識を失念していました。

 

旅行中親にまったく連絡しないわけにもいかず、だからと言ってこのままでは帰ってから大変なことになります。

桃園に着いた晩に必死でその対策を調べた結果、台湾国が運営しているWi-Fiサービスであれば旅行客も無料で利用できるという情報を得ました。

早速台北駅の観光センターのようなところでIDとパスワードを発行してもらいました。実際利用できるのは駅周辺など限られていましたが、繋がってさえいればLINEで通話できるので大いに助かりました。

 

空港に着いた翌日、台北駅できっぷを購入。

切符の買い方はある程度予習してきたつもりでしたが、実戦となるとやはり緊張します。

ホントに買えるのか?という状況でしたが、ここでは最近導入されたという「対号列車券売機」に助けられました。対号列車とは優等列車のことで、この機械は簡単に言えばJRの指定席券売機に似ています。窓口の横あたりに置いてありました。

この機械で自強号(日本でいう特急)、莒光号(キョコウ・急行のこと)の切符が簡単に買えます。

まあ指定席券売機に慣れていれば、その他は言葉がわからなくても何となく言わんとすることはわかります。

若干戸惑ったのは日本でいう窓側・通路側がそれぞれ「窗」「走」という文字で書かれていることぐらい。

この機械は台北だけでなく高雄や台東・花蓮にもあり、言葉の壁を気にせず切符を買える大きな武器となりました。

 

早速莒光号に乗車。

台北から高雄までは高鐵(新幹線)や自強号のほうが速いので、普通ならそのいずれかを使います。

ただ初乗車のプレッシャーか、かなりテンパっていて、何となく莒光の切符を買ってしまいました。結果的には景色を堪能できて駅弁も食えてまずまずな道中でした。

最初は台南に寄ろうかと思いましたが、そんな心の余裕はナシ。

なんでこんなに落ち着かないのだろうと思うぐらい、この旅は気持ちに余裕がありませんでした。机上旅行で止めておけばいいものをそのまま実行したからかもしれません。

私は決して強心臓ではないので、一人で海外に来るというのはこんなに孤独なものかと、道中何度も思いました。

 

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台湾は駅弁が盛んに売られていて、「排骨弁当」という鶏肉弁当がほとんどだそうです。

昨晩何も食べなかったので、台湾に入って初めての食事になりました。

日本の味に慣れきった喉がなかなか受け付けなくて、食べるのに大変苦労しました。

 

排骨弁当

 

・高雄にて

 

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6時間かけてたどり着いた高雄は台北と時間の流れが異なる街でした。

ここでゲストハウスに泊まり、夜は宿の人たちと臭臭鍋というものを食べに行くことに。

調子に乗って、鴨の血を固めたという鴨血鍋というメニューを注文。

まだ食事に舌が慣れておらず、かなりしんどい夕食でした。

 

ここではいろいろな武勇伝を聞けました。中にはかなり長期で滞在している人もいて、南端の墾丁までバイクで行ったそうです。凄い人だなぁ。

皆さん口を揃えていたのは、高雄など南の街に慣れてしまうと台北は面白くないということでした。

自分は台北もろくに観光していないから、この町に来るのはまだ早かったかな…。

 

(2014/11/2大幅に追記)