アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

中国・四国ローカル線の旅Ⅱ(1)

今回の旅は、列車に乗ることに対して妥協しない、というのをテーマにいきます。

だから観光地はわずかに回るだけ。本当にただ移動するだけ。いざ乗り鉄の限界に挑む!(笑)

格好つけて第二弾「Ⅱ」とか書いてますが、私自身この地域に18きっぷを携えて行くのが2回目というだけで、それ以上の意味はありません。

 

(※文章はほとんど移動中に書きました。)

 

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東京2310→551大垣609→647金山652→654鶴舞757→800金山802→918米原924→1028京都1107→1143園部1146→1303福知山1305→1435城崎温泉1615→1714浜坂1721→1813鳥取1939→2046若桜2052→2122郡家2143→2159鳥取

 

ムーンライトながら

 

2年ぶりのムーンライトながらに乗る。今シーズンから185系電車に代わった。

まあお世辞にも快適になったとは言いがたい。

座席は前の183系とほとんど同じ。相変わらず足を伸ばせるわけでもなく、ほとんど寝られないのは変わりない。

安いなりの代償といえよう。

 

西へ向かう前に寄りたい喫茶店ラディッシュ」があったので鶴舞へ。

ラディッシュは知る人ぞ知る「あの」ディレクターの実家である。閉店が近いというので行ってみた。

小倉トーストは確かにおいしい。でもすごい量。日常的に甘いものを食べてない人はツラい。

店員さんの話では、店を閉める理由は忙しくてかあちゃんが限界だからだとか。とりあえず来年1月までは営業するけど、その後はわからないということだった。

 

京都から山陰線に初めての乗車。

亀岡駅の北側には、巨大な空き地があった。京都スタジアムなるものを造るんだとか。

京都を出て4時間、ようやく城崎へ着く。

いつまでたっても日本海が見えない。

 

城崎温泉は泉質が良かった。ただ何となく和歌山の白浜と同じ、関西の定番観光地のにおい。3月に来たら、いろんな意味で精神的にダメージを受ける気がする。

 

城崎温泉を過ぎてから、ようやく日本海がちらちらと見え始める。ここも兵庫県なのか…

東浜駅から、鳥取県に入る。

ここで全県訪問を達成。

 

鳥取到着。京都から実に7時間が経っていた。

城崎温泉鳥取間の車窓は風光明媚で、また来たいという気分になった。

鳥取駅では女性の駅員しかいないことにびっくりしつつも(たまたまです)、少し和んだ。

 

鳥取駅

 

宿泊先に荷物を置いて、若桜鉄道乗りつぶしに挑む。

既に19時を回っているので景色に関しては全く期待できないが、つぎ鳥取にいつ来るかわからないし、若桜線もいつまで走るか不明なので決行した。

途中行き違いが長引き少し遅れる。

 

終点若桜ではあまりに時間がなくて、スタンプを押すだけになってしまったのが惜しい。途中駅の人形が不気味で不気味でしょうがなかった。

 

因幡船岡駅