アルプススノー社編集部

移動旅行、ときどき海外

津軽海峡と最北端への旅 [第1日]

■村上5:56→酒田8:18 821D

 

821D

 

新潟で進行方向を勘違いしたのが祟り、クロスシートをとれなかった。

 

酒田駅

 

酒田はおくりびとのロケ地や山居倉庫が有名だが、ほとんど駅から離れているために短時間の観光はできない。

 

駅は最近そば屋が撤退してしまったらしく、食べるところがない。この点で宮城県小牛田駅に似ている。

仕方なくコンビニのおにぎりを朝飯とするが、これが庄内米のおにぎりだった。毎日こんな美味しい米が食べられるなんて幸せだなぁ。

 

■酒田9:38→秋田11:31 541M

 

秋田行

 

秋田までは時折海が見える区間だが、ほとんど寝ていた。

 

■秋田11:51→東能代12:51 1655M

 

秋田駅

 

このまま直行で青森へ向かうと時間がかなり余るので、以前から目をつけていた「あきた白神」という駅の近くにある温泉へ向かう。

 

東能代12:55→あきた白神13:36 223D

 

この岩館行きには5人ぐらいしか乗っていなかった。

五能線のダイヤだけ見ると、リゾートしらかみが全てのような感じがする。

 

ハタハタ館

 

ハタハタ館は道の駅みたいな施設である。

降りたのは私だけだった。この駅は永らくJR東日本の乗降客数ランキングで最下位だったが、最近は10人程度の乗降客がいるらしい。「リゾートしらかみ」で来る客がいるということか。

 

夏の昼間の温泉は陽射しで暑く、湯舟も熱い。二重苦である。

 

あきた白神15:57→東能代16:39 328D

 

東能代17:36発→青森20:00着 679M

 

701系"

 

自分はクロスシートロングシートどちらでも構わない派だが、いかんせんロングシートだと昔からの癖で寝てしまうのでできればクロスシートに乗りたい。

 

奥羽本線ロングシートばかりだが、寝るには申し分ない車両。

新幹線が新青森まで伸びて以降、奥羽線の列車は大館や弘前で細分化される傾向にあるが、こういう列車は旅行者心理としては残してほしい。

 

おさない食堂

 

昨年来たときに休業日だった「おさない食堂」で夕食。

 

■青森21:17発→新青森21:22着 4098M

 

新青森駅

 

時間があるのでネットカフェで小休憩。

既に携帯の電池が底をつきかけていた。2人以上の旅行ならこんなことはまずあり得ないのだが。

 

 

ここから歩いて青森港まで行き、フェリーで夜を明かす。

牛を満載したトラックとすれ違う。北海道はもう近い。

いよいよ第一部・青函編のスタートである。